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堂ヶ島遊覧船&高速クルーザーで天窓洞へ!堂ヶ島巡りを楽しむコツはこれだ!!

くらしたび

更新日: 2024年9月17日

堂ヶ島遊覧船&高速クルーザーで天窓洞へ!堂ヶ島巡りを楽しむコツはこれだ!!

景勝地として名高い西伊豆を象徴するスポット『堂ヶ島』。
日本屈指のリアス式海岸は、世界的に貴重とされる複雑な地形をしており、驚きの景色が広がっています。
国の天然記念物『天窓洞』は、光と影のコントラストが美しく、まさに神秘的。
『堂ヶ島』を海から楽しめる堂ヶ島クルーズは、海岸線や近郊の島々など、さまざまな見どころがいっぱい。
各種クルーズコースの他、シーサイドウォークのコース紹介もぜひ参考にしてみて。

【西伊豆】堂ヶ島について知ろう

ミルフィーユ状に重なって見える地層はかつて海底火山だった証し。この地層を波や風が歳月かけ浸食。世界的に貴重という複雑な地形を生み出した。

 

天然記念物の「天窓洞」

洞くつの中、とつぜん空が広がる

昭和10(1935)年に国の天然記念物に指定。自然が生み出した海蝕トンネルは凝灰岩でできている。東口、南口、西口の三つの入口があり、中でも南口から入る洞くつは147mの長さに達する。中央にある天井が丸く抜け落ちた「天窓洞」からは、太陽光がスポットライトのように海面に降りそそぐ。

【西伊豆】堂ヶ島について知ろう

神秘的な洞くつを、船上から見てみよう

【西伊豆・堂ヶ島】堂ヶ島マリンで堂ヶ島クルーズ

1年を通じて堂ヶ島をめぐる遊覧船体験ができる

堂ヶ島の複雑に入り組んだリアス式の海岸線を、乗船して楽しんでみよう。遊覧船やクルーザーで回遊する各種のコースがそろう。不思議な崖岸の造形は海から見てこそよく分かる。季節や天候、出発時刻によって風景などは変化する。

クルーズMAP
※拡大できます

 

遊覧船&高速クルーザー、運航コースいろいろ

堂ヶ島洞くつめぐりコース(遊覧船)
天然記念物の「天窓洞」を満喫するコース。「三四郎島」など見どころがそろっている。
料金/大人1300円、小人650円
運航時間/9:00〜16:30(10〜15分間隔で出航)
所要時間/20分

堂ヶ島クルーズ(クルージング)
高速クルーザーで大海原を疾走。天気が良ければ富士山を観ることもできる。
料金/大人1800円、小人900円
運航時間/9:30、14:30ほか(詳細はHPで)
所要時間/25分

千貫門クルーズ(クルージング)
千貫門、赤壁、観音島など。約50分間の快適なクルージングで存分にたのしめる。
料金/大人2400円、小人1200円
運航時間/10:30、12:00ほか(詳細はHPで)
所要時間/50分

堂ヶ島クルーズへ出発!

堂ヶ島マリン乗船券売場
遊覧船の運航は毎朝、波などをみて決めている。乗船券を購入して絶景クルーズへ出発!

亀甲岩
安城岬の先端に位置する岸壁。その名前の通り亀の甲羅に似ている。

三四郎島
象島(伊兵衛島)、中ノ島(沖ノ瀬島)、高島をまとめた総称。見る角度で島が3~4つに見えることに由来する。珍しいトンボロ現象が見られる島としても有名だ。

象島
形が象に似ている島。島の斜面は急勾配で、標高は約50m。

海蝕トンネル入口
船体は岸壁すれすれ、ドキドキハラハラ。コースのクライマックス、青の洞くつ「天窓洞」へ!

天窓洞
日本版の「青の洞くつ」と呼ばれ、誰をも魅了する光景。

堂ヶ島洞くつめぐり

住所
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2060
交通
伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅から東海バス松崎行きで1時間30分、堂ヶ島下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:00(最終出港)、状況により変動あり
休業日
荒天時
料金
洞くつめぐり=大人1300円、小人650円/堂ヶ島クルーズ=大人1800円、小人900円/千貫門クルーズ=大人2400円、小人1200円/(障がい者手帳持参で半額)

【西伊豆・堂ヶ島】気ままに散策! シーサイドウォーク

自然がつくったアトラクション

堂ヶ島公園内にある遊歩道は一周約30分。コース上には堂ヶ島マリンの遊覧船が天窓洞に出入りする様子が見られるスポットも。

ウォーキングMAP
※拡大できます

 

堂ヶ島には大小さまざまな島や岩がある

 

案内サインに従って進もう

 

遊歩道手前の丘は砂岩。岩肌は人工的に固めたように見えるけど自然のもの

 

運がよければ運航する遊覧船に遭遇できるかも

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
その他にも多彩で個性的なライター陣により、現場の空気感を拾い上げたレポートをお伝えしていきます。