
更新日: 2023年7月26日
西都原の観光ナビ 日本最大級の古墳群と花のある風景に出会おう
小高い台地上に300基以上の古墳が集中する西都原は、国の特別史跡であり、全国初の風土記の丘でもある。春の菜の花、秋のコスモスも有名で、考古学ファンのみならず多くの観光客でにぎわう。レンタサイクルに乗って散策を楽しもう!
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西都原の観光モデルコース
START 西都バスセンター
↓タクシー8分
①西都原ガイダンスセンターこのはな館
↓自転車すぐ
②西都原古墳群
鬼の窟
↓自転車10分
13号墳
↓自転車20分
③都萬神社
↓自転車30分
④宮崎県立西都原考古博物館
↓自転車すぐ
⑤宮崎県立西都原考古博物館古代生活体験館
↓自転車5分
西都原ガイダンスセンターこのはな館
↓タクシー5分
GOAL 西都バスセンター
西都原ガイダンスセンターこのはな館
西都原の観光はここからスタート
西都原の観光拠点で、古墳群や周辺史跡の資料を展示。館内に特産品や弁当を扱う売店とレストランを併設している。「まがたま御膳」(950円)をはじめとする定食のほか、テイクアウトメニューも充実。
レンタサイクルはココ!
併設の観光案内所では、4時間まで500円~(変更の場合あり)でレンタサイクルサービスを実施 10:00~15:00(返却は17:00まで)
レストランでは地元の産物を使った創作和風料理が楽しめる
ボランティアガイド
午後3時まではボランティアガイドが常駐。アドバイスしてもらおう!
西都原ガイダンスセンターこのはな館
- 住所
- 宮崎県西都市三宅4941-1
- 交通
- JR宮崎駅から宮崎交通西都行きバスで54分、終点下車、タクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)、レストランは11:00~14:30(閉店15:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月1日休)
- 料金
- 入場料=無料/まがたま御膳=830円/旬の恵み=1300円/レンタサイクルサービス=無料/
西都原古墳群
300基以上の古墳が密集する風土記の丘
東西2.6km、南北4.2km、形も規模もさまざまな300基以上の古墳が点在する国の特別史跡。天孫瓊瓊杵尊陵とされる「男狭穂塚」、木花開耶姫が眠るといわれる「女狭穂塚」は宮内庁による陵墓参考地のため立ち入り禁止ながら、鬼の窟をはじめ内部まで見学できる古墳もある。
酒元ノ上覆屋
ドーム状の覆屋で保存された6基の地下式横穴墓を見ることができる
鬼の窟
周囲に土塁をめぐらせた国内唯一の円墳。鬼が木花開邪姫のために一夜で築いたという伝説がある
中に入ってごらん!!
13号墳&古墳のミニチュア
4世紀後半に造られた13号墳は全長79.4m、高さ8.9mの前方後円墳で、内部の粘土礫槨(れきかく)が見学できる。手前には古墳のミニチュアを展示
古墳の中を探検!写真は鬼の窟
西都原古墳群
- 住所
- 宮崎県西都市三宅西都原
- 交通
- JR宮崎駅から宮崎交通西都バスセンター行きバスで56分、終点下車、タクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)、内部見学ができる古墳は10:00~17:00(閉場)
- 休業日
- 無休、内部見学ができる古墳は月曜、祝日の場合は翌日休
- 料金
- 古墳内部見学=無料/
都萬神社
縁結びと安産の神様
瓊瓊杵尊の妻、木花開耶姫を祀る神社で地元では「さいまんさま」と呼ばれる。日本で最初に仲人を立てて結婚したことから縁結びの神、また火を放った産殿で彦火火出見尊をはじめ3人の皇子を無事出産したことから安産の神として知られる。
「日本酒発祥の地」ともいわれる
千年楠の洞洞木
境内には、願い事を唱えながらくぐると、その願を通してくれるという洞洞木が!
恋愛成就を願う若い女性やカップルの姿が多く見られる
宮崎県立西都原考古博物館
考古学のストーリーにそって展開
地上3階、地下1階の建物は、古墳の葺石や石室をイメージした造り。西都原を中心とした古代から現代までの歴史を考古学的な観点から解説。本物の土器や石器の一部は、直接ふれて観察することができる。
船形埴輪
西都原古墳群から出土した長さ101cmの船形埴輪は、埋葬儀礼に使われたとされる。写真は複製品
解説のための映像や展示方法がユニークで、楽しみながら考古学が学べる
宮崎県立西都原考古博物館
- 住所
- 宮崎県西都市三宅西都原西5670
- 交通
- JR宮崎駅から宮崎交通西都行きバスで54分、終点下車、タクシーで10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:30(閉館18:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 無料
宮崎県立西都原考古博物館古代生活体験館
古代人の暮らし、遊びにトライ
宮崎県立西都原考古博物館の敷地の一角にある体験施設。土器づくり、石器づくり、勾玉づくりなど、専門スタッフによる体験講座を開設している。各講座の所要時間は30分から2時間半ほど。受け付けは午前9時30分から11時30分までと、午後1時から4時30分まで。
木のぬくもりがここちよい館内
竹笛づくり 250円
穴の大きさや位置によって音が変わる
勾玉づくり 100円・150円
比較的やわらかい滑石を使うため、子供も体験OK!
アンギン編み 200円
縄文時代の編み方の一つ、アンギン編みでコースターをつくる
埴輪・土器づくり 粘土1㎏400円
当日成形して、およそ3週間後に焼成したものを送ってくれる。送料は別途
宮崎県立西都原考古博物館 古代生活体験館
- 住所
- 宮崎県西都市三宅西都原西5670
- 交通
- JR宮崎駅から宮崎交通西都行きバスで54分、終点下車、タクシーで10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:30(閉館18:00)、体験講座受付は10:00~11:15、13:00~16:00
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 埴輪・土器づくり(粘土1kg)=340円/磨製石器づくり=120円/火起こし=120円/勾玉づくり=70~180円(1個)/土笛づくり=340円/蜻蛉玉づくり(第1・3土曜のみ、初回)=660円/竹笛づくり=180円/機織り(アンギン編み)=180円/レンタル衣装=無料/
立ち寄りスポット
入船
宮崎を代表するウナギの名店
創業明治27(1894)年、ウナギの産地宮崎で名の知れた店。定食には大豆をすりつぶした呉汁とぬか漬けが付く。ウナギ入りのおにぎりが2個入った「うなぎめし」はテイクアウトのみで1日20パック限定(630円)。
ウナギは地下水で臭みを抜き、炭火でじっくりと焼く。うなぎ定食特上は6270円
入船
- 住所
- 宮崎県西都市南方3316-3
- 交通
- JR宮崎駅から宮崎交通西都バスセンター行きバスで54分、終点で宮崎交通高鍋駅行きまたは村所・西米良温泉ゆた~と行きバスに乗り換えて8分、穂北下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(L.O.)、16:00~20:00(閉店21:00)
- 休業日
- 不定休(12月31日~翌1月2日休)
- 料金
- うなぎ定食=2880円・4320円(上)・5140円(特上)/うな丼=1335円(小)・2260円(大)/うなぎ弁当=1285円~/
もりのふう
西都の名産をデザートにして
13号墳から都萬神社へ向かう途中、民家の間にあるカフェ。マンゴーやブルーベリー、ピーマンなど西都を中心に宮崎県産の材料でつくるアイスクリームが看板商品。パスタがメインのもりのふうランチなどフードメニューもそろう。
窓際の棚にたくさん並んだ雑貨は、オーナー安藤みゆきさんのセンスで選りすぐったもの
もりのふう
- 住所
- 宮崎県西都市三宅4134-2
- 交通
- JR宮崎駅から宮崎交通西都行きバスで54分、終点下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~17:00(閉店17:30)
- 休業日
- 不定休(12月28日~翌1月3日休)
- 料金
- ブルーベリーのタルトセット(初夏~秋)=650円/もりのふうランチ=1280円/パスタランチ=880円/
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還元される場合があります。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】クロス編集事務所
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!