トップ >  九州・沖縄 > 沖縄 > 沖縄本島・慶良間諸島 > 沖縄西海岸 > 

やちむんの里で器探しをするならこちら!読谷の工房やギャラリーを訪れよう

エディターズ

更新日: 2024年4月16日

やちむんの里で器探しをするならこちら!読谷の工房やギャラリーを訪れよう

素朴で温かな島の焼物、やちむん。
日々の暮らしに彩りを添え、心和む時間を与えてくれる器やマグカップを探しに、おでかけしてみませんか?
のどかな風景が広がり穏やかな時間が流れる読谷村にある「やちむんの里」には、迫力の登り窯をはじめ工房やショップが点在しています。
やちむんの歴史に触れながら、お気に入りの器との出会いを求めて、里内をゆっくりと散策しましょう。

【読谷】やちむんの里について知ろう

やちむんの里を象徴する大きな登り窯や共同売店をはじめ、独立し営業する19の工房が建ち並び、各工房では壺屋焼や読谷山焼などの技法を継ぐ、さまざまなやちむんが作陶されています。沖縄の暮らしのなかで愛用される素朴なやちむんは、近年、国内はもちろん海外からも広く注目を集めています。

やちむんの里のめぐり方

※拡大できます

①1~2時間で里内をめぐる

ショップを2、3軒めぐるなら1時間ほど。里内をゆっくり見て楽しむなら2時間は必要。

②午前中の時間がおすすめ

午前中は比較的空いていて狙い目。午前9時オープンのショップもある。

③里内は車移動もOK

入口近くに駐車場があるほかショップ付近にも駐車可能。里内では歩行者に気をつけながら徐行運転を心がけて。

「やちむん」とは

沖縄の言葉で「焼物」のことで、琉球王国の時代から人々の暮らしに深く根づいた歴史ある工芸品。近年は伝統的なものから独創的なものまでバラエティに富んだ作品が作られていて、旅行のおみやげとしても人気。

「登り窯」とは

陶磁器を焼成する窯の名称。傾斜地を利用して階段状にいくつもの窯室が連なり、下の窯に火をつけると上の窯へと炎が上がる構造になっている。薪を燃やして一気に焚き上げる窯焚きの作業は圧巻である。

【読谷】やちむんの里について知ろう

青空に映える赤瓦屋根の巨大な登り窯

やちむんの里

住所
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
交通
那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
施設により異なる
休業日
施設により異なる
料金
施設により異なる

【読谷×やちむんの里】ギャラリーうつわ家

壺屋焼を継ぐ味わいのある器

読谷壺屋焼窯元・島袋常秀さんのギャラリー。壺屋焼の伝統紋様を大切にしつつ独自にアレンジした作風で、現代の暮らしになじむ温かみのある作品が人気を集める。

【読谷×やちむんの里】ギャラリーうつわ家

5寸皿重ね焼 1650円
菊唐草の紋様が目をひく

【読谷×やちむんの里】ギャラリーうつわ家

チューカー 1万5400円
深い青色に呉須蝋抜きの紋様が鈴のよう

【読谷×やちむんの里】ギャラリーうつわ家

ミニタラフー 各3300円
さまざまな用途で活躍しそうな蓋付きの器

【読谷×やちむんの里】ギャラリーうつわ家

赤絵醤油差し 5390円
伝統的な赤絵が鮮やかな醤油差し。受け皿付き

【読谷×やちむんの里】ギャラリーうつわ家

ギャラリーうつわ家

住所
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2748やちむんの里内
交通
那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩10分

【読谷×やちむんの里】陶芸工房ふじ

いきいきとした魅力ある作風

人間国宝の祖父・金城次郎氏の技法を継承しつつ、女性らしい華やかな作風が魅力。伝統の魚紋をはじめウミガメやクジラなど海の生き物をモチーフとした作品にも注目。

【読谷×やちむんの里】陶芸工房ふじ

7寸皿 5500円
中央に描かれたウミガメがかわいい

【読谷×やちむんの里】陶芸工房ふじ

正角皿 3500円
赤絵の菊紋が鮮やか

【読谷×やちむんの里】陶芸工房ふじ

香合 3300円
お香を収納するふた付き容器。魚紋がかわいい

【読谷×やちむんの里】陶芸工房ふじ

4寸マカイ 3000円
ふだん使いにぴったりの茶碗

【読谷×やちむんの里】陶芸工房ふじ

陶芸工房ふじ

住所
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2677-1
交通
那覇バスターミナルから琉球バスまたは沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~18:00(閉店)
休業日
無休
料金
陶コップ=1800円/小皿=1300円/7寸皿=3600円/

【読谷×やちむんの里】横田屋窯

渋さが味わい深く美しい色彩

里はずれにある工房の軒先に置かれたやちむんは、深く美しい色彩とおおらかな絵付け、ぬくもりのある風合いが魅力。伝統的でありながらも独創性を感じる作品を作る注目の窯元。

【読谷×やちむんの里】横田屋窯

マグカップ 2860円
やや大きめで持ちやすい

【読谷×やちむんの里】横田屋窯

3寸皿 940円
緑と飴色の三彩点打の豆皿

【読谷×やちむんの里】横田屋窯

横田屋窯

住所
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2651-1
交通
那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
9:00~18:00(閉店)
休業日
日曜
料金
皿=3240円/

【読谷×やちむんの里】読谷山焼 北窯売店

個性あふれる4つの人気窯元

北窯の松田共司さん、松田米司さん、宮城正享さん、與那原正守さんが手がけた器を共同販売する。4人4様の個性あふれるやちむんは、作家別に見比べてみるのも楽しい。

【読谷×やちむんの里】読谷山焼 北窯売店

4寸マカイ(松田米司さん)各1716円
種類も豊富な愛らしい碗

【読谷×やちむんの里】読谷山焼 北窯売店

8寸皿(與那原正守さん)7700円
ペルシャブルーの色合いが上品

【読谷×やちむんの里】読谷山焼 北窯売店

チーズ入れ(與那原正守さん)2750円
個性的な形で使い方もいろいろ

【読谷×やちむんの里】読谷山焼 北窯売店

読谷山焼北窯売店

住所
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1やちむんの里内
交通
那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
9:30~13:00、14:00~17:30(閉店)
休業日
不定休(盆時期休、12月31日~翌1月3日休)
料金
フリーカップ=1650円/マグカップ=1870円/長角皿=1650円/マカイ5寸=1980円/4.5寸=1650円/蓋物=2200円/カラカラ=2750円/お猪口=440円/

やちむんの里の作品を扱うセレクトショップも要チェック!

読谷村で工房を構える陶工のやちむんを多く取り扱うセレクトショップ。人気が高まる若手作家の器にも注目です。

【やちむんの里×セレクトショップ】うつわ処 IRODORI

読谷村で活動する工房を中心に県内で作陶された器を販売。伝統的なものから目新しいものまでバラエティに富んだやちむんを取り扱う。

【やちむんの里×セレクトショップ】うつわ処 IRODORI

眞正陶房(安里貴美枝さん)スープカップ

【やちむんの里×セレクトショップ】うつわ処 IRODORI

nagaremo(森本美晴さん)フリーカップ

【やちむんの里×セレクトショップ】うつわ処 IRODORI

工房 双子堂(折尾あやさん)色絵付けフリーカップ 

【やちむんの里×セレクトショップ】うつわ処 IRODORI

読谷村の住宅街にある店には所狭しとたくさんの器が並ぶ

九州・沖縄の新着記事

記事の一覧を見る

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】エディターズ

SNS

    岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
    旅好きな全スタッフがさまざまなアンテナを張りめぐらして情報を収集・編集し、「思わず旅に出たくなる」記事をお届けしていきます。