

更新日: 2025年1月4日
指宿のご当地グルメを食べよう!温たまらん丼&いぶすき勝武士ラーメン
鹿児島県指宿市は、ご当地グルメの宝庫。
近年、地元の特産食材を使ったご当地グルメが次々と登場しています。
今回は、ボリュームがあり具材の盛り付けも美しい「温たまらん丼」、かつお節の旨みたっぷりの「いぶすき勝武士ラーメン」、特産品を使った絶品の「そら豆スイーツ」の人気店をご紹介します。
指宿のご当地グルメ「温たまらん丼」
砂むし温泉の源泉でつくった温泉卵(通称、温たま)を使った創作丼。指宿産の黒豚や魚介など山海の幸を使い、16の参加店それぞれが創意工夫して多彩な味を生み出しています。
【指宿温たまらん丼】青葉
甘く味付けした黒豚がこんもり
鹿児島県産の黒豚やさつま地鶏などを使った郷土料理がそろう和食店。この店の温たまらん丼は、甘辛く味付けした黒豚にミニトマトが彩りを添える「いぶすき黒豚丼」。
いぶすき黒豚丼 980円
青葉では主役の食材に黒豚を使う。甘辛い黒豚が濃厚な地卵の温泉たまごとマッチ。カラフルな旬の野菜も丼の中を華やかに
青葉
- 住所
- 鹿児島県指宿市湊1丁目2-11
- 交通
- JR指宿枕崎線指宿駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(閉店15:00)、17:30~21:30(閉店22:00)
- 休業日
- 水曜(GW・8月は要確認、12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- いぶすき黒豚丼=920円/六白黒豚しゃぶしゃぶ(1人前、2名から受付)=2200円/黒豚ロースカツ定食=1450円/
【指宿温たまらん丼】さつま味
新鮮魚介がもりだくさん
さつま味の温たまらん丼は「板前まかない丼」。大将が京都で修業していたときのまかない料理をアレンジしたもので、基本的にランチタイムのみの10食限定。ただし、予約があれば対応する。
板前まかない丼 1100円
丼に使う魚介は錦江湾でとれた旬のものを7、8種類使う。かつおの塩辛が味のアクセントに
指宿駅から歩いて3分ほどの商店街の中に建つ
【指宿温たまらん丼】純手打ちそば信州庵
薩摩赤鶏をぜいたくに使った丼
創業60年を超えるそば屋。高級食材とされる薩摩赤鶏のもも肉とそぼろを使った「薩摩赤鶏温たまらんそぼろ丼」には、手打ちそばが付く。「薩摩赤鶏温たまらんそば」も人気。
薩摩赤鶏温たまらんそぼろ丼 1430円
特産のおくらはネバネバした食感が肉、ごはん、温たまをひとまとめにして調和させている
純手打ちそば信州庵
- 住所
- 鹿児島県指宿市西方4393-1
- 交通
- JR指宿枕崎線宮ケ浜駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(閉店15:00)、17:30~21:30(閉店22:00)
- 休業日
- 無休(1月1日休)
- 料金
- 薩摩赤鶏温たまらんそぼろ丼=1180円/健康板そばセット=1166円/黒豚ロースカツ定食=1404円/麦とろセット=950円/大エビ天ざるセット=1469円/
指宿のご当地グルメ「いぶすき勝武士ラーメン」
かつお節のなかで、もっともグレードが高い本枯本節は、指宿市山川地区の特産品。全国の7割の生産量を誇るとともに、品質も最上級品とされています。その本枯本節をトッピングしたラーメンは、うまみたっぷり!
【いぶすき勝武士ラーメン】TAKETORA
鹿児島ラーメンの王者に輝いた一杯!
第3回と第5回の鹿児島ラーメン王決定戦で、みごと王者に輝いたラーメン店。優勝したラーメンは、とんこつベースの「ファイナル開聞岳」というネーミングで提供している。ほかに、味噌、しょうゆ、とんこつの3種がある「勝武士らぁめん」もある。
ファイナル開聞岳
味噌で味付けした豚ミンチと山川産の本枯節を開聞岳に見立てている。まずはそのままで。次に揚げ玉を加えて、味の変化を楽しもう
店内はカウンター席とテーブル席がある
外観はカフェやバーをイメージさせるモダンなデザイン。店内にはポップな音楽が流れる
【いぶすき勝武士ラーメン】元祖 指宿らーめん 二代目
思うぞんぶん本枯節をトッピング
「いぶすき勝武士ラーメン」の考案者の一人、伊牟田圭さんの店。鶏ガラベースの醤油ラーメンに、豚バラ肉のチャーシュー、もやし、きくらげ、わかめ、それに主役の本枯節をふんわりのせて1杯1080円。
超勝武士ラーメン 1080円
「超」が付く勝武士ラーメンは、客自身が本枯節を削り、好きなだけトッピングする。ただし、入れ過ぎてはラーメンの味を損なう。適量は片手で一つかみ
平成24年のかつお節品評会で全国1位の評価を受けた山川の本枯節
勝武士けい飯
勝武士ラーメンを注文した人限定の特別メニュー。残ったスープをかけて食べる
元祖 指宿らーめん 二代目
- 住所
- 鹿児島県指宿市十町412-4
- 交通
- JR指宿枕崎線二月田駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(閉店15:00)、17:00~21:30(閉店22:00、スープがなくなり次第閉店)
- 休業日
- 木曜、祝日の場合は営業(1月1日休)
- 料金
- いぶすき勝武士ラーメン=750円/超勝武士ラーメン=850円/
【いぶすき勝武士ラーメン】札幌ラーメン あらた
梅肉が予想を超えてベストマッチ
不思議なことに、指宿には札幌ラーメンの流れをくむ店が多く、この店もその一つ。札幌系の塩ベースのスープに、梅肉を加えたあっさり味で、かつおの風味が引き立つ。
勝武士ラーメン
山川産本枯節と梅肉をトッピング。だしの効いたあっさりとした味わい
指宿のご当地グルメ「そら豆スイーツ」
生産量日本一を誇る指宿のそら豆を使ったスイーツ。市内の和洋菓子店で発売しています。
【そら豆スイーツ】ケーキハウス アンデルセン
試行錯誤で生まれた絶品モンブラン
午前8時30分のオープン時から客足が絶えない人気の洋菓子店。地元産のさつまいもを使ったスイートポテトのほか、そら豆のおいしさはそのままに、独特なくせを取り除いたそら豆スイーツの評判が高い。
そら豆モンブラン 400円
上からそら豆クリーム、生クリーム、カスタードクリームの3層仕立てで、ほどよい甘さ
ケーキハウス アンデルセン
- 住所
- 鹿児島県指宿市十町888-1
- 交通
- JR指宿枕崎線二月田駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~19:30(閉店)
- 休業日
- 月曜(1月1・2日休)
- 料金
- そら豆プリン=270円/そら豆モンブラン=324円/スイートポテト=129円/
【そら豆スイーツ】御菓子司 鳥越屋
伝統とモダンを菓子に込めて
創業大正8(1919)年の指宿でもっとも古い和菓子店。シナモン風味の生地でさつまいも餡を包んだ饅頭「いぶすき路」は、昭和34(1959)年に総理大臣賞を受賞した銘菓で、昭和天皇に献上したこともある。
宇宙(そら)まめどら焼き
粗くつぶし、形を残したそら豆餡には、意外な食品を使っているが、店のスタッフもほとんど知らない企業秘密
御菓子司 鳥越屋
- 住所
- 鹿児島県指宿市湯の浜4丁目11-9
- 交通
- JR指宿枕崎線指宿駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~19:00(閉店)
- 休業日
- 火曜
- 料金
- いぶすき路=87円/宇宙(そら)まめスイーツ=120円(1個)/
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【筆者】クロス編集事務所
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!