更新日: 2024年4月23日
京都のおすすめの中華料理屋さんをご紹介!地元で人気の名店はここ
今、京都の中華が注目されているのをご存じですか?
大人から子どもまでみんな大好きな中華料理!中華といえばこってりと濃い味付けが特徴的ですが、京都の中華は、あっさりと澄んだ味わい。
ニオイが厳禁な舞妓さんでも食べられるように、にんにくや香辛料を使わずにしょうがを使うなどの工夫をして作られているのが、京都中華の秘密。
まるでおばんざいように丁寧に作られる京都中華は、一般的な中華料理とは一線を画します。今回は、実際に舞妓さんが通うお店や、話題の餃子屋さんなど、京都中華の名店をご紹介!
目次
- ひと味ちがう!「京都の中華料理」の特徴って?
- 京都のおすすめ中華料理1.香辛料を使わないやさしい味季節野菜たっぷりの四川料理「マダム紅蘭」
- 京都のおすすめ中華料理2.古き良きを守り続けるシンプルさが京都人を魅了「東華菜館(とうかいさん)」
- 京都のおすすめ中華料理3.元お茶屋の建物で上品な広東料理を「糸仙(いとせん)」
- 京都のおすすめ中華料理4.和のテイストを加えたしっとり小粋な中華「中華ひさご」
- 京都のおすすめ中華料理5.品にあふれるひと皿は心遣いの賜物「竹香(たけか)」
- 京都のおすすめ中華料理6.特製味噌だれに絡めて召し上がれ「ぎょうざ歩兵(ぎょうざほへい)」
- 京都のおすすめ中華料理7.かつおだしと味噌で仕上げた和風餃子「ぎょうざ処 亮昌(ぎょうざどころすけまさ)」
ひと味ちがう!「京都の中華料理」の特徴って?
京都の中華料理の特徴① にんにくは極力使用しない
ニオイが厳禁の芸舞妓さんでも食べやすいよう、にんにくや香辛料は控えてあるのが京中華の特徴。しょうがを効かせるなど、にんにくなしでも満足できる工夫がなされている。
京都の中華料理の特徴② 味の決め手はていねいな下準備
営業時間に合わせてちょうどおいしくなるように毎朝仕込むスープや自家製の春巻きの皮など、手間ひまかけた下準備が、京都ならではの繊細な味を支えている。
京都の中華料理の特徴③ しつこくない上品な味わい
まるで和食のような、あっさりやさしい味わいの京中華。そのため夜遅い時間に食べても翌日に残りにくく、毎日のように通う常連客も多い。すっきりとした後味のよさも人気の秘訣。
京都のおすすめ中華料理1.香辛料を使わないやさしい味季節野菜たっぷりの四川料理「マダム紅蘭」
京都御所からすぐの場所にある、築90年の数寄屋建築を改築した中華レストラン。辛さが特徴の四川料理をベースにしながら、香辛料をほとんど使わず素材を生かしあっさり仕上げています。
マダム紅蘭
- 住所
- 京都府京都市中京区丸太町通寺町東入ル下御霊前町631-2
- 交通
- 京阪・新宮丸太町駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(L.O.14:00)、17:00~21:30(L.O.21:00)
- 休業日
- 月曜(祝日の場合は翌日休)
- 料金
- 上品な八宝菜=1485円/チンジャオロース=1815円/お昼の中華重=1320円/
京都のおすすめ中華料理2.古き良きを守り続けるシンプルさが京都人を魅了「東華菜館(とうかいさん)」
1926(大正15)年に建てられたレトロな洋館で、伝統的な北京料理を味わえます。フロアごとにしつらえが異なり、何度でも足を運びたくなる空間で京の中華を堪能しましょう。
東華菜館
- 住所
- 京都府京都市下京区四条大橋西詰
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~21:00(閉店21:30)
- 休業日
- 無休(2・10月は3日間臨時休あり、12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- 春巻=1620円/スブタ=1620円/水餃子=1080円/コース料理(2名~)=5400円~/(コース料理のみサービス料別)
京都のおすすめ中華料理3.元お茶屋の建物で上品な広東料理を「糸仙(いとせん)」
京都で最も古い花街、上七軒にある元お茶屋を利用した店。手間をかけたていねいな仕事ぶりが感じられる、はんなりと優しい味に舌鼓。
糸仙
- 住所
- 京都府京都市上京区今出川通七本松西入ル真盛町729-16
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、上七軒下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:30~20:30(閉店21:00)
- 休業日
- 火曜、第3水曜(12月30日~翌1月4日休)
- 料金
- 春巻=864円/小海老の天ぷら=810円/酢豚=810円/フカヒレのくずスープ=1026円/
京都のおすすめ中華料理4.和のテイストを加えたしっとり小粋な中華「中華ひさご」
元は先斗町にあった店が、場所を移してモダンな店内に。自家製ねぎ油を使った料理は華やかな和食器に盛られ、女性にも人気があります。
中華ひさご
- 住所
- 京都府京都市下京区堺町仏光寺東前町402
- 交通
- 地下鉄四条駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:30~22:00(閉店22:30)
- 休業日
- 日曜、祝前日の場合は翌日休
- 料金
- 蒸し鶏のネギソース=1000円/海老のひさごソース炒め=1400円/カニと卵白の淡雪煮=1400円/
京都のおすすめ中華料理5.品にあふれるひと皿は心遣いの賜物「竹香(たけか)」
祇園新橋そばの広東料理店。1966(昭和41)年の創業以来、芸舞妓さんや祇園の人々に愛され続ける名店。世代を問わず食べやすいまろやかな味わいです。
京都のおすすめ中華料理6.特製味噌だれに絡めて召し上がれ「ぎょうざ歩兵(ぎょうざほへい)」
餃子専門店。パリッとした極薄の皮に、豚肉や白菜、キャベツのあんを包んだ焼き餃子のほか、サブメニューも好評です。
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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