
更新日: 2025年3月21日
やちむんの里で器探しをするならこちら!読谷の工房やギャラリーを訪れよう
素朴で温かな島の焼物、やちむん。
日々の暮らしに彩りを添え、心和む時間を与えてくれる器やマグカップを探しに、おでかけしてみませんか?
のどかな風景が広がり穏やかな時間が流れる読谷村にある「やちむんの里」には、迫力の登り窯をはじめ工房やショップが点在しています。
やちむんの歴史に触れながら、お気に入りの器との出会いを求めて、里内をゆっくりと散策しましょう。
目次
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【読谷】やちむんの里について知ろう
やちむんの里を象徴する大きな登り窯や共同売店をはじめ、独立し営業する19の工房が建ち並び、各工房では壺屋焼や読谷山焼などの技法を継ぐ、さまざまなやちむんが作陶されています。沖縄の暮らしのなかで愛用される素朴なやちむんは、近年、国内はもちろん海外からも広く注目を集めています。
やちむんの里のめぐり方
①1~2時間で里内をめぐる
ショップを2、3軒めぐるなら1時間ほど。里内をゆっくり見て楽しむなら2時間は必要。
②午前中の時間がおすすめ
午前中は比較的空いていて狙い目。午前9時オープンのショップもある。
③里内は車移動もOK
入口近くに駐車場があるほかショップ付近にも駐車可能。里内では歩行者に気をつけながら徐行運転を心がけて。
「やちむん」とは
沖縄の言葉で「焼物」のことで、琉球王国の時代から人々の暮らしに深く根づいた歴史ある工芸品。近年は伝統的なものから独創的なものまでバラエティに富んだ作品が作られていて、旅行のおみやげとしても人気。
「登り窯」とは
陶磁器を焼成する窯の名称。傾斜地を利用して階段状にいくつもの窯室が連なり、下の窯に火をつけると上の窯へと炎が上がる構造になっている。薪を燃やして一気に焚き上げる窯焚きの作業は圧巻である。
青空に映える赤瓦屋根の巨大な登り窯
やちむんの里
- 住所
- 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
- 交通
- 那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 施設により異なる
- 休業日
- 施設により異なる
- 料金
- 施設により異なる
壺屋焼を継ぐ味わいのある器「ギャラリーうつわ家」
読谷壺屋焼窯元・島袋常秀さんのギャラリー。壺屋焼の伝統紋様を大切にしつつ独自にアレンジした作風で、現代の暮らしになじむ温かみのある作品が人気を集める。
5寸皿重ね焼 1870円
菊唐草の紋様が目をひく
チューカー 1万5400円
深い青色に呉須蝋抜きの紋様が鈴のよう
ミニタラフー 各3300円
さまざまな用途で活躍しそうな蓋付きの器
赤絵醤油差し
伝統的な赤絵が鮮やかな醤油差し。受け皿付き
ギャラリーうつわ家
- 住所
- 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2748やちむんの里内
- 交通
- 那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩10分
いきいきとした魅力ある作風「陶芸工房ふじ」
人間国宝の祖父・金城次郎氏の技法を継承しつつ、女性らしい華やかな作風が魅力。伝統の魚紋をはじめウミガメやクジラなど海の生き物をモチーフとした作品にも注目。
7寸皿 5500円
中央に描かれたウミガメがかわいい
正角皿 3500円
赤絵の菊紋が鮮やか
香合
お香を収納するふた付き容器。魚紋がかわいい
4寸マカイ 3300円
ふだん使いにぴったりの茶碗
陶芸工房ふじ
- 住所
- 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2677-1
- 交通
- 那覇バスターミナルから琉球バスまたは沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 陶コップ=1800円/小皿=1300円/7寸皿=3600円/
渋さが味わい深く美しい色彩「横田屋窯」
里はずれにある工房の軒先に置かれたやちむんは、深く美しい色彩とおおらかな絵付け、ぬくもりのある風合いが魅力。伝統的でありながらも独創性を感じる作品を作る注目の窯元。
マグカップ 2860円
やや大きめで持ちやすい
3寸皿 940円
緑と飴色の三彩点打の豆皿
横田屋窯
- 住所
- 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2651-1
- 交通
- 那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉店)
- 休業日
- 日曜
- 料金
- 皿=3240円/
個性あふれる4つの人気窯元「読谷山焼 北窯売店」
北窯の松田共司さん、松田米司さん、宮城正享さん、與那原正守さんが手がけた器を共同販売する。4人4様の個性あふれるやちむんは、作家別に見比べてみるのも楽しい。
4寸マカイ(松田米司さん)各1900円
種類も豊富な愛らしい碗
8寸皿(與那原正守さん)9000円
ペルシャブルーの色合いが上品
チーズ入れ(與那原正守さん)3000円
個性的な形で使い方もいろいろ
読谷山焼北窯売店
- 住所
- 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1やちむんの里内
- 交通
- 那覇バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線読谷バスターミナル行きで1時間15分、親志下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~13:00、14:00~17:30(閉店)
- 休業日
- 不定休(盆時期休、12月31日~翌1月3日休)
- 料金
- フリーカップ=1650円/マグカップ=1870円/長角皿=1650円/マカイ5寸=1980円/4.5寸=1650円/蓋物=2200円/カラカラ=2750円/お猪口=440円/
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】エディターズ
SNS
岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
旅好きな全スタッフがさまざまなアンテナを張りめぐらして情報を収集・編集し、「思わず旅に出たくなる」記事をお届けしていきます。