神戸 北野【異人館ガイド】絶対に行きたい３館ほかテーマ別に詳しくご紹介！おすすめレストラン＆カフェ情報も

北野異人館めぐりでまず行っておきたい、国の文化財指定＆登録の3館をご紹介。

北野に現存する異人館のなかで唯一、レンガの外壁をもつ重厚な建物美が特徴。尖塔上の風見鶏のシンボルになっていて、重厚な内装や優美な家具など見どころ満載。【国指定重要文化財】

異人館data
【築年】1909年頃
【歴史】ドイツの貿易商G.トーマス氏の私邸
【注目】ドイツ伝統様式の建築美

※風見鶏の館は、耐震改修工事のため休館中です（外観見学は可）。再開は2025年3月31日予定。

最初は外国人居留地に建てられ、明治38（1905）年に移築された洋館。天然石のスレートで飾った魚のうろこのような外壁はこの館だけに見られる意匠。【国指定重要文化財】【山の手4館パス、北野7館プレミアムパス】

異人館data
【築年】明治後期建築。大正期に移築
【歴史】旧ハリヤー邸
【注目】うろこのような独特の外観やイノシシ像など

淡いグリーンが印象的な木造2階建ての洋館。アラベスク風模様が施された階段や重厚なマントルピースなど、贅沢な意匠が至るところにちりばめられている。【国指定重要文化財】

異人館data
【築年】明治36（1903）年
【歴史】アメリカ総領事Ｈ.シャープ氏の邸宅。昭和19（1944）年からは元神戸電鉄社長の小林秀雄氏の住宅となっていた
【注目】下見板張りの建物など

かつての家主が所有するアンティーク家具からコレクションまで、異人館ごとの個性ある展示物は必見。

三連式塔屋と入り口のアーチ部分のステンドグラスが印象的な洋館。ルノワールやロダンの作品から、ガンダーラ石仏などの宗教美術まで世界の巨匠の作品を展示し見ごたえたっぷり。【山の手4館パス、北野7館プレミアムパス】

異人館data
【築年】明治後期
【歴史】サンセン氏の邸宅
【注目】チューダー様式の三連式塔屋