更新日: 2024年2月14日
豚丼・ブランド牛どっちを食べる?十勝で食べたい肉料理はこれだ!
農畜産物に恵まれた十勝は、良質な食材がずらり。
そして、そんな十勝の食の豊かさを感じられる料理が豊富にそろいます。
今回は、なかでも人気の帯広発祥「豚丼」と、十勝育ちの絶品ご当地ビーフ「ブランド牛」をピックアップ。
家庭の味として地元民に親しまれる「豚丼」に、ヘルシーな赤身の「ブランド牛」、どちらも見逃せません!
豚丼について知ろう
帯広名物の郷土料理「豚丼」は、家庭でも作られているお馴染みの味です。お店によって豚肉の部位はもちろん、作り方やタレにも違いがあり、こだわりの味を楽しめます。
十勝のソウルフード! 豚丼のキホン
十勝に伝わる豚丼の歴史
古くは1930年代頃に「ぱんちょう」の創業者によって鰻丼をヒントに誕生したといわれる。
焼き方はさまざま
豚肉の焼き方は炭火焼きをはじめ、フライパンや電気グリルを使うなど、お店ごとに異なる。
タレはおみやげに人気!
豚丼ならではの甘辛いタレ。専門店の秘伝のタレも販売されているので家庭でも気軽に楽しめる。
豚丼はここで食べたい
ぶた丼のとん田
一枚一枚丁寧に手切りされた肉と手作りのタレが自慢
豚丼といえばロース肉が多い中で、バラ、ヒレ、ロースの3種類から選べるお店。特に人気なのはバラ。脂肪分が多いように見えるが、意外と脂っこすぎない。十勝産の豚肉を使用し、筋をきれいに取ってていねいに手切りするこだわり。【帯広市】
ぶた丼のとん田
- 住所
- 北海道帯広市東十条南17丁目2
- 交通
- JR根室本線帯広駅からタクシーで13分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~18:00(閉店、材料がなくなり次第閉店)
- 休業日
- 日曜(年末年始休)
- 料金
- バラ・ロース・ヒレ各ぶた丼=780円/ロース・バラ盛合わせぶた丼=880円/
帯広はげ天 本店
厳選の霜降りロースの甘みと70年余り続く伝統のタレが絶妙
昭和9(1934)年創業、北海道の素材を使った天ぷら・郷土料理の店。豚丼には創業から続く伝統のタレと北海道産の豚肉の中でも2~3%しかいない特別な豚の部位を使用している。【帯広市】
帯広はげ天本店
- 住所
- 北海道帯広市西一条南10丁目5-2
- 交通
- JR根室本線帯広駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~15:00(L.O.)、17:00~20:00(L.O.)
- 休業日
- 不定休(年末年始休)
- 料金
- 豚丼(4枚)=1000円/天丼=900円~/行者にんにく正油漬け=550円/アスパラバター炒め=800円/
ぶたいち 帯広本店
肉屋ならではの上質な豚肉、すべての素材にこだわった一杯
食肉加工卸会社が直営する豚丼専門店。独自の配合で作った特製タレに漬け込んだ肉を真空で低温熟成し、炭火で焼くことでジューシーで柔らかい肉が味わえる。豚丼を3分の1くらい残して出し汁で食べるお茶漬けも人気。【帯広市】
ぶたいち 帯広総本店
- 住所
- 北海道帯広市大通南25丁目20-1
- 交通
- JR根室本線帯広駅からタクシーで6分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~19:50
- 休業日
- 無休
- 料金
- ミックス豚丼=1000円/
十勝豚丼いっぴん 本店
ほどよい炭の香りが広がる、備長炭で焼き上げる豚肉
創業60年余りのたれ屋「ソラチ」の直営店。豚肉は本ロースを毎日仕入れる。自慢のタレは素材の風味や旨みを生かし非加熱、低温熟成させた深い味わいが特徴。【帯広市】
十勝豚丼いっぴん本店
- 住所
- 北海道帯広市西二十一条南3丁目5
- 交通
- JR根室本線帯広駅から十勝バス本社行きで25分、新緑通21条下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~21:00(L.O.)
- 休業日
- 無休(1月1日休)
- 料金
- 豚丼=842円/
元祖豚丼のぱんちょう
豚丼発祥の専門店、極上の豚ロースを炭火でいただく
昭和8(1933)年に先代が考案した豚丼。炭火でじっくりていねいに柔らかく焼き上げられた道内産豚肉の極上ロースは甘辛い秘伝のタレとよく合う。【帯広市】
元祖豚丼のぱんちょう
- 住所
- 北海道帯広市西一条南11丁目19
- 交通
- JR根室本線帯広駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~19:00(閉店)
- 休業日
- 月曜、第1・3火曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 豚丼=930円(松)・1030円(竹)・1130円(梅)・1330円(華)/
ぶた八
秘伝のタレと炭火で焼き上げた豚肉
炭焼き豚丼の専門店。炭火で焼いた豚肉は脂が落ちて柔らかい。肉に旨みをつけるつけダレと、8時間じっくり煮込んだかけダレの2種類を使用。「一朗」「二朗」「三朗」「四朗」とサイズが異なる豚丼がある。【帯広市】
ブランド牛について知ろう
豊かな自然のなかで育った十勝のブランド牛は、脂身が少なくヘルシー。赤身の牛肉を多彩なメニューで味わおう!
特徴いろいろ! ブランド牛のキホン
十勝若牛(とかちわかうし)
清水町の6戸の農家で限定生産しているホルスタイン種の赤身の牛肉。
帯広産豊西牛(おびひろさんとよにしぎゅう)
脂身が少なくヘルシーで味わい深い旨みが特徴のホルスタイン種。
トムラウシ☆ジャージー牛
北海道では希少で珍しい自家用肥育牛として飼育したジャージー牛。
しほろ牛
脂肪が少なく、ジューシーで柔らかい赤身が特徴のホルスタイン牛。
いけだ牛
ワイン製造過程の副産物であるワインオリを食べている褐毛和種(あか牛)。
ブランド牛はここで食べたい
韋駄天
淡白で柔らかい赤身が和食にぴったり、自家製つけダレで味わうステーキ
地元でも評判の手打ちそばと会席料理のお店。十勝若牛をもっと気軽に味わって欲しいという店主の思いから多彩なメニューが揃う。フィレステーキ膳は地元の山わさび、ニンニククリームなどの自家製クリームソース、ポン酢などで味わう。【清水町】
カウベルハウス
黒ニンニクベースのつけダレでいただく、帯広産にこだわったジャンボステーキ
十勝平野を見下ろす雄大な牧場の小高い丘の上にあるレストラン。200gのボリュームある帯広産豊西牛ロースステーキが名物。鮭節しょうゆと黒ニンニクをベースにしたつけダレで味わう。【帯広市】
みさき食堂
旨みあふれる骨つきリブロースのステーキ
ボリュームたっぷりのステーキやハンバーグがリーズナブルな価格で味わえる。Lボーンステーキは外はカリッと、中は赤みが少し残るくらいレアでジューシー。名物の丸鶏も人気。【帯広市】
レストラン La motrice
大雪国立公園の豊かな自然で育った、希少なジャージー牛のステーキ
新得町の高台にある白樺林の中に建つドームハウスのレストラン。メインのカットステーキに、アミューズ、サラダが付くランチのほかコース料理も楽しめる。予約優先のため事前連絡がおすすめ。【新得町】
ワイン城のレストラン
ステーキをメインディッシュに食べ放題のブッフェを楽しむ
池田ワイン城の4階にある十勝平野を一望するレストラン。ステーキやハンバーグといったメインディッシュと食べ放題ブッフェがセットで楽しめる。メニューは季節で替わる。【池田町】
レストラン まなべ
ステーキが人気の一軒家レストラン
帯広の老舗洋食店。十勝産や本州産の和牛を使ったステーキが人気。特に「特製サガリステーキ」は、やわらかくてジューシーな味わい。ランチからコースまで幅広いメニューも魅力。【帯広市】
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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