更新日: 2024年7月21日
龍安寺の見どころと参拝コースをご案内♪石庭や謎に包まれた美しき庭園をチェック!
枯山水の石庭が世界的にも有名な龍安寺。
見どころと参拝コースをご案内します。
金閣寺から続く「きぬかけの路」の中ほどに位置する龍安寺は、細川勝元によって創建されました。
いちばんの見どころの石庭は、作者や意図、年代も不明ですが、禅の思想が表現され、簡素で虚飾のない風情が多くの人の心をひきつけて離しません。
そんな龍安寺の枯山水の石庭をはじめとする、境内の見どころや参拝ルート、また境内で味わえるグルメもご紹介。
龍安寺の見どころと参拝コース
知っておきたいキーワード
●ミステリアスな美に満ちた枯山水庭園
●四季の表情が美しい鏡容池の景色
15個の石を一度に見ることができない石庭と、「オシドリ池」で親しまれる鏡容池に注目しよう。
おすすめ!龍安寺の参拝コース
【所要:約40分】
山門→徒歩3分→龍安寺垣→徒歩3分→方丈→徒歩すぐ→石庭→徒歩すぐ→知足の蹲踞→徒歩5分→桜苑→徒歩すぐ→鏡容池
龍安寺の見どころ 石庭
禅の思想を表す石庭は世界を魅了する空間
砂と15個の石で禅の思想を表現した枯山水庭園で、一度にすべての石組みを見ることができないよう設計されている。物事の不完全な状態を表現しているという説もある。
この庭、何に見える?
ミステリアスな庭にはさまざまな解釈がある。白砂を水に石を島に見立てて大海を表すという説や、川を渡る虎の親子を描いているという説が一般的。
龍安寺の見どころ 知足の蹲踞
手や口を清めるための手水鉢。真ん中の四角を口に見立て、「われただ足ることを知る」と読む。「満足することを知っていれば、貧しくても心は豊か」という禅の教え。
龍安寺の見どころ 鏡容池
平安時代、貴族の遊興の場所であったと文献に残る池。当時は石庭よりも有名で、オシドリの名所であったことからオシドリ池の別名を持つ。今ではカモやサギの姿を見ることができ、年間を通して四季それぞれの美しい草花が楽しめる。
【龍安寺境内で古都グルメ】西源院
ぜいたくな庭園の眺め
庭園を眺めながら精進料理が味わえる。名物の七草湯豆腐は、白菜、椎茸などの野菜と滋味あふれる豆腐が堪能できる。
西源院
- 住所
- 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13龍安寺境内
- 交通
- 京阪本線三条駅から市バス59系統山越行きで35分、竜安寺前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~15:30(閉店16:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 七草湯豆腐=1500円/精進料理(七草湯豆腐付)=3300円/
龍安寺
- 住所
- 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
- 交通
- 京阪本線三条駅から市バス59系統山越行きで35分、竜安寺前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門17:30)、12~翌2月は8:30~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 大人600円、高校生500円、小・中学生300円(身体障がい者手帳の持参で本人は拝観料大人、高校生300円、小・中学生200円、介護者1名のみ300円)
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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