更新日: 2023年3月2日
【尾瀬ハイキング】尾瀬ヶ原日帰りコースをご紹介!ハイキングマップも♪尾瀬歩きの基本もチェックしよう
季節によって変わる自然の美しさを満喫できる尾瀬。
そんな尾瀬を訪れる人におすすめの、お手軽ハイキングコースをご紹介!
こちらの記事でご紹介する「尾瀬ヶ原日帰りコース」は約17㎞を所要時間5時間半で歩く、ビギナー向けのコースです。
そのほか、尾瀬の歩き方マナーや基礎知識、スタート地点となる鳩待峠までの行き方もご紹介。
済んだ空気と高山植物でリフレッシュしましょう!
山と高原地図 公式インスタグラムスタート!
昭文社の登山地図「山と高原地図」編集部 公式インスタグラムがスタート!
地図編集の裏側や登山に関する写真や情報、はたまた編集部の日常を投稿しています。
ぜひフォロー&いいねをよろしくお願いいたします!
山と高原地図 編集部 公式アカウント @yamachizu_shobunsha
尾瀬国立公園のご紹介
群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる国立公園。ラムサール条約湿地に登録されている。代表的な湿原に尾瀬ヶ原と尾瀬沼(大江湿原)があり、6000年以上の時を経て形成された。雪解けとともにさまざまな花々が咲き乱れる。
尾瀬国立公園
- 住所
- 群馬県片品村群馬県片品村
- 交通
- JR上越線沼田駅から関越交通鎌田・戸倉方面行きバスで1時間30分、戸倉(鳩待峠行きバス連絡所)で関越交通鳩待峠行きバスに乗り換えて30分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 5月のGW中、5月下旬~10月中旬頃まで(年によって異なる)
- 営業時間
- 情報なし
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 情報なし
【尾瀬×ハイキング】尾瀬ヶ原日帰りコース
所要時間5時50分
約15.7km
①鳩待峠
↓徒歩60分
②山ノ鼻
↓徒歩40分
③牛首分岐
↓徒歩40分
④龍宮小屋
↓徒歩30分
⑤ヨッピ吊り橋
↓徒歩160分
⑥鳩待峠
【尾瀬ハイキング×尾瀬ヶ原日帰りコース】1.鳩待峠
群馬県側から尾瀬ヶ原に向かう、おすすめの定番コースの発着点。休憩所や食堂、みやげ店などがそろう。
尾瀬・鳩待峠
- 住所
- 群馬県利根郡片品村戸倉
- 交通
- JR上越線沼田駅から関越交通鎌田・戸倉方面行きバスで1時間30分、戸倉(鳩待峠行きバス連絡所)で関越交通鳩待峠行きバスに乗り換えて25分、終点下車、徒歩1時間(尾瀬ヶ原・山の鼻)
- 営業期間
- 9月中旬~10月中旬
- 営業時間
- 情報なし
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 情報なし
↓ 徒歩60分
【尾瀬ハイキング×尾瀬ヶ原日帰りコース】2.山ノ鼻
尾瀬ヶ原の始まりは山ノ鼻。ビジターセンターでは情報も入手できるので、準備を整えたい。トイレ休憩も可能。
山ノ鼻・至仏山・鳩待峠ハイキングコース
- 住所
- 群馬県利根郡片品村戸倉中原山
- 交通
- JR上越線沼田駅から関越交通鎌田・戸倉方面行きバスで1時間20分、戸倉(鳩待峠行きバス連絡所)で関越交通鳩待峠行きバスに乗り換えて30分、終点下車、徒歩1時間
- 営業期間
- 4月下旬~11月上旬
- 営業時間
- 情報なし
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 情報なし
↓ 徒歩40分
【尾瀬ハイキング×尾瀬ヶ原日帰りコース】3.牛首分岐
尾瀬ヶ原のほぼ中央に位置する分岐点。休憩スペースでひと休み
↓ 徒歩40分
【尾瀬ハイキング×尾瀬ヶ原日帰りコース】4.龍宮小屋
湿原のほぼ真ん中、木立の中に建っている山小屋。尾瀬歩きの休憩に最適。
龍宮小屋
- 住所
- 群馬県利根郡片品村戸倉652
- 交通
- JR上越線沼田駅から関越交通鎌田・戸倉方面行きバスで1時間30分、戸倉(鳩待峠行きバス連絡所)で関越交通鳩待峠行きバスに乗り換えて25分、終点下車、徒歩2時間30分
- 営業期間
- 4月下旬~10月下旬
- 営業時間
- イン13:00、アウト8:00
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 1泊2食付=9000円/
↓ 徒歩30分
【尾瀬ハイキング×尾瀬ヶ原日帰りコース】5.ヨッピ吊り橋
うっそうと生い茂る木々に囲まれた吊り橋。ヨッピとはアイヌの言葉で「集まる」という意味で、数々の支流が合流している。
↓ 徒歩160分
【尾瀬ハイキング×尾瀬ヶ原日帰りコース】1.鳩待峠
【尾瀬】鳩待峠へのアクセス
バスで行くなら
路線バス▶JR沼田駅から関越交通バス戸倉行き(一部JR上毛高原駅始発)で1時間20~30分、戸倉(鳩待峠行バス連絡所)で鳩待峠行き乗合バス、または乗合タクシーに乗り換えて30~40分。沼田駅~戸倉間2100円、戸倉~鳩町峠間980円。0278-23-1111(関越交通沼田営業所)
尾瀬号▶バスタ新宿(新宿駅新南口)から尾瀬戸倉まで運行する高速乗合バス。5月下旬~10月中旬、片道料金4400円、閑散期3900円で予約は1か月前から。0120-53-0215(尾瀬高速バス案内センター)
マイカーで行くなら
関越自動車道沼田ICから国道120・401号経由で約1時間20分
★マイカー規制に注意
例年5月下旬~10月中旬、津奈木~鳩待峠はマイカーの交通規制が行なわれる。期間中に車でアクセスする場合は、尾瀬第1駐車場・第2駐車場に駐車して、戸倉(鳩待峠行バス連絡所)から乗合バスや乗合タクシー(チケットは共通)を利用しよう。
尾瀬歩きのキホン
初心者は鳩待峠からスタート
尾瀬ヶ原と尾瀬沼を目指す場合、利用可能な入山口は、鳩待峠、大清水、富士見下、御池、沼山峠の5カ所。富士見下以外の4つが一般的だが、アクセス良好な鳩待峠が初心者向け。
移動にはバスがおすすめ
自然保護のため、マイカーの交通規制が行なわれているので注意が必要。各登山口には乗合バスや乗合タクシーでアクセス可能なため、行き先とあわせて検討しよう。
尾瀬の歩き方・マナー
●木道は右側通行
湿原に踏み込まないためにも、譲り合って歩こう。
●ゴミは持ち帰ろう
自然環境保護のため、持ち帰るのがハイカーのマナー。
●トイレはチップ制
100円玉の用意を忘れずに。紙は付属のものを使って。
●マットで生態系を守る
入山口にあるマットで靴底についた植物の種子を落とす。
●飲食物は山小屋で
山小屋で食料や飲料水を購入できる。軽食もとれる。
●植物の摘み取り禁止
尾瀬には貴重な植物が多い。とっていいのは写真だけ。
尾瀬のベストシーズン
5月末の雪解けから初夏にかけて、ミズバショウなどの花々が一斉に咲き出し、尾瀬の魅力を味わえる。また、湿原が錦繍に染まる9月中旬や、紅葉シーズンの10月中旬もおすすめ。
※夏装備で行けるのは7〜8月、積雪期の11月上旬〜4月下旬は冬季閉鎖される。
北関東の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるマガジン編集部
SNS
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。