更新日: 2024年8月21日
金閣寺周辺の観光・グルメ・ランチスポットをチェック!
金閣寺周辺には、魅力の観光スポットがいっぱい。
たとえば、世界遺産の「仁和寺」や天満宮・天神社の総本山「北野天満宮」をはじめとする有名社寺の数々や、お参りとワンセットの門前菓子、京料理を盛り込んだお弁当やランチスポットなど。
金閣寺は正しくは鹿苑寺といい、足利義満が西園寺公経の別荘を譲り受けて山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。
世界的に有名な金閣寺は、京都観光のプランを考える際にほぼマストで組み込まれることでしょう。
ならば、金閣寺周辺の観光も楽しみつくしてみませんか。
目次
- 【金閣寺周辺×観光】高い格式を誇る名建築の宝庫「仁和寺」
- 【金閣寺周辺×観光】四季の花が咲き誇る足利家の菩堤寺「等持院」
- 【金閣寺周辺×観光】花の寺として知られる蓮の名所「法金剛院」
- 【金閣寺周辺×観光】山内に46もの塔頭寺院を有する「妙心寺」
- 【金閣寺周辺×観光】妙心寺の塔頭
- 【金閣寺周辺×観光】菅原道真公を祀る天満宮の総本社「北野天満宮」
- 【金閣寺周辺×観光】平安時代の陰陽師安倍晴明を祀る「晴明神社」
- 【金閣寺周辺×観光】台所の神様を祀る桜の名所「平野神社」
- 【金閣寺周辺×観光】本堂は洛中最古の木造建築で国宝「千本釈迦堂(大報恩寺)」
- 【金閣寺周辺×観光】空海が開いたと伝わる古刹「釘抜地蔵(石像寺)」
- 【金閣寺周辺×グルメ】ふわりと香る絶品桜スイーツ「いっぷく茶屋」
- 【京都・金閣寺周辺×グルメ】バイキングで京の味を堪能「錦鶴」
- 【金閣寺周辺×観光】樂茶碗に出会える「樂美術館」
- 【金閣寺周辺×グルメ】天神さん参りのお楽しみは門前菓子「粟餅所・澤屋」
- 【金閣寺周辺×グルメ】豊臣秀吉もお気に入りだった「長五郎餅本舗」
【金閣寺周辺×観光】高い格式を誇る名建築の宝庫「仁和寺」
平安時代に創建した真言宗御室(おむろ)派の総本山。金堂をはじめ、金剛力士像を安置する二王門、五重塔など、数多くの重要文化財が建ち並ぶ。樹高が低く、遅咲きの御室桜が有名。宇多天皇を流祖と仰ぐ御室流華道の家元としても知られる。【所要60分】【世界遺産、桜、紅葉】
金堂
桃山時代に建てられた京都御所の紫宸殿を、江戸初期に移築した建物。本尊の阿弥陀三尊像が安置されている。
五重塔
総高36.18m。1644(寛永21)年の建立。大日如来を中心に、無量寿如来など四方仏を安置。【重文】
仁和寺
- 住所
- 京都府京都市右京区御室大内33
- 交通
- 嵐電北野線御室仁和寺駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、12~翌2月は~16:00(閉門16:30)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 御所庭園=大人800円、高校生以下無料/霊宝館=大人500円、高校生以下無料/御室はなまつり特別入山料=大人500円、高校生以下無料 (【団体(15名以上)】 名勝庭園=大人720円、高校生以下無料/霊宝館=大人450円、高校生以下無料/御室はなまつり特別入山料=大人450円、高校生以下無料)(【団体(15名以上)】 名勝庭園=大人720円、高校生以下無料/霊宝館=大人450円、高校生以下無料/御室はなまつり特別入山料=大人450円、高校生以下無料)
【金閣寺周辺×観光】四季の花が咲き誇る足利家の菩堤寺「等持院」
室町時代に足利尊氏が建立した臨済宗の禅寺。尊氏の死後、足利家の廟所となった。池泉回遊式庭園は夢窓疎石の作。(本堂、霊光殿は改修中のため拝観不可)【所要30分】【紅葉】
等持院
- 住所
- 京都府京都市北区等持院北町63
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで40分、終点下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門16:30)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 参拝料=大人300円、小・中学生200円/
【金閣寺周辺×観光】花の寺として知られる蓮の名所「法金剛院」
平安初期の右大臣、清原夏野の別荘跡に建立された寺を、1130(大治5)年に鳥羽天皇の中宮、待賢門院が再興。特別名勝の池泉回遊式浄土庭園がある。【所要30分】【桜、紅葉】
法金剛院
- 住所
- 京都府京都市右京区花園扇野町49
- 交通
- JR嵯峨野線花園駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門16:30)
- 休業日
- 無休(12月30~31日休)
- 料金
- 大人500円、小・中・高校生300円(30名以上の団体は大人400円、障がい者300円)
【金閣寺周辺×観光】山内に46もの塔頭寺院を有する「妙心寺」
全国に約3400もの末寺を持つ臨済宗妙心寺派の大本山。北門のある一条通から南門のある下立売通までの間、約600m、30万㎡にも及ぶ広大な寺域を誇る。狩野探幽の法堂天井画「八方にらみの龍」は必見。【所要60分】【紅葉】
雲龍図
法堂の天井に描かれた、通称「八方にらみの龍」。絵師・狩野探幽の筆
妙心寺
- 住所
- 京都府京都市右京区花園妙心寺町1
- 交通
- JR嵯峨野線花園駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、法堂・大庫裏の閉門は16:00、拝観チケット販売は9:00~12:00、13:00~15:30
- 休業日
- 無休(法堂の拝観は行事により代替の伽藍(浴室など)を案内する場合あり)
- 料金
- 拝観料=大人700円、小学生・中学生400円(団体30名以上は大人6360円、小学・中学生360円)(30名以上で団体割引あり、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
【金閣寺周辺×観光】妙心寺の塔頭
【京都・金閣寺周辺×観光】四季折々の花が彩る美しい余香苑「退蔵院」
室町時代1404(応永11)年の創建。波多野出雲守重通が建立。国宝の『瓢鮎図』は瓢箪(ひょうたん)でナマズを捕らえるという禅の公案を絵にした初期水墨画の代表作。狩野元信作の枯山水庭園もある。【所要30分】【桜、紅葉】
退蔵院
- 住所
- 京都府京都市右京区花園妙心寺町35
- 交通
- JR嵯峨野線花園駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)、抹茶受付は9:30~16:30
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=大人500円、小・中学生300円/拝観料(特別拝観時)=800円(10名以上で受付、要予約)/抹茶(退蔵院特製茶菓子付)=500円/(30名以上の団体は大人450円、小・中学生270円、障がい者手帳持参で拝観料半額)
【京都・金閣寺周辺×観光】織田信忠の次男が創建「桂春院」
枯山水の坪庭「清浄の庭」、苔が美しい「真如の庭」、「思惟の庭」、「侘びの庭」の4つの庭園がある。国の史跡・名勝。【所要30分】【紅葉】
桂春院
- 住所
- 京都府京都市右京区花園寺ノ中町11
- 交通
- JR嵯峨野線花園駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)、11~翌2月は~16:30(閉門)
- 休業日
- 不定休(1月2日休)
- 料金
- 拝観料=400円/抹茶=400円/(30名以上の団体は360円)
【京都・金閣寺周辺×観光】イベントで学ぶお寺の精進料理「東林院」
妙心寺の塔頭のひとつで、沙羅双樹が花開く6月15日から30日まで「沙羅の花を愛でる会」として境内が特別公開される。【所要30分】【紅葉】
東林院
- 住所
- 京都府京都市右京区花園妙心寺町59
- 交通
- JR嵯峨野線花園駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン15:00、アウト9:00
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 1泊2食付=6480円/1泊朝食付=5400円/精進料理体験教室(往復ハガキで要申込み)=3500円/
【金閣寺周辺×観光】菅原道真公を祀る天満宮の総本社「北野天満宮」
全国におよそ1万2000社鎮座する天満宮・天神社の総本社。学問の神、至誠、芸能、厄除の神として、北野から天神信仰は全国各地に広まる。梅苑やもみじ苑を公開し、全国屈指の景勝地としても有名だ。【所要30分】【桜、紅葉、ライトアップ】
三光門
「日・月・星」のうち星の彫刻だけ欠けているという北野の七不思議が伝わる。【重文】
【ここに注目!】天神市
名店ぞろいの 「天神さん」
北野天満宮で毎月25日に催される市。骨董品やアンティーク着物など古いもののほか、京都らしいお菓子なども並ぶ。近くには名物店も多く、立ち寄りスポットも豊富だ。
北野天満宮天神市
- 住所
- 京都府京都市上京区馬喰町北野天満宮
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、北野天満宮前下車すぐ
- 営業期間
- 毎月25日
- 営業時間
- 7:00頃~16:00頃(夜明け~日没まで)
- 休業日
- 期間中無休(臨時休あり)
- 料金
- 店舗により異なる
北野天満宮
- 住所
- 京都府京都市上京区馬喰町
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、北野天満宮前下車すぐ
- 営業期間
- 通年(宝物殿は毎月25日)
- 営業時間
- 6:30~16:30 (閉門)、宝物殿は9:00~16:00、受付は9:00~16:30(要HP確認)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 宝物殿=1000円/梅苑=1000円/もみじ苑=1000円/学業守=1000円/勧学守=800円/学業鉛筆=6本入 1000円/祈願絵馬(サインペン付)=800円/厄除守=1000円/縁結守=1000円/(障がい者手帳持参で宝物殿拝観料、梅苑、もみじ苑公開時の入苑料半額)
【金閣寺周辺×観光】平安時代の陰陽師安倍晴明を祀る「晴明神社」
天皇に天文陰陽博士として仕えた、安倍晴明を祀る。近くの一条戻橋には、式神を隠したという話や死者を甦らせたという話など、さまざまな不思議が伝えられている。【所要30分】
晴明神社
- 住所
- 京都府京都市上京区堀川通一条上ル晴明町806
- 交通
- JR京都駅から市バス9系統西賀茂車庫前行きで20分、一条戻橋・晴明神社前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 陰陽守=600円/厄除守=600円/向上守=600円/勝守=600円/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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