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大浦天主堂とグラバー園をめぐるモデルコース紹介 「長崎さるく」して世界遺産見物♪

クロス編集事務所

更新日: 2024年7月3日

大浦天主堂とグラバー園をめぐるモデルコース紹介 「長崎さるく」して世界遺産見物♪

世界遺産に登録されている大浦天主堂とグラバー園をはじめ、名物のちゃんぽんなどを盛り込んだ長崎観光で一番の人気コースをご紹介。
「さるく」とは、まちをぶらぶら歩くという意味の長崎の方言で、コンパクトにまとまったエリアはお散歩にぴったりです。
外国人居留地だった東山手では、かつて「オランダさん」と呼ばれていた西洋人が通った坂道を歩いてみましょう。
さあ、世界遺産を2つ有する長崎きっての観光エリアを「さるく」しましょう!

【長崎観光】長崎さるく(おさんぽ)のコツ

南山手と東山手エリアは石畳の坂道が多いので、足に負担の少ない歩きやすい靴ででかけよう。絵になる風景が多いので、カメラも忘れずに。

モデルコース
START 大浦天主堂電停→徒歩6分
1.大浦天主堂→徒歩すぐ
2.グラバー園→徒歩5分
3.中華料理 四海樓→徒歩5分
4.長崎孔子廟→徒歩すぐ
5.東山手洋風住宅群(7棟)→徒歩10分
6.オランダ坂→徒歩すぐ
7. 東山手甲十三番館→徒歩4分
GOAL 大浦海岸通電停

長崎観光【おさんぽメモ】

祈念坂(きねんざか)で記念写真をパチリ

大浦天主堂の裏手にある祈念坂は、観光ポスターなどでおなじみ。近くに大浦諏訪神社、妙行寺があり、地元では祈りの三角ゾーンともいうのだとか。

【大浦天主堂~グラバー園観光①】大浦天主堂

【大浦天主堂~グラバー園観光①】大浦天主堂
大浦天主堂前は絶好の記念撮影ポイント! ※教会の画像はカトリック長崎大司教区の許可を得て撮影しています

現存する日本最古のゴシック様式の教会

大浦天主堂は長崎を訪れたらはずせないスポットの一つ。現存するゴシック様式の教会としては日本最古で、国宝に指定されている。和洋折衷の造りに注目したい。

【大浦天主堂~グラバー園観光①】大浦天主堂

光を通したステンドグラスは、床に映った影も美しい

国宝 大浦天主堂

住所
長崎県長崎市南山手町5-3
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて6分、大浦天主堂下車、徒歩6分
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:30(閉館18:00)、11月1日~翌2月末日は~17:00(閉館17:30)
休業日
無休
料金
拝観料(キリシタン博物館入場料含む)=大人1000円、中・高校生400円、小学生300円/(障がい者は大人300円、中・高校生200円、小学生150円、団体料金(20名以上)は大人900円、中・高校生300円、小学生200、障がい者大人250円、中・高校生150円、小学生100円)

【大浦天主堂~グラバー園観光②】グラバー園

【大浦天主堂~グラバー園観光②】グラバー園
園内から長崎港を一望

瀟洒な洋風建築物と眺めの良さが魅力「グラバー園」

長崎市内でもっとも人気のあるスポット。9棟の洋風建築物が建ち並び、開国の影響を受けた長崎の歴史を感じる。旧グラバー住宅の修復期間限定で開催されているグラバー特別展も注目!

グラバー園の公式ホームページはこちら

グラバー園

住所
長崎県長崎市長崎県長崎市南山手町8-1
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて6分、大浦天主堂下車、徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
8:00~17:40(閉園18:00)、GW、7月中旬~10月上旬、クリスマス時期、イベント時は延長あり
休業日
無休
料金
入園料=大人620円、高校生310円、小・中学生180円、小学生未満無料/音声ガイドペン(保証金)=800円(200円)/衣装レンタル(レトロ写真館、30分)=600~1000円(新作)/(障がい者手帳持参で入園料半額)

【大浦天主堂~グラバー園観光③】中華料理 四海樓

【大浦天主堂~グラバー園観光③】中華料理 四海樓
錦糸卵が鮮やかな四海樓のちゃんぽん

元祖のちゃんぽんが食べたい!「中華料理 四海樓」

長崎名物のちゃんぽんを発案したのが初代陳平順氏。製法は当時のままというちゃんぽんは、えびやいかなど魚介のうまみが溶け込んだスープが味わい深い。

ここもCheck!「中華料理 四海樓」

ここもCheck!「中華料理 四海樓」
ちゃんぽん誕生のいきさつなどを紹介

中華料理 四海樓の2階には、ちゃんぽんの歴史を解説するミュージアムがある。四海樓の営業時間内は無料で見学することができる。

中華料理 四海樓

住所
長崎県長崎市松が枝町4-5
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて6分、大浦天主堂下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
11:30~15:00(L.O.)、17:00~20:00(閉店21:00)
休業日
不定休(12月30日~翌1月2日休)
料金
ちゃんぽん=1100円/皿うどん=1100円/鮮菜包=1870円/東坡肉(角煮と饅頭)=1430円/

【大浦天主堂~グラバー園観光④】長崎孔子廟

【大浦天主堂~グラバー園観光④】長崎孔子廟
鮮やかなオレンジ色の屋根が目をひく大成殿

中国の建築美と国宝級の文化財を見る「長崎孔子廟」

儒教の創始者・孔子を祀る孔子廟は日本各地に点在するが、そのなかで唯一、本格的な中国様式で建てられている。大成殿の奥の博物館では中国の国宝級の文化財を展示。

長崎孔子廟中国歴代博物館

住所
長崎県長崎市大浦町10-36
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて6分、大浦天主堂下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:30(閉館18:00)
休業日
無休
料金
入館料=大人660円、高校生440円、小・中学生330円/おみくじ(陰陽五行、一回)=200円/

【大浦天主堂~グラバー園観光⑤】東山手洋風住宅群

【大浦天主堂~グラバー園観光⑤】東山手洋風住宅群
東山手洋風住宅群の建物は社宅や賃貸住宅として建てられたとされる

資料館やカフェとして活用されている「東山手洋風住宅群(7棟)」

国が選定した重要伝統的建造物群保存地区に建つ7棟の建物は、長崎市の有形文化財。そのうち6棟は東山手地区町並み保存センター、古写真資料館・埋蔵資料館、東山手「地球館」として活用されている。古写真資料館は、日本最初の商業写真家上野彦馬の作品や外国人居留地の写真などを展示。埋蔵資料館には、江戸時代の近世遺跡から出土した資料が並ぶ。

【おさんぽメモ】明治モダンを楽しもう「古写真資料館」

【おさんぽメモ】明治モダンを楽しもう「古写真資料館」
昔の写真スタジオを再現している古写真資料館

東山手洋風住宅群(7棟)のうちの3棟を使った「古写真資料館」。
ここでは昔の写真スタジオの雰囲気が楽しめる。

長崎市古写真資料館・埋蔵資料館

住所
長崎県長崎市東山手町6-25
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて8分、石橋下車、徒歩4分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)
休業日
月曜、祝日の場合は開館(12月29日~翌1月3日休)
料金
2館共通券=大人100円、小・中学生50円/(障がい者半額、長崎市内在住の障がい者無料)

【おさんぽメモ】日曜はランチに注目! 東山手「地球館」

【おさんぽメモ】日曜はランチに注目! 東山手「地球館」
アップルケーキとチャイのセット750円

国際交流の拠点としてさまざまな活動を行う。1階はカフェスペースで、日曜は世界各国の人が交替でつくるそれぞれの母国の家庭料理をランチで楽しむことができる。

東山手「地球館」

住所
長崎県長崎市東山手町6-25
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて8分、石橋下車すぐ

東山手洋風住宅群

住所
長崎県長崎市東山手町
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて8分、石橋下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館)
休業日
無休(12月29日~翌1月3日休)
料金
古写真資料館・埋蔵資料館(共通)=大人100円、小・中学生50円/

【大浦天主堂~グラバー園観光⑥】オランダ坂

古い石畳を映画の主人公気分で歩く「オランダ坂」

長崎の居留地にある坂はすべて「オランダ坂」と呼ぶ。なかでも、とくに有名なのが活水女子大学へと続く石畳の坂。長崎らしい風景は記念撮影にぴったりだ。

【おさんぽメモ】オランダ坂の途中にある「東山手十二番館」

【おさんぽメモ】オランダ坂の途中にある「東山手十二番館」
展示品のなかには時代を感じさせるタイプライターも

東山手十二番館は、明治元(1868)年に建設されたと推定される初期洋風建築物。ロシア領事館、アメリカ領事館などとして使われた。今は居留地時代に創設されたミッション系私学の歴史やゆかりの人の資料を展示している。

東山手十二番館

住所
長崎県長崎市東山手町3-7
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて2分、メディカルセンター下車、徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館)
休業日
無休(12月29日~翌1月3日休)
料金
無料
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!