上野公園で科学とアート＆自然を満喫できる4時間の観光プラン

江戸時代に寛永寺の境内だった場所が、明治初期に広大な公園地として整備され上野恩賜公園に。園内には博物館や美術館、動物園、寺社が集まっており、科学と芸術、自然と歴史などを体感できるエリアとして人気を集めている。ル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館は、世界文化遺産に登録されて以来、さらに観光客でにぎわっている。都内屈指の桜の名所としても有名で、春先には約８００本の桜が美しく咲き誇る。国立科学博物館から出発し、東京都美術館や不忍池辯天堂など文化と歴史に触れるコースを満喫しよう。

国立で最大級の総合科学博物館。「科博」の愛称で親しまれ、恐竜骨格標本や動物のはく製など、ダイナミックな展示で人気を集める。大型映像や体験型展示もあり、大人も子どもも楽しめる大満足の内容。

日本と東洋の美術、考古を中心に展示する博物館。重要文化財の本館や表慶館のほか、平成館、東洋館など、6館からなる。

大正15（1926）年に開館した美術館。「アートへの入口」として多彩な展覧会を開催する。館内にはレストランやミュージアムショップがあり、美術鑑賞後の余韻も楽しめる。

イチョウやクスノキ、ケヤキや桜などの樹木が豊富な、広大な公園。園内には見どころが点在している。

不忍池の中央にあるお堂。谷中七福神のひとつで、辯才天を祭っている。諸芸発達の功徳があるほか、財運の仏様として、9月の「巳成金大祭（みなるかねたいさい）」では多くの人の信仰を集めている。