

更新日: 2025年3月7日
小樽【旧国鉄手宮線・運河公園】いにしえの風情が残る
小樽市内には、北海道の開拓に大きくかかわった鉄道路線「手宮線」が残されています。
線路沿いを歩いて、昔の小樽の風情を感じ取ってみましょう。
※掲載の情報は取材時のものです。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
目次
旧国鉄手宮線
北海道最古の鉄道路線をのんびり散策
旧手宮線は手宮~札幌を結ぶ北海道初の線路として明治13(1880)年に開通。廃線になったのちもレールや踏切がそのまま残されている。
旧色内駅を模した造りの休憩施設もある
線路上を自由に散策できるよう整備されている
小樽市総合博物館本館までが整備されている
手宮線は北海道内最初の鉄道
手宮~札幌を結ぶ北海道初の線路として開通した手宮線は、物資の輸送路線として長く活躍したが、トラック輸送の普及により、昭和60(1985)年に105年の歴史に幕を閉じた。
小樽市総合博物館本館
小樽の鉄道・科学・歴史を学べる博物館
旧手宮線手宮駅の敷地内にある博物館。歴史ある機関車やディーゼル車など、50両を展示している。
機関車庫と転車台などは国の重要文化財に指定されている
屋外では北海道で活躍した鉄道車両を展示(夏季のみの見学)
北海道近代化の初期に活躍した蒸気機関車「しづか号」
機関車のナンバープレートなども展示
グッズもおすすめ
石炭をモチーフにした塊炭飴360円
しづか号のクリーナーストラップ648円
小樽市総合博物館 本館
- 住所
- 北海道小樽市手宮1丁目3-6
- 交通
- JR函館本線小樽駅から北海道中央バス高島3丁目行きで10分、総合博物館下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(閉館)
- 休業日
- 火曜、祝日の場合は翌平日休(年末年始休)
- 料金
- 入館料=一般400円、高校生200円、中学生以下無料/入館料(11月4日~翌4月28日)=一般300円、高校生150円、中学生以下無料/(市内在住の70歳以上証明書持参で入館料半額、団体割引あり、障がい者手帳持参で本人と介護者無料)
運河公園
かつての日本郵船の船入澗であった場所につくられた公園。石造りの倉庫を再利用した遊具施設棟や休憩棟が設けられている。
中央には船入澗をモチーフにした噴水がある
旧日本郵船(株)小樽支店
運河公園のそばに建つ明治の名建築
明治後半から一流建築家たちが当時の最先端の技術で、代表的建築物を残した象徴的存在。国の重要文化財に指定されている。
近世ヨーロッパ復興様式の重厚な建物
運河公園
- 住所
- 北海道小樽市色内3丁目6北運河沿い
- 交通
- JR函館本線小樽駅から北海道中央バス高島3丁目・手宮行きで6分、錦町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由
- 休業日
- 無休(除雪状況による臨時休あり)
- 料金
- 情報なし
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】まっぷるマガジン編集部
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