更新日: 2024年2月23日
【弘前ねぷたまつり】見どころをチェック!
夏の夜、弘前の街に力強いお囃子が響き渡る。お囃子のなかゆったり進むのは武者絵を題材にした巨大なねぷた。戦いに赴く様子を表現した勇壮な祭りに飛び込み、津軽の夏を満喫したい。
弘前ねぷたまつりってどんなお祭り?
「青森ねぶた祭」「五所川原立佞武多」「黒石よされ」とともに津軽四大夏祭りのひとつで、国の重要無形民俗文化財。起源については諸説あるが、農作業の忙しい夏に襲ってくる睡魔や、さまざまな災厄を追い払う「眠り流し」という農民行事から生まれたといわれている。「ヤーヤドー」のかけ声にのせ、『三国志』や『水滸伝』をモチーフにした約80台ものねぷたが街を練り歩く。にぎやかな「青森ねぶた」に対し、こちらは勇壮で典雅な雰囲気が特徴だ。
運行&観覧方法
日によって運行コースが変わる。迫りくるねぷたの臨場感を味わいたい人には土手町コース、広いスペースでゆったり眺めたいなら駅前コースがおすすめ。有料観覧席は土手町コース、駅前コースにそれぞれ特設され、ゆったり祭りを楽しめる。
弘前ねぷたまつり
- 住所
- 青森県弘前市土手町商店街・JR弘前駅前
- 交通
- JR奥羽本線弘前駅からすぐ(駅前コース)
- 営業期間
- 8月1~7日
- 営業時間
- 土手町コース(8月1~4日)、JR弘前駅前コース(8月5・6日)は19:00~、最終日は10:00~、詳細は要問合せ
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 有料観覧席=2000円(要予約)/
ここへも行ってみよう!
津軽藩ねぷた村
一年中弘前ねぷたまつりが楽しめる!
高さ10mの大型ねぷたと、内部の骨組みを見学できるねぷたがお出迎え。お囃子の実演もあり、祭りが身近に感じられる。津軽三味線の生演奏もあり、各種の民工芸製作体験も可能。
津軽藩ねぷた村
- 住所
- 青森県弘前市亀甲町61
- 交通
- JR奥羽本線弘前駅から弘南バス浜の町・石渡方面行きで12分、亀甲町角下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学・体験エリアは9:00~17:00(閉館17:30)、11~翌3月はこぎん刺し実演~16:00、ショッピングエリアは9:00~17:00、旨米屋は11:00~15:00、テイクアウトのみ10:00~11:00、16:00~17:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入村料=無料/施設見学=大人600円、中・高校生400円、小学生300円、幼児(3歳以上)100円/(25名以上の団体(教育旅行利用は人数問わず)大人500円、中・高校生300円、小学生200円、幼児(3歳以上)100円、障がい者大人450円、中・高校生300円、小学生200円、幼児(3歳以上)100円)
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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