更新日: 2024年7月21日
清水寺の見どころ完全ガイド! 四季の魅力とおすすめ観光コース
「清水の舞台」で有名な清水寺。
清水寺の広大な敷地内には、多くの重要文化財や国宝をはじめとする見どころが満載。
それらについて事前に知っておけば、清水寺観光がもっと楽しくなります!
見どころはもちろん、清水寺境内に点在するご利益スポットや逸話の数々、歴史を感じる由来などを、キーワードでご紹介。
それをふまえて余すところなく清水寺の見どころを巡り、京都に深く根差してきた名刹のすばらしさを実感してみましょう。
目次
- 清水寺について知ろう
- 清水寺のお参り前に知っておきたい!7つのキーワード
- 清水寺の七不思議って?
- 清水寺の境内を散策しよう! おすすめ観光コース
- 【清水寺の見どころ1】威風堂々と建つ色鮮やかな正門「仁王門」
- 【清水寺の見どころ2】天高くそびえる丹塗りの塔「三重塔」
- 【清水寺の見どころ3】塔頭寺院で胎内めぐり「随求堂(慈心院)」
- 【清水寺の見どころ4】坂上田村麻呂像を安置する「田村堂(開山堂)」
- 【清水寺の見どころ5】重さ90kg以上の大錫杖「弁慶の下駄・錫杖」
- 【清水寺の見どころ6】にっこり顔で迎えてくれる「出世大黒天」
- 【清水寺の見どころ7】壮観な光景を楽しむ檜板張りの舞台「本堂(舞台)」
- 【清水寺の見どころ8】恋愛成就を祈願する縁結びの神様「地主神社」
- 【清水寺の見どころ9】絶えず流れる清らかな3本の滝「音羽の滝」
- 清水寺の観光の立ち寄りスポット「忠僕茶屋」
- 清水寺のご利益観光スポット 煩悩を洗い流す
- 清水寺のご利益観光スポット 恋の心願成就
- 清水寺の観光スポット ここにも立ち寄りたい
清水寺について知ろう
「清水の舞台」で知られる本堂舞台が有名な寺院。そもそもは奈良時代末期、778(宝亀9)年に延鎮上人が、音羽の滝の近くに草庵を結び、千手観音を祀ったのが始まり。
鹿狩りに訪れた坂上田村麻呂が水を求めて立ち寄った際、延鎮上人に殺生をいさめられたことから信仰し、長岡京の紫宸殿を移築して創建。鮮やかな朱塗りの仁王門や三重塔は日本最大クラスの建築物で、多くの国宝や重要文化財を目にすることができる。
清水寺
- 住所
- 京都府京都市東山区清水1丁目294
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、五条坂下車徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~18:00(閉門、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=400円/夜間特別拝観=400円/胎内めぐり=100円/成就院庭園特別拝観=600円/金運守=500円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
清水寺のお参り前に知っておきたい!7つのキーワード
【清水寺のキーワード】1.寺の名前の由来となった音羽の滝
連日行列をなす境内人気スポット! 3つの滝はそれぞれ、飲むことで「学業」「恋愛」「延命」のご利益があるそう。ただし、全部飲むとご利益は消えてしまうとか。
【清水寺のキーワード】2.とにかくスゴイ!釘を一切使わない清水の大舞台
本堂の舞台は、崖の上にせり出すように建つ「懸造り(かけづくり)」という建築様式。釘を使わず、一度組んだら外れない「地獄組み」という組み方で、ケヤキの柱を縦横に組んで建てられている。
【清水寺のキーワード】3.拝観の前後に楽しめる賑やかな参道
清水寺へ続く長い坂道。両脇にはおみやげ屋や食事処が並び、歩いているだけで楽しい。テイクアウトできるスイーツやフード類も多く、食べ歩きにぴったり。
【清水寺のキーワード】4. 1000年前から愛され続ける大人気スポット!
平安時代、清少納言が『枕草子』のなかで、多くの参拝客が訪れる清水寺の縁日の賑わいを「さはがしきもの」と表現し、当時から大人気だったことがうかがえる。
【清水寺のキーワード】5.桜も紅葉も四季折々の景観が魅力的!
年中賑わう人気の観光スポットであるが、京都屈指の桜、紅葉の名所でもある。また、緑鮮やかな夏、滅多に見られないが雪化粧の舞台など、四季折々の表情が美しい。
【清水寺のキーワード】6.京都最大の仁王像が安置される仁王門
境内の入口に建つ仁王門の中に安置されている仁王像。じつは、京都にある仁王像のなかで、一番大きいといわれている。 迫力満点の仁王像に注目してみよう!
【清水寺のキーワード】その7.夜間特別拝観は幻想的な夜のファンタジー
3月中旬〜4月初旬の桜の季節、11月中旬〜12月上旬の紅葉の季節に行なわれる本堂のライトアップ。光に浮かぶ大舞台の姿は、幻想的でとってもロマンティック。
清水寺の七不思議って?
七不思議が存在することでも有名な清水寺。境内のあちらこちらに隠された「不思議」は、実は7つ以上もあるとか。どれを七不思議にするかは諸説あるが、その 一 部を紹介。
清水寺の境内を散策しよう! おすすめ観光コース
超人気観光スポットは見どころも盛りだくさん! そんなスポットをしっかりおさえた、境内参拝のモデルコースです。こちらを参考に、清水寺をとことん楽しんじゃおう♪
【清水寺の見どころ1】威風堂々と建つ色鮮やかな正門「仁王門」
【重文】
まず最初に目にするのは、赤門とも呼ばれる朱塗りの仁王門。京都最大級の木造の仁王像2体が祀られている。
【清水寺の見どころ2】天高くそびえる丹塗りの塔「三重塔」
【重文】
三重塔としては日本最大級。桜と紅葉の時季はライトアップされ幻想的な姿を見せる。1987(昭和62)年に修理された際、総丹塗りとなった。
【清水寺の見どころ3】塔頭寺院で胎内めぐり「随求堂(慈心院)」
願いをすべて叶えるという随求菩薩を祀る。菩薩の胎内に見立てた暗いお堂で、梵字が刻まれた石を探し祈ると、心が生まれ変わったような気持ちになる。
9:00~16:00 100円
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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