更新日: 2024年2月18日
【群馬・桐生】建物ウォッチング! 見ごたえたっぷり!
群馬県の桐生天満宮と本町1丁目、2丁目の界隈、かつて桐生新町と呼ばれた一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区。
江戸から大正にかけて建てられた歴史的建造物が建ち並びます。
蔵や町家、ノコギリ屋根の工場などが数多く残るノスタルジックな街並みを散策してみましょう。
目次
【桐生×観光】建物ウォッチングルート
JR桐生駅
⇩ 徒歩 5分
1. 桐生織物記念館
⇩ 徒歩 12分
2. 有鄰館
⇩ 徒歩 すぐ
3. 矢野園(喫茶有鄰)
⇩ 徒歩 4分
4. 無鄰館
⇩ 徒歩 4分
5. ベーカリーカフェ レンガ
<GOAL>
【桐生×観光】1. 桐生織物記念館
スクラッチタイル張りで重厚感のある洋館
昭和9(1934)年に桐生織物同業組合の事務所として建てられた。外壁は当時流行していたスクラッチタイル張りで、表面に細い溝があるのが特徴だ。
桐生織物記念館
- 住所
- 群馬県桐生市永楽町6-6
- 交通
- JR両毛線桐生駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 最終土・日曜、10月は第3土・日曜(8月13~16日休、12月29日~翌1月3日休、臨時休あり)
- 料金
- 入館料=無料/桐生織のメガネケース=865円/桐生織ハンドバッグ=6500円/小銭入れ=865円/絹糸ひと巻き=1080円/金糸と銀糸=324円(1束)/経錦織両面ミラー=2300円/携帯電話ケース=各1190円/紬のハット=4630円/染色用ストール=950円~/角帯コースター=100円/ストラップ「マカロン」=1600円/ポケットティッシュカバー=1080円/「ぐんまちゃん」のシルク扇子=2500円(季節限定品)/ベルト=3800円/ポーチ=1400円/風呂敷=3240円/エチケットミラー=550円/
【桐生×観光】2. 有鄰館
かつての醸造蔵が文化の発信地に
江戸から大正時代に建てられた歴史ある蔵で、多目的スペースとして利用され、文化の発信地となり注目を集めている。毎月第1・3土曜には「桐生からくり人形芝居」が上演。通常は建物内の見学も可能。
桐生市有鄰館
- 住所
- 群馬県桐生市本町2丁目6-32
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで4分、有鄰館前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~21:00(閉館、イベント時は変動あり)
- 休業日
- 無休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 無料、各蔵の使用は有料
【桐生×観光】3. 矢野園(喫茶有鄰)
重要文化財の建物内でひと休み
江戸時代創業の老舗のお茶専門店が大正期建築の町家を改築。趣のある「キリンビール」の看板が目印だ。歴史を感じさせる落ち着いた空間で、カップ付きの一煎茶やコーヒーが味わえる。
矢野園
- 住所
- 群馬県桐生市本町2丁目6-30
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで4分、有鄰館前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~18:30、喫茶は11:30~
- 休業日
- 月曜(12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- 煎茶「蔵」(和菓子付)=450円/高級煎茶「雅」和菓子付き=500円/阿里山 高山茶=1050円/クリームあんみつ=700円/豆腐コロッケサンド(サラダ付)=500円/
【桐生×観光】4. 無鄰館
昔のままの姿で残る織物工場
無鄰館の建物群は、明治中期から昭和初期に築造のノコギリ屋根工場や蔵からなる。現在は貸ギャラリー、カフェに活用。「DENKENカレー」1000円が名物。金・土曜のみ営業。
無鄰館
- 住所
- 群馬県桐生市本町1丁目5-5
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで5分、本町二丁目下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 休業日
- 不定休、喫茶室は日~木曜(GW休、8月13~16日休、12月29日~翌1月5日休)
- 料金
- 展示により異なる
【桐生×観光】5. ベーカリーカフェ レンガ
赤レンガカフェでコーヒータイム
桐生唯一のレンガ造りのノコギリ屋根工場を改装したベーカリー。焼きたてのパンは店内もしくはテイクアウトで。サンドイッチやぐんまちゃんの焼き印入りお米食パンも人気。
ベーカリーカフェ レンガ
- 住所
- 群馬県桐生市東久方町1丁目1-55
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで6分、本町一丁目下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:30(閉店18:00)、土・日曜、祝日は7:00~
- 休業日
- 無休(12月29~31日休)
- 料金
- ビスロール(1個)=130円/スープセット(パン3個、サラダ・ドリンク付)=825円/のこぎり屋根のフレンチトースト=184円/レーズンモンロー=497円/
【桐生×観光】その他の見どころ
【桐生×観光】① 群馬大学工学部同窓記念会館
西洋木造建築の技法とデザインの習得が完成した時期の建物で、厳粛ながらも華やかな雰囲気。玄関の一部と講堂が同窓記念会館として残る。内部見学可。
※2021年1月3日まで、全日休館。1月4日以降の開館予定は未定のため、おでかけの際は、最新情報をご確認ください。
群馬大学工学部同窓記念会館
- 住所
- 群馬県桐生市天神町1丁目5-1
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで7分、群馬大学桐生正門前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休業日
- 土・日曜、祝日(大学の休日・行事日は臨時休あり、年末年始休)
- 料金
- 入館料=無料/(団体の場合は要予約、個人の場合も事前に連絡をするのが望ましい)
【桐生×観光】② 旧斎憲テキスタイル工場
昭和2(1927)年に建てられた大谷石造りの建物。織物工場特有のノコギリ屋根だ。
【桐生×観光】③ 旧住善織物工場
大正11(1922)年築。桐生で唯一の鉄筋コンクリート造りのノコギリ屋根の工場跡。
【桐生×観光】④ 桐生天満宮
関東五大天神で県指定重要文化財。毎月第1土曜には古民具骨董市(7~15時)を開催。
桐生天満宮
- 住所
- 群馬県桐生市天神町1丁目2-1
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで7分、群馬大学桐生正門前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
【桐生×観光】⑤ 森合資会社
明治37(1904)年創業。外観は白磁タイル張りの擬洋風建造物。
【桐生×観光】⑥ 平田家住宅旧店舗
明治から大正の建築。当時をしのばせる意匠が数多く残る国重要文化財。
【桐生×観光】⑦ 旧曽我織物工場
大正11(1922)年に建築された大谷石造り5連のノコギリ屋根の工場跡。
【桐生×観光】⑧ 泉新
昔ながらのたたずまいのうなぎ専門店。
泉新
- 住所
- 群馬県桐生市本町3丁目3-2
- 交通
- JR両毛線桐生駅からおりひめバス梅田線下りで3分、本町三丁目下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~13:30(L.O.)、17:00~19:30(L.O.)
- 休業日
- 月曜、第3火曜
- 料金
- 鰻重セット=3600円/白焼=2500円/肝=700円/つくね=350円/
【桐生×観光】⑨ 織物参考館“紫”
大正13(1924)年前後に建築。桐生織に関する資料や織機などの展示を行なう。染色体験や手織り体験も。
織物参考館紫
- 住所
- 群馬県桐生市東4丁目2-24
- 交通
- JR両毛線桐生駅から徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(予約があれば変更あり)
- 休業日
- 月曜(予約があれば開館、12月29日~翌1月4日休)
- 料金
- 入館料=大人700円、大学生・専門学生600円、中・高校生500円、小学生400円/着物型コースター=430円/(20名以上の団体は入館料大人650円、大学生・専門学生550円、中・高校生450円、小学生350円)
【桐生×観光】⑩ 桐生倶楽部
会館建物は大正8(1919)年に竣工され、桐生発展の礎となる。以来創始の志を継承し、現在も文化活動の拠点となっている。
桐生倶楽部
- 住所
- 群馬県桐生市仲町2丁目9-36
- 交通
- JR両毛線桐生駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00、土・日曜は要予約)
- 休業日
- 無休(GW休、8月13~16日休、12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 無料
【桐生×観光】⑪ 金善ビル
鉄筋コンクリート造りの近代建築。1階の外壁は石張りになっている。
前橋・桐生・足利の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるマガジン編集部
SNS
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。