目次
- 金沢21世紀美術館ってこんなところ!
- 【金沢21世紀美術館】賢く鑑賞するためのコツ
- 【金沢21世紀美術館】館内の見どころ
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】スイミング・プール
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】緑の橋
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】L’Origine du monde
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】あなたは自分を再生する
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】まる
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】ラッピング
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】ブルー・プラネット・スカイ
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】雲を測る男
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】カラー・アクティヴィティ・ハウス
- 【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3
- 【金沢21世紀美術館】“まるびぃ”をもっと楽しむための便利空間
- 【金沢21世紀美術館】作品だけじゃない! 隠されたアートを探せ
- 【金沢21世紀美術館】Night Museum 昼間とは全く異なる美しさ
- 【金沢21世紀美術館】ミュージアムショップ&レストラン
- 【金沢21世紀美術館】ミュージアムショップ
- 【金沢21世紀美術館】フュージョン21
- 【金沢21世紀美術館】金沢駅からのアクセス
- 【金沢21世紀美術館】周辺のおすすめアートスポット
- 【金沢21世紀美術館周辺×アートスポット】鈴木大拙館
- 【金沢21世紀美術館周辺×アートスポット】石川県立美術館
- 【金沢21世紀美術館周辺×アートスポット】石川県立歴史博物館
- 【金沢21世紀美術館周辺×アートスポット】金沢市立中村記念美術館
- 【金沢21世紀美術館周辺×アートスポット】金沢能楽美術館
- 【金沢21世紀美術館周辺】<アート鑑賞後に立ち寄りたい!>21美周辺の素敵Cafe
【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】まる
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キュートな球体は“まるびぃ”の新シンボル
開館10周年を記念し2016年に設置されたオブジェ。美術館の設計を担当した建築家ユニット・SANAAが手がけた。幅6.4m、奥行6.6mの不思議な物体はステンレス製の球体が十数個集まって球になる構造。鏡のような球体の表面には周りの景色や見学者を映し出して、空間を演出し、美術館の新たなシンボルとして人気だ。
SANAA/2016年制作
作者のプロフィール
1956年生まれの妹島和世と1966年生まれの西沢立衛による建築家ユニット。熊野古道なかへち美術館、ルーヴルランス(仏)、ニューミュージアム(米国)など、多くの美術館建築を手がけている。
【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】ラッピング
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複雑でも軽やかなカタチ
内部から外部に向かって6つの突起がさまざまな方向へと押し出されたかのような複雑な形をしたパビリオン。3つの突起の先端が地面と接し、全体を支えながら入り口として機能し、子どもが中に入って遊ぶこともできる。パイプとメッシュを用いて透過性を持たせることで、大きさを感じさせず軽やかな印象を与えている。
LAR/フェルナンド・ロメロ/2005年制作
作者のプロフィール
1971年メキシコ・メキシコシティ生まれの建築家。建築の実践において新たな方向性を目指し、文化的、商業的、居住スペースなど、さまざまなプロジェクトを進めている。
【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】ブルー・プラネット・スカイ
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光の変化が作品そのもの
部屋に入ると、天井中央部分の正方形に切り取られた空へと自然に視線が向かう。壁や床には余計な装飾は一切なく、切り取られた空がまるで1枚の絵画のように感じられる。冬は雪、夏は灼熱の日差し、季節や時間帯によって空はいろいろな表情を見せる。作者の「光をどのように感じるか」という問いかけが込められた作品。
ジェームズ・タレル/2004年制作
作者のプロフィール
1943年アメリカ・ロサンジェルス生まれ。NASA研究所勤務を経て、作家活動に。光を体験するさまざまな空間を提示することで、知覚の本質を問いかける探求を続けている。
【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】雲を測る男
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実話をもとにした米映画から着想
独房で鳥類学者となった実在の人物を描いたアメリカ映画『終身犯』に着想を得たブロンズ像のアート。長年にわたって自由を奪われた主人公が、映画のラストで「今後は何をして過ごすのか」と問われ、「雲でも測って過ごすさ」と答えたのに由来している。作家が兄の死を思い制作したという背景もある。
ヤン・ファーブル/1998年制作
作者のプロフィール
1958年ベルギー・アントワープ生まれ。動物の死骸や剥製を取り入れた彫刻、また、血や塩を用いたパフォーマンスなど、生と死についての探求を一貫した制作テーマにしている。
【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】カラー・アクティヴィティ・ハウス
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三原色がつくり出す無限の広がり
色の三原色、シアン、マゼンタ、イエローの半円形をしたガラスでできたハウスには、無限の“色”の世界が広がる。渦巻き状の作品の中心部に向かって歩いて行くと、ガラスの重なりや日の差し込む方向によって、さまざまな色に変化する。ガラスに反射する広場を行き交う人々の様子も、見慣れた街に新しい光景を生み出している。
オラファー・エリアソン/2010年制作
作者のプロフィール
1967年デンマーク・コペンハーゲン生まれ。自然界におけるさまざまな現象―光、影、色、霧、風、波などを作品に取り込み、鑑賞者の感覚や認知を揺り動かす作品で知られる。
【金沢21世紀美術館×館内の見どころ】アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3
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誰!?かとつながる体験型アート
美術館の芝生にはラッパ状の不思議な作品が並んでいる。ドイツ語の作品タイトルの意味は「音のフィールド」。全部で12個あり2組が地中を通して管でつながっている仕組み。つながっている管は伝声管の役割を果たし、糸電話のように離れた場所の見知らぬ人と会話することができる。あなたを呼ぶ声が聞こえてくるかも!?
フロリアン・クラール/2004年制作
作者のプロフィール
1968年ドイツ・シュトゥットガルト生まれ。神奈川県藤沢市在住。1990 年代半ばより来日し、音を利用した立体作品や、波のデジタル解析データをもとにした作品を制作している。
【金沢21世紀美術館】“まるびぃ”をもっと楽しむための便利空間
生後3か月からOKの託児室
小さい子どもがいる方も託児室があるので安心して見学できる。生後3か月から未就学児までを預かってくれる。(予約制。1名1時間500円〜。TEL.076-220-2815)
誰でも使用できるアートライブラリー
美術をはじめ、建築やファッション、音楽、デザイン、ダンス、写真、映画関連といった書籍・資料を豊富にそろえ、ゆっくりできる図書スペース。映像作品の鑑賞もできる。
無料のコインロッカーは4か所
荷物がいっぱいという方に便利なコインロッカーを館内3か所に設置。100円の使用料は後で返却される。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるマガジン編集部
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