更新日: 2024年8月21日
【十勝・帯広】早わかり!エリア&基本情報をチェック!
広大な耕地を持つ十勝地方は全国屈指の穀物生産地帯。小麦や砂糖、小豆に乳製品と、豊富な食材を生かした銘菓も豊富だ。
主要エリアのアクセス
【とかち帯広空港】
↓ 十勝バス38分1000円
帯広駅
【とかち帯広空港】
↓ 道道109号・国道236号経由約26km
帯広駅
エリアのお楽しみ
グルメ
食材の宝庫・十勝ならではの豪快な料理がいっぱい!
牧場直送の野菜や肉を使ったファームレストラン、地元市民にも愛され続ける帯広名物・豚丼など、地元の食材を豊富に使ったご当地グルメがめじろ押し。
おみやげ
十勝の恵みが詰まった加工品が豊富
お菓子の素材のほとんどを生産する十勝。全国的に有名なお菓子メーカー「六花亭」や「柳月」がその筆頭。新鮮な生乳を使ったチーズやジャムなどの乳製品も人気だ。
見どころ
庭園や廃線跡など観光スポットが広範囲に点在
8つの観光庭園を結ぶ広域観光ルート・「北海道ガーデン街道」や「タウシュベツ川橋梁」をはじめとする廃線跡見学などの見どころは帯広周辺の町村に点在。帯広市内ならばんえい十勝がおすすめだ。
遊ぶ
十勝の野菜を知りながら畑を楽しむツアー
とうもろこしや小麦、じゃがいも畑での収穫体験や、その畑の中で採れたての食材を使った料理を楽しむ農場ピクニック。子ども大人も楽しめることで人気だ。
トラベルカレンダー
十勝は北海道内でも比較的晴天率の高い地域。田園風景を堪能できるのは、緑が美しい初夏から秋にかけて。ガーデンの花が最も美しく見られるのもこの時季だ。
第46回 十勝川イカダ下り
期間 7月8日
会場 十勝川中流部
問い合わせ 090-5950-5030(十勝川イカダ下り実行委員会事務局)
勝毎花火大会
期間 8月13日(雨天順延)
十勝川河川敷特設会場
問い合わせ 0155-22-7555(勝毎光風社)
勝毎花火大会
- 住所
- 北海道帯広市十勝川河川敷特設会場 十勝大橋下流400m付近
- 交通
- JR根室本線帯広駅から徒歩20分
- 営業期間
- 8月中旬の日曜
- 営業時間
- 19:30~21:00
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 一部有料席あり(要問合せ)
しんとく新そば祭り
期間 9月下旬
会場 新得町保健福祉センターなごみ前駐車場
問い合わせ 0156-64-0522(しんとく新そば祭り実行委員会)
第45回池田町秋のワイン祭り
期間 10月7日
会場 ワイン城横イベント広場
問い合わせ 015-572-2286(池田町観光協会)
池田町秋のワイン祭り
- 住所
- 北海道中川郡池田町清見池田ワイン城横イベント広場
- 交通
- JR根室本線池田駅から徒歩8分
- 営業期間
- 10月第1日曜
- 営業時間
- 10:00~14:30
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- チケット=大人4000円、中・高校生2000円、小学生1000円/
しかりべつ湖コタン
期間 1月下旬~3月下旬
会場 然別湖上
問い合わせ 0156-69-8181(しかりべつ湖コタン実行委員会)
しかりべつ湖コタン
- 住所
- 北海道河東郡鹿追町然別湖畔及び湖上
- 交通
- JR根室本線新得駅から拓殖バス然別湖畔行きで1時間10分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 1月下旬~3月下旬
- 営業時間
- イベントにより異なる
- 休業日
- イベントにより異なる
- 料金
- イベントにより異なる
おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華
期間 1月下旬~2月下旬
会場 十勝が丘公園ハナック広場
問い合わせ 0155-32-6633(音更町十勝川温泉観光協会)
彩凛華
- 住所
- 北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目十勝が丘公園
- 交通
- JR根室本線帯広駅からタクシーで20分
- 営業期間
- 1月下旬~2月下旬
- 営業時間
- 19:00~21:00
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 無料、一部アトラクションは有料
旬
桜
開花は5月中旬から5月下旬にかけて。帯広市緑ヶ丘公園が桜の名所。
バラ
7~9月が見ごろ。十勝の各ガーデンでも庭いっぱいにバラの香りが広がる。
紅葉
山間部で色づき始めるのは9月の下旬で、10月上旬が見ごろ。
雪
平野部の初雪は11月上旬から下旬で、12月には根雪に。4月くらいまで雪が残る。
アドバイス
4月
平地では軽めのコートでOK。峠では雪が残っており、まれにドカ雪も。運転には注意。
5月
上旬のGWも過ぎた頃に桜が開花し、遅い春の到来。薄手の上着はまだ必要。
6月
好天が続くここちよい時季。半袖でよい時もあるが肌寒い日もあり、薄手の上着の用意を。
7月
じゃがいもの花が咲き、風景が美しい時季。夜間の外出時は薄手の上着の持参がベター。
8月
花々が咲き誇り、庭園めぐりに最適な時季。30度を超える日もあるが湿度が低いので快適。
9月
暑い日は少なくなり、中旬頃から朝夕は肌寒く感じることも。じゃがいもの収穫の季節。
10月
山間部は上旬に、平地では中旬に紅葉の見ごろに。下旬には山が雪化粧を始める。
11月
平地でも雪が降りだし、下旬には路面が凍結し始める。防寒、滑り止め対策は冬仕様に。
12月
比較的雪が少ない十勝の冬だが冷え込みは強く、マイナス10度以下になることも。
1月
晴れの日が多く青空も見られるが、朝の気温はぐんと下がる。万全の寒さ対策を。
2月
気温は低いが、日中の日差しが強くなる。然別湖や十勝川温泉では冬イベントの真っ最中。
3月
日中は暖かくなるが朝晩は冷え込むので、重ね着で体温調節を。手袋など冬小物は必要。
プランニングのヒント
日数
帯広市内の観光なら1泊2日、帯広周辺のエリアをめぐるなら3泊4日あると安心だ。
宿
観光の拠点にするなら帯広駅周辺が便利。シティホテルが充実し、なかにはモール温泉の浴場が付いたホテルもある。
めぐり方
ガーデンめぐりや郊外のスポットへ行くならやっぱりレンタカー。公共交通機関を利用するなら、定期観光バスやタクシーが便利。
王道プラン
車
【1 日 目】
午前 とかち帯広空港でレンタカーを借りて中札内方面へ
昼 中札内・帯広郊外で昼食(ファームレストラン・ジンギスカン)
午後 中札内・帯広周辺観光(庭園・幸福駅など)
宿泊 十勝川温泉
【2 日 目】
午前 上士幌方面へ移動。タウシュベツ川橋梁のガイドツアーに参加
昼 上士幌・鹿追周辺で昼食(ファームレストラン)
午後 帯広方面へ移動。帯広市内でスイーツ店めぐり(六花亭・柳月など)
宿泊 中心部のシティホテル
【3 日 目】
午前 帯広観光(ばんえい十勝)
昼 帯広市内で豚丼
午後 農場ピクニック(おやつ・畑散策)
夜 とかち帯広空港に到着
【+1泊するなら】
宿泊 トマム泊
朝 雲海テラスを見学
午前 ファーム富田観光
昼 旭山動物園で昼食
午後 旭山動物園観光
夜 旭川空港に到着
鉄道&バス
【1 日 目】
午前 とかち帯広空港から空港連絡バスで帯広駅へ
昼 帯広中心部で豚丼
午後 帯広中心部でスイーツ店めぐり(六花亭など)
夜 北の屋台で夕食
宿泊 中心部のシティホテル
【2 日 目】
午前~夕方 定期観光バスで帯広・十勝観光
午後 とかち食物語でおみやげ探し
夜 空港連絡バスでとかち帯広空港へ
【+1泊するなら】
宿泊 トマム泊
朝 雲海テラスを見学
終日 トマム観光(アクティビティ、敷地内散策など)
夕方~夜 JRで新千歳空港へ北海道ラーメン道場で夕食
エリア内 交通情報
路線バスのお得なきっぷ
路線バスで観光するなら「おびひろ1day乗放きっぷ」(900円)がお得。十勝バスの帯広市内区域の全路線(空港連絡バス、都市間バス、定期観光バス、臨時運行便などを除く)が乗り放題になるきっぷで、帯広近郊の観光スポットをめぐるのに便利だ。また「おびひろスイーツめぐり券」と「おびひろ1dayきっぷ」がセットになった「スイーツ満喫バスパック」(1350円)もある。どちらも帯広駅バスターミナルや十勝バス各窓口で販売している。
便利なバス&タクシープラン
十勝エリアではバス・タクシー乗り継ぎ観光「バス&タクシーでわくわくとかち」を実施。バスとタクシーを併用するパックにすることで自由度が増すのが魅力。また、観光施設の割引特典も付いてくる。詳細は問い合わせを。
【プランの一例】
真鍋庭園・紫竹ガーデンバス&タクシーパック
小型タクシー1台4800円+バス運賃1人1000円
帯広駅前(バス)→紫竹ガーデン(タクシー)→真鍋庭園(タクシー)→帯広駅前※土・日曜、祝日は運休
十勝千年の森バス&タクシープラン
小型タクシー1台7800円+バス運賃1人1200円
帯広駅バスターミナル(バス)→芽室駅前(タクシー)→十勝千年の森(タクシー)→芽室駅前(バス)→帯広駅バスターミナル
【エコバスセンター りくる】
0155-23-5920(9:00~18:00)
※バス&タクシーパックの問い合わせは0155-23-5171(帯広駅バスターミナル)へ
お得なバスセット券
十勝バスでは帯広駅と観光施設までの往復バス乗車券と施設入園券、さらに施設内や周辺の売店の割引券がセットになったバスセット券を販売。十勝バスの帯広駅バスターミナル案内所などで販売している。
【バスセット券の一例】
「真鍋庭園」バスパック 1000円
4月下旬~12月上旬/帯広駅バスターミナル⇔西4条39丁目往復バス乗車券、真鍋庭園入園料など
「中札内美術村」バスパック 1900円
4月下旬~10月中旬/最寄りバス停までのバス運賃、中札内美術村全館共通入館券など
「十勝川温泉・エコロジーパーク」バスパック 1200円、1900円(第一ホテル)
通年/最寄りバス停までのバス運賃、十勝川温泉入浴券など
「ばんえい十勝・とかちむら」バスパック500円
通年/最寄りバス停までのバス運賃、ばんえい十勝入場券など※但し、レースは基本的に土・日・月曜のみ
「愛の国から幸福へ」バスパック1000円
通年/おびひろ1day乗放きっぷ、北海道観光周遊記念「とかち」きっぷ付(記念切符のため利用不可)
十勝・帯広の移動手段
帯広競馬場や緑ヶ丘公園など帯広市内の観光スポットへは路線バスやレンタサイクルが便利。帯広駅周辺にある人気の菓子店や豚丼店は徒歩で行ける場所にある店が多いので、時間がない人におすすめだ。帯広市外の十勝エリアの観光スポットをめぐるなら定期観光バスや観光タクシーがおすすめだ。中札内や鹿追などへは路線バスでも行けるが、便数が限られているため、時刻や日程などは確認をしよう。
★路線バス
帯広市内や中札内方面、ぬかびら源泉郷や鹿追・然別方面、池田方面、芽室方面などの十勝エリアへは十勝バスと北海道拓殖バスが運行。複数の路線があるため、利用する場合は帯広駅のバスターミナルの窓口や、観光案内所でどの路線に乗ればいいのか聞いてみよう。
0155-37-6500(十勝バス)
0155-31-8811(北海道拓殖バス)
バスルート検索システム「もくいく」
十勝バスではバス停名や住所・目的地などからバスルートを検索できるサービス「もくいく」を提供しており、パソコンやアプリで利用できる。
★レンタサイクル
帯広駅バスターミナル内「エコバスセンターりくる」では、折りたたみ自転車や電動自転車、クロスバイクなど、各種自転車の貸し出しを実施。利用期間は4月下旬~11月上旬の9時30分~17時30分。折りたたみ自転車は1時間100円、電動自転車は1時間200円。1泊単位で借りられるものもある。
0155-23-5920(エコバスセンターりくる)
★観光タクシー
大正交通では、十勝の観光スポットをめぐるタクシープランを数種設定。なかでもおすすめは「十勝種畜牧場の白樺並木」や「ナイタイ高原牧場」などをめぐる「究極の十勝絶景スポットめぐりプラン」。十勝の風景としておなじみの五大スポットを7時間でめぐる。小型は38220円~。「紫竹ガーデン」や「十勝ヒルズ」など十勝の人気ガーデンをめぐるコースもある。
0155-64-5011(大正交通)
★定期観光バス
十勝バスが6~9月に十勝の人気観光スポットをめぐる定期観光バスを運行。7~8月は1日コース(所要約10時間・5000円)、午前コース(約5時間30分3000円)、午後コース(約4時間15分・2500円)のコースがあり、いずれも帯広駅バスターミナルを発着する。この定期観光バスの利用者は当日に限り、空港連絡バスが片道無料になる。利用は予約制。
0155-23-5171(十勝バス帯広駅バスターミナル案内所)
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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