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白神山地観光の基本情報!おすすめ&人気のモデルコースをご案内♪

編集工房ビータス

更新日: 2024年6月13日

白神山地観光の基本情報!おすすめ&人気のモデルコースをご案内♪

青森県南西部から秋田県北西部にまたがる山岳地帯「白神山地」。
世界遺産のブナの森に出会える神秘の森では、ビギナー向けの遊歩道や熟練者向けの登山道など、さまざまな方法でアプローチできます。

こちらの記事では、観光情報として外せない見どころやガイドツアー情報、おすすめのモデルコースをご紹介します。
太古の森の中を歩いて、豊かな自然に抱かれてみよう!

※掲載の情報は取材時のものです。おでかけの際は最新の情報をご確認ください。

白神山地への行き方&モデルコース

白神山地へのアクセス

JR新青森駅 → JR十ニ湖駅
リゾートしらかみ 3時間10分 2840円

JR新青森駅 → JR鰺ケ沢駅
リゾートしらかみ 1時間40分 1870円

JR秋田駅 (奥羽本線)→ JR東能代駅 (五能線) → JR八森駅
1時間50分 1520円

白神山地とは?

青森県南西部から秋田県北西部にまたがる山岳地帯。東アジア最大級の原生的なブナ林が広がり、貴重な動植物が生息している。1993年、中心部の約1万7000haが日本で初めて世界自然遺産に登録された。

0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)

白神山地に行くには、どんな格好がいいの?

整備された散策コースなら歩きやすい靴でOK。本格登山ならトレッキングシューズ、リュックサック、カッパは必須。軍手やタオル、食料、水なども用意し、天候の変化に対応できる装備を。

白神山地にガイドツアーはあるの?

白神山地ガイド会(0172-55-0090)では、白神山地全域をエリアに精通したプロガイドが案内してくれる。暗門の滝を見に行くコースやブナ林散策道を歩くコースなどがある。1名3850円~。申込はwww.shirakami-guide.comから。

白神山地のおもな見どころはどこ?

十二湖散策コースでは青色が美しい「青池」や透明度が高い「沸壺の池」などの湖沼群が必見。白神の森遊山道では自然のままの姿を残したブナの森を歩いて自然を満喫できる。

白神山地のおもな見どころはどこ?

人気No.1の神秘的な湖、青池
なぜ青い色に見えるのかは謎だそう

白神山地のおもな見どころはどこ?

白神ラインそばに立つマザーツリー
樹齢400年超のマザーツリー。※2018年の台風の影響で折損中。見学は可能

白神山地のおもな見どころはどこ?

ブナの森を散策する白神の森遊山道
白神山地の核心地域と同じような光景が見られる

白神山地(青森県)

住所
青森県中津軽郡西目屋村深浦町一円
交通
JR奥羽本線弘前駅からタクシーで1時間
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

〈白神山地モデルコース〉十二湖散策コース

おすすめナンバー1コース!初めての白神は湖沼群を訪ねて

宝永元(1704)年に起きた大地震によってつくられた大小33の湖沼をめぐるコース。休憩所なども整備されているので、家族連れでも気軽に歩ける。このコースの見どころは青池。インクを流したような深い青さが神秘的だ。

所要時間 1時間30分
おすすめ時間帯 9:00〜16:00
おすすめシーズン 4〜10月
難易度 ★☆☆☆☆

森の物産館キョロロ →徒歩5分
鶏頭場の池 →徒歩5分
青池 →徒歩5分
ブナ自然林 →徒歩10分
沸壺の池 →徒歩5分
落口の池 →徒歩10分
森の物産館キョロロ

森の物産館キョロロ

ここがSTART & GOAL、散策の情報と名産品をゲット

鶏頭場の池のほとりにある施設で、館内にはふかうら雪人参商品、手作りの工芸品、菓子など地元の名産品が並んでいる。

森の物産館キョロロ

駐車場に隣接しているログハウス風の建物

森の物産館 キョロロ

住所
青森県西津軽郡深浦町国有林
交通
JR五能線十二湖駅から弘南バス奥十二湖行きで15分、奥十二湖駐車場下車すぐ
営業期間
4月中旬~11月中旬
営業時間
8:30~17:00(時期により異なる)
休業日
期間中無休
料金
要問合せ

【十二湖散策コース】鶏頭場の池

記念撮影ならここがおすすめ

十二湖散策コースのスタート地点にある大きな池。形が鶏のトサカに似ていることからその名がついたという。周辺の遊歩道には大きなブナが目立ち、背後には崩山が間近に見える。迫力ある景観を楽しもう。

【十二湖散策コース】鶏頭場の池
【十二湖散策コース】鶏頭場の池

周辺の風景が穏やかな湖面に映ってきれい

【十二湖散策コース】青池

一番人気のスポット!

バルコニーのような遊歩道から水面を見下ろすことができる。森に囲まれた池の水は、美しい青色に染まっている。小魚が泳ぐ水中には倒木が沈み、幻想的な風景が広がる。

【十二湖散策コース】青池

透明度が高く、見る角度で色彩が変化する

【十二湖散策コース】青池

湖の中には枯れた倒木がいっぱい!

青池

住所
青森県西津軽郡深浦町松神山国有林
交通
JR五能線十二湖駅から弘南バス奥十二湖行きで15分、奥十二湖駐車場下車、徒歩10分
営業期間
4~11月
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【十二湖散策コース】ブナ自然林

樹齢100年以上の巨木の間を歩こう

青池を抜けると500mにわたってブナの自然林が続く。白神山地のブナ林の様子をじっくり観察しながら、広い散策路を歩いてみよう。澄んだ空気のなかでは深呼吸も気持ちいい。

【十二湖散策コース】ブナ自然林

木漏れ日を浴びながら森林浴を楽しもう

【十二湖散策コース】沸壺の池

名水ファンなら訪れたい美しい池

十二湖の湖沼のなかでもとりわけ透明度が高く、水面の青さは青池と並ぶほどだ。霧に包まれる早朝も幻想的。近くには、「平成の名水百選」にも選ばれた沸壺池の清水がある。

【十二湖散策コース】沸壺の池

カツラの大木の根元から湧き出た水が流れ込む

【十二湖散策コース】十二湖庵

ここでひと休み

湖とブナ林に囲まれた茶屋。「平成の名水百選」に選ばれた沸壺の池の名水で淹れた抹茶と菓子のサービスを行なっている。十二湖の自然に包まれながらひと休みしよう。

【十二湖散策コース】十二湖庵

落口の池が目の前に広がる素晴らしい場所

【十二湖散策コース】十二湖庵

抹茶と菓子が無料という心遣いがうれしい

十二湖庵

住所
青森県西津軽郡深浦町松神山国有林
交通
JR五能線十二湖駅から弘南バス奥十二湖行きで15分、奥十二湖駐車場下車、徒歩10分
営業期間
4月中旬~11月上旬
営業時間
10:30~14:30(時期により異なる)
休業日
期間中不定休
料金
抹茶と菓子=無料/

【十二湖散策コース】落口の池

清らかな水が流れ込む美しい池

沸壺の池から水が流れ込む池。水深は20mあり、その水面が鏡のように周囲を映し込んで美しい。カモやアオサギなどの野鳥が訪れることもあり、夏にはホタルも見られる。

【十二湖散策コース】落口の池

池のそばにある茶屋でのんびり眺めよう

【十二湖散策コース コラム】十二湖なのに33?

地震による山崩れで川が堰き止められてできた十二湖。実際には33の湖沼群がある。背後にある大崩から見える湖沼が12だったため十二湖と呼ばれるようになった。

〈白神山地モデルコース〉藤里コース

世界遺産のブナの森に出会える

白神山地世界遺産センター「藤里館」をスタート。まずは車ですぐの銚子の滝へ。続いて藤琴川に沿って県道317号をドライブ。峨瓏大滝や太良峡で渓谷美を楽しむ。太良橋から眺める渓谷は本当に美しい。次は岳岱自然観察教育林へ。人の手が入らない森の静けさを感じながらトレッキングして、ブナの森で教養を深めよう。

所要時間 4時間
おすすめ時間帯 9:00〜16:00
おすすめシーズン 4月下旬〜11月上旬
難易度 ★★☆☆☆

白神山地世界遺産センター「藤里館」→車ですぐ
銚子の滝→車で4分
峨瓏峡→車で35分
岳岱自然観察教育林→車で32分
白神山地世界遺産センター「藤里館」

白神山地世界遺産センター「藤里館」

ここがSTART & GOAL、白神山地の自然を学んで出発しよう

藤里コースの出発地にあるビジターセンター。自然と人が共存するためのマナーを学べる施設で、白神山地の特徴や歴史、生息している動植物についてわかりやすく紹介している。

白神山地世界遺産センター「藤里館」

トレッキングのアドバイスを受けることもできる

白神山地世界遺産センター「藤里館」

住所
秋田県山本郡藤里町藤琴里栗63
交通
JR奥羽本線二ツ井駅から秋北バス真名子行きで35分、湯の沢温泉入口下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館、12~翌2月は10:00~16:00)
休業日
火曜、12~翌2月は月・火曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月3日休)
料金
無料

【藤里コース】銚子の滝

珍しい形の滝壺に注目してみよう

滝壺が"とっくり"のような形をしており、まるで滝の水を注いでいるように見えることから「銚子の滝」と呼ばれるようになったという。離れて見る姿と近づいて見る姿ががらりと変わる滝。滝の裏側にも行ける。

【藤里コース】銚子の滝

水の落ちる姿が細く直線で美しい

【藤里コース】峨瓏峡

木々の間から流れる滝は迫力満点

天然杉やイタヤカエデ、トチノキなどの木々が茂る爽やかな渓谷。峨瓏親水公園にある峨瓏大滝は、落差12mの迫力ある滝。

【藤里コース】峨瓏峡

峨瓏大滝は気軽に行ける憩いのスポット

【藤里コース】岳岱自然観察教育林

八千年前から続く古き森を歩く

世界遺産のコア地域に限りなく近い生態系を維持するブナの森。シンボルは樹齢400年というブナ。敷地内には一部バリアフリーの遊歩道が整備され、白神山地を体感できる。

【藤里コース】岳岱自然観察教育林

遊歩道入口の近くにそびえる岳岱のシンボルのブナ

【藤里コース】散策のあとはここでひと休み

ゆとりあ藤里・健康保養館は、白神山地世界遺産センターのそばにある日帰り入浴施設。硫酸塩泉の温泉が楽しめ、露天風呂やサウナ、ジェットバスなどを備える。宿泊施設「ホテルゆとりあ藤里」も隣接。

【藤里コース】散策のあとはここでひと休み

多彩な風呂に入って散策の汗を流そう

〈白神山地モデルコース〉世界遺産の径ブナ林散策道

緑のシャワーを浴びて散歩

世界遺産エリアの中を気軽に散策できる、山歩き初心者にも安心のコース。道中には標識が3つ。2つ目の標識で、小廻りコースに進むこともできる。季節ごとに表情を変える自然を感じながらめぐってみよう。

所要時間 1周約2km(約60~120分)
おすすめ時間帯 9:00〜15:00
おすすめシーズン 5〜10月
難易度 ★★☆☆☆

アクアグリーンビレッジANMON →徒歩すぐ
暗門大橋 →徒歩10分
暗門休憩所 →徒歩すぐ
標識① →徒歩約5分
標識② →徒歩約10分
標識③ →徒歩約60分
アクアグリーンビレッジANMON

アクアグリーンビレッジANMON

ここがSTART & GOAL、白神山地散策のベースキャンプ

白神山地の入口にあるキャンプ場。遺産エリアに隣接しているので、散策前の情報収集に立ち寄ろう。センターハウスには売店やレストランもある。

アクアグリーンビレッジANMON

ガイドを予約して同行してもらうのもおすすめ

アクアグリーンビレッジANMON

大自然のなかに身を委ねて
木漏れ日が差し込むと、緑が映えてより美しい

アクアグリーンビレッジANMON

上り下りもあるのでトレッキングシューズがおすすめ

アクアグリーンビレッジANMON

白神山地の自然環境・ブナ林を体感

アクアグリーンビレッジANMON

住所
青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添417
交通
東北自動車道大鰐弘前ICから国道7号で弘前市へ。弘前市街地から県道28号で西目屋村へ進み、津軽白神湖(旧美山湖)を過ぎ、暗門大橋を渡って右手に現地。大鰐弘前ICから46km
営業期間
7~9月上旬(宿泊施設は7~9月)
営業時間
イン12:00、アウト10:00(宿泊施設はイン15:00)
休業日
期間中無休
料金
サイト使用料=オート1区画1500円~/宿泊施設=コテージ1棟3人以上で利用の場合1人3850円~、利用日・人数などにより料金変動あり/

〈白神山地モデルコース〉二ツ森コース

本格的な登山にトライしよう

秋田県側から白神山地にアプローチする登山コース。遊歩道が完備されているコースではないが、ガイドに同行してもらえば初心者でもトライすることができる。山頂から見下ろす白神山地の眺めは格別だ。

所要時間 3時間30分~4時間
おすすめ時間帯 9:00〜15:00
おすすめシーズン 6〜10月
難易度 ★★★☆☆

白神ふれあい館 → 車で45分
登山口  → 徒歩50分
山頂  → 徒歩50分
登山口  → 車で45分
白神ふれあい館

白神ふれあい館

ここがSTART & GOAL、ガイドの手配もおまかせ

無料で休憩でき、トイレは24時間利用可能。白神山地の見どころ案内や白神ガイドの手配(要予約)も行なっている。

白神ふれあい館

ぶなっこランドの中にある案内所

白神ふれあい館

存在感たっぷりのブナに出会おう
神が宿るといわれている巨大ブナ

白神ふれあい館

白神山地をパノラマビューで見渡せる

白神ふれあい館

途中には険しい道もあるので気をつけよう

白神ふれあい館

住所
秋田県山本郡八峰町八森三十釜133-1
交通
JR五能線八森駅からタクシーで5分
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00(閉館)
休業日
無休、11~翌3月は水曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月3日休)
料金
無料

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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