更新日: 2024年8月21日
京都【上賀茂・下鴨】おすすめ観光スポットをチェック!
今回は、上賀茂神社と下鴨神社の特徴と周辺の観光スポットをご紹介!
京都最古の神社と言われている上賀茂神社と下鴨神社。場所は離れていますがどちらも古代豪族「賀茂一族」の氏神を祀り、もともとは一つの神社でした。
上賀茂神社は、白砂の参道や芝生広場が憩いの場として人気。糺の森に鎮座する下鴨神社は神聖な雰囲気が漂います。
下鴨神社から上賀茂神社へ行列をなす葵祭にもご注目。
それぞれの個性を知って、参拝してみましょう。
上賀茂神社
平安京の歴史よりも古い神社
正式名称は賀茂別雷(かもわけいかづち)神社。同じく賀茂氏の祖先神を祀る下鴨神社とともに、王城鎮護の社として敬われ、伊勢神宮に次ぐ格を与えられた。国宝の本殿と権殿、重要文化財41棟を含む約60もの建築物がある。
ここに注目! 上賀茂手づくり市
キュートな手作り品に大感動
上賀茂神社で毎月第4日曜に行なわれる縁日。2006(平成18)年にスタートし、手作り作品が並ぶ。かわいい手作りスイーツも販売され、のんびりと楽しめる。
上賀茂手づくり市
- 住所
- 京都府京都市北区上賀茂本山339上賀茂神社境内
- 交通
- JR京都駅から市バス9系統西賀茂車庫前行きで40分、上賀茂御薗橋下車、徒歩3分
- 営業期間
- 毎月第4日曜(小雨決行)
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 店舗により異なる(出店は有料)
上賀茂神社の摂社 大田神社
カキツバタで有名な神社
長寿・縁結び・芸能の神。参道脇の沼地は「大田の沢」と呼ばれるカキツバタの群生地。5月の開花時は観賞者でにぎわう。
所要 10分
大田神社
- 住所
- 京都府京都市北区上賀茂本山340
- 交通
- JR京都駅から市バス9系統西賀茂車庫前行きで40分、上賀茂御薗橋下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 育成協力金(カキツバタの池見学の場合)=300円(開花期のみ)/
上賀茂神社
- 住所
- 京都府京都市北区上賀茂本山339
- 交通
- 市営地下鉄北山駅から市バス4系統上賀茂神社行き、終点下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(二の鳥居内は5:30~17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 特別参拝=500円/縁結び絵馬=500円/結びの矢=300円/馬みくじ=500円/
Column 賀茂川沿いをのんびり歩こう
賀茂川沿いは京都で人気の散策エリア。天気の良い日におでかけしてみたい。
京都府立植物園
日本最大級の観覧温室
賀茂川沿いに約24万㎡の敷地をもつ植物園。開園は1924(大正13)年。1万2000種類もの花や木が栽培され、四季を通じて楽しめる。観覧温室は国内最大級。
京都府立植物園
- 住所
- 京都府京都市左京区京都府京都市左京区下鴨半木町
- 交通
- 京都市営地下鉄烏丸線北山駅下車、徒歩すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00〜17:00(入園は16:00まで)、温室観覧は9:00〜16:00(入園は15:30まで)、ライトアップは日没から20:00(入園は19:30まで)
- 休業日
- 無休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 入園料=200円/温室=200円/年間パスポート=大人1000円、高校生750円/(団体割引あり、70歳以上、障がい者は証明書の持参で無料)
社家の街並
歴史を感じる情緒漂う街並
上賀茂神社から流れる明神川沿いには、代々上賀茂神社に仕えた社家の屋敷が並ぶ。川の水を邸内に引き入れた造りが特徴。石垣と土塀の続く街並みが見られる。
半木の道
緑と水が心地よいピンクのトンネル
植物園西側の賀茂川畔の散策路が半木の道。およそ1㎞にわたって紅しだれ桜やソメイヨシノの並木が続く桜の名所で、春には桜のトンネルができる。
下鴨神社
太古から糺の森に鎮座する古社
祭神は勝利導びきの神である賀茂建角身命と安産の神である玉依媛命で、正式名は賀茂御祖(かもみおや)神社。平安時代は王城鎮護の神としてあがめられていた。国宝の本殿をはじめ、重文に指定されている社殿53棟が建ち並ぶ。
所要 30分
下鴨神社の摂社 河合神社
美人祈願で知られる神社
女性の守護神が祀られていることから、美への願いが叶うといわれ、信仰を集める。自分の顔に見立てて化粧を施す鏡絵馬で、美しい女性をめざして。
所要 15分
下鴨神社境内 河合神社
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:30~17:00(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=無料/鏡絵馬=800円/
下鴨神社
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- 交通
- JR京都駅から市バス205系統四条河原町北大路バスターミナル行きで30分、下鴨神社前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:30~17:00(閉門、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 大炊殿=500円、中学生以下無料/葵守=800円/媛守・彦守=1000円/宝物殿=500円/(15名以上の団体は大人450円)
Check 優雅で古趣豊かな京都三大祭のひとつ「葵祭」
平安貴族の衣装をまとい、京都御所を出発する行列が見どころ。総勢500人以上、馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の王朝行列が下鴨神社、上賀茂神社へと向かう。総距離は8㎞にも及ぶ。
葵祭
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨神社、北区上賀茂神社ほか
- 交通
- JR京都駅から市バス205系統四条河原町北大路バスターミナル行きで30分、下鴨神社前下車すぐ(下鴨神社)
- 営業期間
- 5月15日
- 営業時間
- 斎王代行列10:30~(要確認)
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 有料観覧席=2050円、要問合せ/
人気おすすめスポット!見る、買う、食べる!
旧三井家下鴨別邸
豪商・旧三井家の別邸
三井家の先祖を祀る社が下鴨にあったことから、休憩所として築かれた。主屋(2・3階は非公開)、玄関棟、茶室(非公開)からなる重要文化財。
旧三井家下鴨別邸
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨宮河町58-2
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は翌日休(年末休)
- 料金
- 入場料=大人410円、中・高校生300円、小学生200円/金箔入り金平糖=720円(1個)/マカロン=360円(3個入)/焼もっちり=890円(6個入)/絵はがき=100円(1枚)/クリアフォルダー=300円/
神馬堂
売り切れ必至の名物
備中産のつぶ餡をくるんだ平たい餅を香ばしく焼いた「やきもち」が名物。いつでも焼きたてが食べられるのでうれしい。
神馬堂
- 住所
- 京都府京都市北区上賀茂御薗口町4
- 交通
- JR京都駅から市バス9系統西賀茂車庫前行きで40分、上賀茂御薗橋下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~12:00(売り切れ次第閉店)
- 休業日
- 水曜(1月1~3日休)
- 料金
- やきもち(要予約)=130円/
グリル生研会館
どこか懐かしい洋食レストラン
下鴨神社すぐ近くの洋食店。味の決め手のソースは手間を惜しまない。ふんわりとしたハンバーグやシチューが絶品だ。
グリル生研会館
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨森本町15生産開発科学研究所ビル 1階
- 交通
- JR京都駅から市バス205系統四条河原町北大路バスターミナル行きで30分、糺ノ森下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 12:00~13:30(閉店14:00)、17:00~19:30(閉店20:00、水曜は昼のみ)
- 休業日
- 木曜(年末年始休)
- 料金
- ハンバーグとエビフライのセット=1400円/スペシャルランチ=1800円/タンシチュー=2500円/
加茂みたらし茶屋
下鴨神社の名物おやつ
下鴨神社の向かいにある、みたらし団子発祥の店。焦げ目のついた団子は黒蜜のタレと調和しておいしい。
加茂みたらし茶屋
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53
- 交通
- JR京都駅から市バス205系統四条河原町北大路バスターミナル行きで30分、下鴨神社前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~18:00(閉店18:30)
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は営業(1月1~2日休)
- 料金
- みたらし団子(3本、お茶付)=450円/加茂みたらし(3本)=450円/わらび餅(お茶付)=600円/ところ天(お茶付)=550円/ぜんざい=1000円/いそ巻=700円/みたらし団子持ち帰り(5本)=650円~/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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