トップ >  東海・北陸 > 岐阜・飛騨 > 飛騨・白川郷 > 高山 > 飛騨の里通り > 

【飛騨の里】集落まるごと、のんびり過ごせるスポット!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年8月21日

【飛騨の里】集落まるごと、のんびり過ごせるスポット!

古くから続く飛騨の暮らしにふれられる「飛騨の里」。集落をそのまま野外博物館にしているこのスポットは、のんびりと楽しみながら飛騨の文化を知ることができる。

飛騨の里通りの旅行を予約

楽天トラベル 人気ホテルピックアップ

飛騨高山温泉 高山グリーンホテル

高山・飛騨
好評!地産地消「高山ブッフェ」◆自家源泉「天領の湯」で温泉満喫!
4.58
[最安料金]11,000円〜

飛騨花里の湯 高山桜庵(共立リゾート)

高山・飛騨
高山駅徒歩5分・市街最高層に天然温泉大浴場&サウナ有◎
4.24
[最安料金]10,945円〜

飛騨高山温泉 ひだホテルプラザ

高山・飛騨
自家泉の天然温泉『飛天の湯』は、天望大浴場や併設の露天風呂、畳敷きの大浴場でお楽しみ頂けます!
4.53
[最安料金]12,650円〜

ホテルアソシア高山リゾート

高山・飛騨
雄大な北アルプスを望む露天風呂。ゆったりした客室。最上のリラクセーションで皆様をお迎えいたします。
4.06
[最安料金]10,032円〜

飛騨高山 本陣平野屋 別館

高山・飛騨
古い町並・陣屋前朝市まで徒歩1分!2023年3月、個室食事処『祭ばやし』オープン!
4.85
[最安料金]17,787円〜

高山龍神温泉 自家源泉100%かけ流し 龍リゾート&スパ

高山・飛騨
≪PH9.1★奇跡の美肌の湯≫加水・循環・消毒薬一切無し!美食と天然温泉に癒される魅惑のリゾート♪
4.21
[最安料金]17,050円〜

飛騨高山温泉 宝生閣

高山・飛騨
朝市や古い町並みまで徒歩圏内!カップル・女性に人気の和の宿
4.52
[最安料金]15,950円〜

飛騨高山温泉 飛騨の里 旅館 むら山

高山・飛騨
全プラン使える!割引クーポン発行☆【貸切温泉無料】個室食プランあり♪駐車場無料&駐輪OK!
4.67
[最安料金]11,000円〜

飛騨高山温泉 旅館あすなろ

高山・飛騨
越後の豪農の館を移築・復元した和風旅館・飛騨牛肉と飛騨の郷土料理が自慢の宿です。全室禁煙です
4.33
[最安料金]14,300円〜
もっと見る

無数にある格安航空券をすばやく一括検索

リンク先での売上の一部が当サイトに還元される場合があります。

飛騨の里

国の重要文化財を含む飛騨地方の特色ある民家約30棟を、約4万坪の敷地に移築した野外集落博物館。この地域特有の暮らしや、飛騨に伝わる季節行事、農山村の日常などを再現している。季節によってさまざまな表情を見せてくれる自然も魅力のひとつ。

飛騨の里はこんな施設

見て、実感できる飛騨の個性を満喫できる場所です。
飛騨地方ならではの伝統的な茅葺き、榑葺きの建築物をゆっくり見学できる施設です。建物の中にはさまざまな資料が展示されていたり、地元の季節行事を再現したり、古き良き時代の農村を肌で感じていただける施設として整えています。

飛騨ならではの実演もあります。
季節や日によっては、昔からの方法で工芸品を作っていたり、車田で田植えや収穫をしていたりする様子が見られます。

季節によっては特別な光景です。
紅葉の秋や雪が積もる冬には、夜間のライトアップを行なう日があります。幻想的な光景はこの時期、この時間帯だけの素敵な思い出になりますよ。

*紅葉シーズンの金~日曜、祝日、雪深くなる12月のクリスマス期間中と1月上旬〜2月末は、夜間(17:30~21:00)にライトアップする(入館料300円)

飛騨の里はこんな施設
飛騨の里はこんな施設

飛騨の里

住所
岐阜県高山市上岡本町1丁目590
交通
JR高山本線高山駅から濃飛バス高山市内線さるぼぼバスで9分、飛騨の里下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00(閉館)
休業日
無休
料金
入館料=大人700円、小・中学生200円/(障がい者手帳持参で本人のみ入館料無料)

飛騨の里、古民家の特色

知ってから行くと、もっと楽しい
飛騨の里にある建築物には、それぞれ個性があり、地域の風土に合わせた工夫がある。

異なる建築方法

飛騨地方と一言でいっても、豪雪地帯にあたる北部と、それほど雪の多くない中部とでは、異なる建築方法が使われていた。北部で採用された茅葺きの屋根は急勾配が特徴で、雪の重さを分散させることがおもな理由。中部の屋根は榑葺きと呼ばれるもので、当時の農家にとって瓦は高価だったため、豊富な木材を使いこなした。

茅葺き

旧富田家
飛騨地方と越中(今の富山県)をつなぐ街道沿いから移築された江戸時代後期の建物。乾燥させた茅(かや)を屋根に使用する茅葺きの屋根が特徴的で、雨漏りを避け、雪の重みを分散させるために急勾配がつけられている。内部の囲炉裏などによって、茅が燻されて丈夫になる。

茅葺き

榑葺き

旧中藪家
木材を薄く剥ぐようにして作った榑(くれ)材を積み重ねた、榑葺きの屋根で建てられた江戸時代中期の民家。木材の仕入れに不自由しない農村部で多く見られた。当時の生活は、床板を貼らない土間を中心に行われていたため、この建物でもその特徴が見られる。

榑葺き

豪雪地帯ならではの工夫

雪が多く積もる地域では、その重みにどう耐えるかが課題となる。そのため、補強の役割で設けられた梁や柱が採用されている。現代ほど技術の発達していない時代ならではの、自然の木材をじょうずに使ったアイデアが盛り込まれている。

チョウナ梁

曲がって育った木をそのまま木材として使い、屋根の重みを柱に逃がすためのチョウナ梁。チョウナとは手斧のこと

チョウナ梁

ムカイ柱

ムカイ柱はクリの股木を使った柱で、家の隅に設置される。別名が「ノゾキ柱」

ムカイ柱

昔の生活道具

建物内部には当時の道具が展示される。写真は織物を作るための織機

昔の生活道具

養蚕の作業場

合掌造りの家には屋根裏部屋が多く、おもに養蚕の作業場として使われていた

養蚕の作業場

〜飛騨の里 みどころガイド〜

旧田口家

飛騨スタイルの豪華な名家
南飛騨にあった江戸時代中期の建物を移築したもの。代々名主を務めた大きな農家が住んだ。寄り合いなどの会場として使われており、広い板の間があり、部屋が多い。さらに隠し部屋まである。

旧田口家

大人数の集まりに対応できるよう、囲炉裏が3つ備わっている

旧田口家

L字型の大きな縁側がある

旧若山家

1797(寛政9)年の建物で、ダム建築を機会に高山市へ移築された。代表的な合掌造りの構造で、近年の改修箇所が少なく良質な状態を維持していることもあって、国指定重要文化財に指定されている。【国指定重要文化財】

旧若山家
旧若山家

かつて名士の家族が住んでいたため内部も立派な造り。兄弟、使用人家族を含む大人数で暮らしていた

旧若山家

屋根の修理や葺き替えに使用した道具も展示される

旧新井家

江戸時代後期に建てられた、飛騨の里では比較的新しい榑葺きの建物。雪深い旧清見村から移築された。

旧新井家

ゆるやかな屋根は雪下ろしのしやすさを考慮したもの

旧中藪家

生活環境もわかる
高山市の周辺に住んでいた平均的な農民の暮らしが残る建物。「タタキ」と呼ばれる土間は作業場として使われた。

旧中藪家

作業場として理想的な土間

旧中藪家

車輪を描くような形の珍しい水田「車田」では、今でも餅米を育てている

工芸集落

見学して購入もOK 職人の見事な技
一位一刀彫(不定期)など、伝統工芸品を作る様子が見学できる。なお、季節や曜日によっては他の建物でもさまざまな実演が行なわれている。

工芸集落

工芸集落には職人が実際に住んでいる建物もある

旧八月一日家と鐘撞堂

ゴーン♪もできる 鐘つき体験
かつて旧大野郡荘川村にあった、西願寺の住職たちが住んでいた建物で、江戸時代末期のもの。かつて本堂と廊下でつながっていたため、その名残の戸が残っている。鐘撞堂は撞くこともできるが、うまく撞くのは意外と難しい。

旧八月一日家と鐘撞堂

山間部ならでは、運搬作業に活躍したソリも展示

旧八月一日家と鐘撞堂

寄贈された鐘堂に、寄付金によって製作した釣り鐘が備わる

1 2

岐阜・飛騨の新着記事

1 / 7
記事の一覧を見る

まっぷる北陸・金沢’25

まっぷる北陸・金沢’25

北陸新幹線が福井県へ延伸。北陸旅は海鮮グルメを食べて、絶景を見る!初めての北陸でも安心なモデルプランも紹介!

まっぷる岐阜 飛騨高山・白川郷

まっぷる岐阜 飛騨高山・白川郷

話題の絶景スポットを巻頭クローズアップ!名所や温泉のほか名物グルメに人気みやげまで、今行きたい岐阜の魅力が満載の旅行ガイド。

まっぷる飛騨高山 白川郷・下呂温泉’26

まっぷる飛騨高山 白川郷・下呂温泉’26

高山、白川郷、奥飛騨温泉郷、新穂高ロープウェイ、下呂温泉が充実!付録「高山古い町並&白川郷さんぽMAP」付き

リンク先での売上の一部が当サイトに
還元される場合があります。

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

エリア

ジャンル

季節

シチュエーション

  • ファミリー
  • カップル
  • シニア
  • 女子旅
  • ひとり旅