更新日: 2024年2月14日
【松阪】江戸の面影残る城下町ぶらりさんぽ!
江戸時代、松阪の城下町は松阪もめんの商いで商人の町として発展。往事の面影が残る町を散策してみよう。
こんな歴史があります
戦国時代に蒲生氏郷が城下町として礎を築いた松阪は、江戸時代には三井家、長谷川家、小津家などの商人が活躍する商業の町へと発展を遂げた。その基盤となったのが江戸で大流行した「松阪もめん」。松阪に住み江戸に店を持つ、いわゆる「江戸店持ち」が多いのも特徴だ。そんな豪商たちの足跡をたどりながら、ぶらり町歩きを楽しみたい。
おさんぽコース
歩く時間 約40分
歩く距離 約3㎞
START JR/近鉄・松阪駅
↓ 1㎞/15分
1.御城番屋敷
↓ 0.2㎞/3分
2.本居宣長記念館・鈴屋
↓ 0.2㎞/3分
3.松坂城跡
↓ 徒歩すぐ
4.松阪市立歴史民俗資料館
↓ 0.4㎞/5分
5.松阪もめん手織りセンター
↓ 0.2㎞/3分
6.松阪商人の館
↓ 1㎞/13分
GOAL JR/近鉄・松阪駅
レンタル着物で城下町を散策
松阪もめん きものレンタルセンター
着物のレンタル着付け場所
和創館 八幡屋
- 住所
- 三重県松阪市日野町589-1
- 交通
- 近鉄山田線松阪駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:00(着物レンタルは~17:00、6~8月は~18:00)
- 休業日
- 木曜
- 料金
- レンタル料金(3時間)=3000円/(着付け、ソックス、荷物預かり無料、時間延長可)
松阪市観光情報センター
申し込みはこちらからも可能
松阪駅観光情報センター
- 住所
- 三重県松阪市京町507-2
- 交通
- JR紀勢本線松阪駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉館)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 入場料=無料/荷物預かり(1個)=500円/レンタサイクル(4時間)=400円~/
御城番屋敷
紀州藩士たちが住んだ組屋敷
江戸末期に松坂城の警護のために派遣された、紀州藩士とその家族が住んでいた組屋敷で、現存する武家の組屋敷は全国でも珍しい。
城下町話
御城番武士の先祖は、徳川家康に仕えながら横須賀城を守った「横須賀党」の武士たち。家康から初代紀州藩士徳川頼宣のもとへ一党が遣わされた。
御城番屋敷
- 住所
- 三重県松阪市殿町1385
- 交通
- JR紀勢本線・近鉄山田線松阪駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉館)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 無料
2.本居宣長記念館・鈴屋
松阪が誇る国学者の記念館
『古事記伝』で知られる江戸時代の国学者、本居宣長の資料を展示。隣接する、宣長が60年間を過ごした魚町の旧宅「鈴屋」は1階のみ見学可。
城下町話
「鈴屋」は宣長53歳のときに、物置を改造して造った書斎。床近くに36個の鈴を連ねた「柱掛鈴」を掛け、勉強に疲れると鳴らして気分転換したという。
本居宣長記念館・鈴屋
- 住所
- 三重県松阪市殿町1536-7
- 交通
- 近鉄山田線松阪駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 入館料(記念館・鈴屋共通)=大人400円、大学生300円、小学4年生以上200円/(障がい者手帳持参で無料)
3.松坂城跡
蒲生氏郷が築いた名城
一帯は松阪公園として整備されており、今も残る豪壮な石垣が見どころ。城跡の上からは松阪の町が一望できる。
城下町話
戦国の武将・蒲生氏郷がこの城を築き、楽市楽座、街道整備、商人誘致など画期的な政策を進め、松阪は近世都市として大きく発展した。
4.松阪市立歴史民俗資料館
明治期の木造建築が見もの
明治44(1911)年に建造。現在は資料館となり、松阪もめんの「縞見本帳」など、興味深い展示が並ぶ。
松阪市立歴史民俗資料館(2階 小津安二郎松阪記念館)
- 住所
- 三重県松阪市殿町1539松阪公園内
- 交通
- 近鉄山田線松阪駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館)、10月1日~翌3月31日は~16:00(閉館)
- 休業日
- 月曜、祝日の翌日、月曜が祝日の場合は翌日休(展示替え期間休、12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 入館料(共通)=大人150円、6歳以上18歳以下70円、乳幼児無料/(20名以上の団体は割引あり、障がい者手帳または、ミライロID提示で入館料無料)
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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