更新日: 2024年7月2日
関西のかき氷のおいしいお店7選 最旬おすすめかき氷をご紹介!
暑い季節はもちろん、「かきごーらー」と呼ばれるファンにとっては季節問わずで、まさかの冬こそおいしいといわれている「かき氷」。
なかでも、丸いフォルムにふんわりエスプーマだったり、シロップを何層に重ねたグルメ系だったりの「スイーツ氷」が、今のトレンドです。
目の前に置かれた瞬間、うっとりしてしまう[美しいかき氷]、旬の食材を使って複雑なシロップの構成の[一期一会のかき氷]。ほかにも、[天然氷のかき氷][器がステキなかき氷]など、いろいろなテーマでおいしいスイーツ氷を厳選8選をご紹介します。
『かき氷本 大阪・京都・奈良』で紹介中!
今回紹介しているお店は、『かき氷本 大阪・京都・奈良』でも紹介しています。
もっとかき氷の世界を堪能したくなったら…
ぜひ本を手に取って涼しいかき氷の世界を楽しんでくださいね。
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関西の美しいかき氷
ふわふわの氷と自家製シロップによる創作系かき氷。
鮮やかな色とまるいフォルムがまるでスイーツみたい。
目の前に出てきた瞬間に、驚きを隠せなくて、思わず写真を撮らずにはいられない。
ひんやりクールビューティなかき氷を味わって。
【関西の美しいかき氷】cocoo cafe:靭公園(大阪)
同じかき氷は作らないオアシス空間
豊かな公園近くにある靭交番前ビル4階にある、ほっとひと息つけるカフェ。
そもそもはランチも営業するカフェでしたが、目の前でバーナーにより炙り焼き目をつける「MIブリュレ」が大人気となり、現在では、かき氷を専門に週3日のみの予約営業をしています。
訪れるまでかき氷のメニューはわからないけれど、とにかく「食べてみたくなるメニュー名」に惹かれてオーダーをすると、おいしいだけでなく見た目も斬新でアートなかき氷が登場。
写真の「蓮根と柑橘」は、刻んだ蓮根の粒のシャクシャクとした食感が楽しい氷。柑橘とキャラメルクリームがアクセントになっています。
旬の食材を使う、その日その時だけのかき氷メニューは、次回への期待にもつながります。
cocoo cafe(コクウカフェ)
住所:大阪府大阪市西区靭本町2-2-23 靭交番前ビル402
電話番号:06-4981-0816
営業時間:火・土曜13:00~18:00、木曜15:00~20:00
定休日:月・水・金・日曜、不定休
※かき氷は通年、完全予約制:7日前の12時からinstagramのリンクよりエアリザーブで予約
【関西の美しいかき氷】嘘と僕:宇治(京都)
フルーツをたっぷり楽しむ大満足の氷
閑静な住宅街に潜む、塗装のショールームを兼ねた、完全予約制のカフェで味わくかき氷。
旬のフルーツをふんだんに使い、自家製のミルクシロップや紅茶ゼリーなどと組み合わせたかき氷を、洗練された空間で味わうことができます。
なかでも「季節の果実パフェ氷」は、季節のフルーツを存分に楽しめる一品。ゼリーにも果物が入ってボリュームがあってもペロリと食べられちゃいます。
器もとてもユニーク。動物などをモチーフにしたオリジナルの専用器に、インパクトのある盛り付けは、誰もが写真をとりたくなるほど素敵です。
嘘と僕(うそとぼく)
住所:京都府宇治市折居台3-2-183
電話番号:非公開
営業時間:11:00~15:00(14:00L.O.)
定休日:不定休(詳細はInstagramで確認)
※かき氷は通年、完全予約制:前週火曜21時からInstagramのDM予約(先着順)
【関西の美しいかき氷】ほうせき箱:ならまち(奈良)
奈良初の専門店として知られる人気店氷
関西ではエスプーマの先がけ的存在として知られるだけでなく、全国にスイーツかき氷を定着化させた名店のひとつです。
古都華など奈良いちごをはじめ、種が多くて使いづらい大和橘、県内産の濃厚なハチミツや新鮮な牛乳など、奈良食材を使いながら、常に氷文化を発信しているかき氷専門店です。
人気の「奈良いちご氷」は、古都華果肉入りいちご尽くしの真っ赤なかき氷、「大和橘ミルク氷」は、大和橘蜜漬けに西吉野産蜂蜜を使う黄色いかき氷。どちらも鮮やかな見た目も魅力。
毎日約10種の季節のかき氷を用意するから、何度訪れても違うメニューと出会えるのも楽しみのひとつです。
※かき氷は通年、予約優先:4日前の21時からInstagramのリンクよりエアリザーブで予約
kakigori ほうせき箱
- 住所
- 奈良県奈良市餅飯殿町47
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~11:50、13:00~17:00、土・日曜、祝日は~17:30(時期により異なる)
- 休業日
- 木曜
- 料金
- リトマス試験紙氷(通年)=940円/琥珀パールミルク(秋~春)=830円/
関西で一期一会のかき氷
お店に訪れて味わい、記憶に残ったあの一杯をもう一度食べに行きたい。
そう思っても、専門店の場合、同じメニューをつくることはまれで、似たメニューがあるくらいです。
一生に一度しか食べられないかき氷。
運命の一杯に出会う、その楽しみを大切に。
【関西で一期一会のかき氷】京氷菓つらら:二条(京都)
和洋の贅沢スイーツをふわふわ氷で味わう
2019年夏にオープンし瞬く間に話題となった、京都では珍しいかき氷専門店。
2日間かけてゆっくりと緩めた純氷を削るかき氷は、ふわふわ食感とスッとした口どけの良さが絶妙です。
全体にしっかりとシロップがかかりながらも、すっきりとした後味で、最後まで飽きることなく楽しめるかき氷です。
「生チョコいちご」は、ビターなショコラシロップと甘酸っぱいいちご、トロトロの生チョコソースが堪らない一品。
旬の果物を使う季節替わりから、和束のお茶などを使う和スイーツ系まで、次々と登場する個性豊かなかき氷メニューに魅了されます。
京氷菓つらら(きょうひょうかつらら)
住所:京都府京都市中京区西ノ京内畑町22
電話番号:075-811-3330
営業時間:11:00~19:00(18:30L.O.)、夏期は10:30~19:30(19:00L.O.)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
※かき氷は通年、予約優先:2週間前からInstagramのリンクよりエアリザーブで予約
【関西で一期一会のかき氷】お庭shaveice miracolo:高畑(奈良)
何度も通いたくなる季節を知るかき氷
高畑の落ち着いた町並みにある一軒家に、週数回オープンするかき氷店。子どものころからかき氷が大好きだった店主が、大人になってもその愛は変わらずで、2019年に開店した念願のかき氷専門店です。
春は奈良のいちご古都華、夏は桃やいちじく、秋はぶどうや和栗など、その時々の旬の味覚を使った心ひかれるかき氷メニューがそろい、シロップやトッピングの組み合わせも多数あります。
新緑の季節にお目見えする「ミラコロいちごDX1」は、濃厚ながらさっぱりとした味わいのクレームダンジュソースと古都華のジューシーな甘さが絶妙な一品。
多彩なメニューが入れ替わり登場するので、足繁く通うファンも多いといいます。
お庭shaveice miracolo(おにわシェーブアイス ミラコロ)
住所:奈良県奈良市高畑町974
電話番号:非公開
営業時間:10:00~16:00(15:30L.O.)
定休日:不定休(Instagramにて要確認)
※かき氷は4月~10月末まで、予約は不要
関西で希少な天然氷を使うかき氷を味わう
じつは、天然氷の蔵元は関東に多く、関西で天然氷を出す店はとても少ないのです。
ここでは、八ヶ岳麓にある山梨県の蔵元八義の天然氷を使う個性的な3店を紹介します。
名水百選の八ヶ岳名水による透明な氷と、各店のコラボレーションがおいしさを生み出します。
【関西で天然氷のかき氷を味わう】鹿の子:梅小路
ミルク系に定評がある専門店
JR梅小路京都西駅からすぐ、京果会館2階にある隠れ家的存在のかき氷店。約5年前の夏から天然氷のかき氷メニューを提供し、シロップはすべて手作りの創作系かき氷です。
氷は、南アルプス・八ヶ岳山麓の名水で作られる天然氷を使用。透明度が高く、氷そのものがおいしいと評判です。
2020年から、奈良・日乃出製氷の純氷も用意し、年中かき氷が味わえます。
時間をかけて作る練乳を使うミルク系かき氷が人気で、白くてまるフォルムがかわいい「鹿の子ミルク」は、自家製練乳のシロップに、中はふるふるパンナコッタ、エアリーな生クリームがまとめるかき氷。
ほんのり甘いミルクシロップはもちろん、トッピングとしてもオーダー可能な自家製パンナコッタも人気です。
鹿の子(かのこ)
住所:京都府京都市下京区西新屋敷上之町126
電話番号:075-708-7150
営業時間:11:00~17:30(17:00 L.O.)
定休日:不定休
※かき氷は通年、予約は前日までにinstagramのDM予約可、ただし夏期は予約不可
関西で器も楽しむかき氷
主役の氷とともに注目したい器があります。
とっても素敵な器を使うからこそ、よりおいしく感じるのは確かなことです。
オリジナル自作陶器を使うお店で、グルメなかき氷を味わいましょう。
【関西で器も楽しむかき氷】森森舎:帝塚山(大阪)
かき氷に合わせたユニークな器にも注目
街なかなのに緑がいっぱいのオアシス的な空間が広がるカフェは、陶芸教室を併設。元美術講師というモノづくりが好きな店主だから、料理やスイーツはもちろん手作りの机や椅子もあります。
なかでもかき氷に使う器は、スイカの皮やイチゴのヘタなどとてもユニークで、遠目でみると、まるでスイカやイチゴといったフルーツそのものに見えます。
食の大切さを知り、体に優しいオーガニック食材などを使うことにもこだわるカフェのかき氷は、毎年夏を楽しみにするファンが多数います。
森森舎(しんしんしゃ)
住所:大阪府大阪市住吉区万代東1-3-14
電話番号:06-6696-6313
営業時間:11:00~18:00(17:30L.O.)
定休日:木曜、不定休
※かき氷は4~10月まで、予約は1か月前から電話にて
スイーツとして楽しめるかき氷を楽しみましょう
関西のかき氷は、いかがでしたか?
今やかき氷はスイーツです。
お祭りの屋台で買ったカラフルなかき氷も幼い頃の思い出として良いですが、このごろのかき氷は、とても贅沢なスイーツとして味わいたいものばかり。
お目当てのお店に予約したその瞬間から、ワクワク、ドキドキ♪ そして、楽しみにしていたかき氷を味わえば、また次のお店を探したくなる、そんなかき氷の魅力にはまってみませんか?
おうちでかき氷を作ってみるなら
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