更新日: 2024年4月4日
金沢【ひがし茶屋街】お茶屋見学! おもてなしの心を体感♪
金沢のひがし茶屋街には、一般に公開しているお茶屋や茶屋建築があります。
知られざる雅な世界で、おもてなしのこころを体験してみましょう!
【ひがし茶屋街】お茶屋ってなに?
芸妓が踊りや三味線、太鼓などによる音曲を披露し、客をもてなす一見さんお断りの遊興の場。江戸時代は裕福な商人や町衆の社交の場で、武士の出入りは禁止となっていた。芸の披露の後、少し酔いがまわると、ゲームスタイルのお座敷遊びも楽しんだ。
【ひがし茶屋街×お茶屋】お茶屋美術館
もっと詳しく知るならここへ
建物は1820(文政3)年に建てられた当時のままのたたずまいを残し、芸妓をあでやかに彩る櫛やかんざし、蒔絵を施した道具類も展示。優美な茶屋文化に触れられる。
お茶屋美術館(旧中や)
- 住所
- 石川県金沢市東山1丁目13-7
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由東部車庫行きバスで10分、橋場町下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 木曜(GW・盆時期・年末年始は営業)
- 料金
- 大人500円、小・中学生300円(「志摩」と両方を訪れる場合、片方の見学料は100円引、障がい者手帳持参で50円引)
【ひがし茶屋街×お茶屋見学】金沢ひがし茶屋街 懐華樓
現代アートが溶け込む異色のお茶屋さん
1820(文政3)年築の金沢で一番大きな茶屋建築。畳まで紅色で統一した座敷や金箔畳の茶室、全面漆塗りの階段など華やかな装飾が非日常の世界に誘う。襖絵など現代アート作家とのコラボレーションも優美な空間を演出している。
金沢ひがし茶屋街 懐華樓
- 住所
- 石川県金沢市東山1丁目14-8
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由東部車庫行きバスで10分、橋場町下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館、時期により異なる)
- 休業日
- 火曜(時期により変動あり)
- 料金
- 入場料=750円/黄金くずきり=1400円/(喫茶のみ利用は入館無料、入館、喫茶両方利用は割引あり)
【ひがし茶屋街×お茶屋見学】国指定重要文化財 志摩
茶屋街誕生当時の姿を今に伝える
ひがし茶屋街が誕生した1820(文政3)年に建てられたお茶屋で、国の重要文化財。旦那衆が遊びを楽しんだ座敷、四季折々の表情を見せる坪庭、吹き抜けの階段などが当時のままに残されている。
国指定重要文化財 志摩
- 住所
- 石川県金沢市東山1丁目13-21
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由東部車庫行きバスで10分、橋場町下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:30(閉館)、12~翌2月は~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入場料(見学のみ)=500円/抹茶(入場料別途)=800円(生菓子付)、600円(干菓子付)/(障がい者手帳持参で50円引)
【ひがし茶屋街】伝統文化を体験
【ひがし茶屋街×伝統文化】雀
4才からひがし茶屋街で育ち、踊りの名手としてお座敷で活躍したふみさんが花街の文化を伝えるため、60年間磨いてきた芸を披露する。要予約。
雀
- 住所
- 石川県金沢市東山1丁目15-7
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由東部車庫行きバスで10分、橋場町下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 13:00~18:00
- 休業日
- 不定休
- 料金
- お座敷体験(2曲、所要時間約1時間、3日前までに要予約)=5000円/
【ひがし茶屋街×伝統文化】福嶋三絃店
藩政末期の創業で、原木から手作業で三味線を作る北陸唯一の専門店。手ほどきを受けながら「さくらさくら」に挑戦する三味線体験ができる。
福嶋三絃店
- 住所
- 石川県金沢市観音町1丁目1-6
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由東部車庫行きバスで10分、橋場町下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉店)
- 休業日
- 日曜、祝日、第2・4土曜(GW休、盆時期休、年末年始休)
- 料金
- 三味線弾き(抹茶菓子付き)=500円/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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