更新日: 2023年4月14日
鹿児島みやげの決定版!空港や駅で買える定番みやげをチェックしよう!
鹿児島空港や鹿児島中央駅で買うことのできる、とっておきのみやげを大公開!
鹿児島のグルメ土産の大定番である、さつま揚げ、かるかん、さつまいもスイーツ、鹿児島茶などをずらりとラインアップしました。
各店が競い合う味を吟味して、自分好みの品を持ち帰りましょう。
また、鹿児島の風土と歴史に育まれてきた伝統工芸品は、技を継承し、職人の手でひとつひとつていねいに仕上げた逸品です。
その中で、とくに人気が高い薩摩焼と薩摩切子の工房をセレクトしてご紹介します。
目次
【鹿児島みやげ】さつま揚げのおすすめはこちら!
おやつや酒肴に大活躍のさつま揚げは、古くから鹿児島に伝わる薩摩料理の一つです。琉球の揚げ物「チキアーギ」から伝来したとされる料理で、地元では「つきあげ」と呼びます。
【鹿児島みやげ×さつま揚げ】徳永屋本店
島津家の丸十の紋をかたどった島津揚げ
創業100年を超える老舗。鹿児島の漁港に揚がったエソやカジキなどの魚を、その日のうちにさばいて原料にする。石臼ですり身にした生地はきめが細やか。160℃と180℃の菜種油で2段階に分けて揚げる。
【問い合わせ先】TEL:099-225-1726
【鹿児島みやげ×さつま揚げ】玖子貴 QJIKI
さつま揚げの中はとろ~り半熟卵
さつま揚げの専門店。トウモロコシや季節の野菜、海鮮を使った個性あふれる商品が人気。
【問い合わせ先】TEL:099-256-3730(玖子貴鹿児島中央駅店)
【鹿児島みやげ×さつま揚げ】有村屋
フードマイスターが手がける老舗の味
鹿児島県内屈指の老舗さつま揚げ店。原料の魚の吟味から手作業による成形、こんがりとしたキツネ色の揚げ加減にいたるまで、熟練の技を要する。ゴボウ、ニンジンなどバリエーションが豊富。
有村屋郡元本店
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市郡元2丁目18-4
- 交通
- JR指宿枕崎線南鹿児島駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:30(閉店)
- 休業日
- 日曜(1月1~3日休)
- 料金
- 薩摩揚げ=216円(袋入100g)、1080円~(詰め合わせ)/
【鹿児島みやげ×さつま揚げ】月揚庵
地元の産物を練り込んだ風味豊かな一品
旬の産物を取り入れたさつま揚げなどを販売。風味のいいさつま揚げは、上品な甘さが材料の味を引き立てている。お得なパックは自宅用におすすめ。
月揚庵 鹿児島中央駅みやげ横丁店
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市中央町1-1えきマチ1丁目鹿児島 みやげ横丁内
- 交通
- JR鹿児島中央駅構内
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~21:00(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 揚げたてさつまあげ=85円~/さつまあげ詰め合わせ=540円~/
【鹿児島みやげ】かるかんのおすすめはこちら!
山いもを使った蒸し菓子。薩摩の殿様の大好物だったことから殿様菓子と呼ばれ、庶民の口に入るようになったのは昭和以降のことです。棹物が原形で、のちに餡入りの饅頭がつくられるようになりました。
【鹿児島みやげ×かるかん】薩摩菓子処 とらや・霧や櫻や
味の探求を惜しまずアレンジ
郷土菓子の伝統を継承しつつ、現代人の嗜好に合わせた和菓子、洋菓子がそろう。極上元かるかんは従来のかるかんをさらに進化させるべく、素材や製造方法を工夫。
【問い合わせ先】TEL:0995-73-5511
【鹿児島みやげ×かるかん】明石屋
薩摩伝統の味を守り続ける
島津家二十八代島津斉彬の命により、明石屋の初代がつくりあげた「軽羹」。吟味した自然薯、米粉、砂糖を使ってふんわり、しっとりとした食感に仕上げている。
【問い合わせ先】TEL:0120-080-431(明石屋 本店)
【鹿児島みやげ×かるかん】風月堂
見た目も味も小豆がポイント
おいしいかるかんは、100%鹿児島県産の自然薯と国内産の米粉を使った生地に、小豆を散らしたもの。生地を2度蒸しすることで、ふっくらとした食感を出している。山いもの風味がいい。
【問い合わせ先】TEL:099-296-8111
【鹿児島みやげ×かるかん】薩摩蒸氣屋
風味豊かなかるかん饅頭
山いもをふんだんに使い、もち肌のようにつややかなかるかんに、良質の小豆こし餡が入る。
【問い合わせ先】TEL:099-254-6410(かるかん本舗薩摩蒸氣屋中央駅前店)
【鹿児島みやげ×かるかん】霧島菓子処 森三
丸に十字の紋を入れたかるかん
創業明治42(1909)年の和洋菓子舗。かるかん、栗薩饅、どら焼きなどの和菓子と、ロールケーキなどの洋菓子ともに素材を大切にした菓子づくりで幅広く人気を集めている。
【問い合わせ先】TEL:0995-47-7000 (国分中央店)
【鹿児島みやげ】さつまいもスイーツのおすすめはこちら!
多彩な種類のさつまいもを栽培している鹿児島。肉質や甘みなどそれぞれ個性があって、自然の味を生かしたさつまいもスイーツが和洋のバリエーション豊富にそろいます。
【鹿児島土産×さつまいもスイーツ】フェスティバロ
CAの口コミで広まった極上スイーツ
直営農場産のさつまいも(唐いも)を使ったレアケーキの店。飛行機の客室乗務員の口コミから人気に火がつき、鹿児島を代表する菓子になった。口どけ、風味が絶妙で、甘さは控えめ。
天文館フェスティバロ
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市呉服町1-1
- 交通
- JR鹿児島中央駅から市電2系統鹿児島駅前行きで8分、天文館通下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~19:00(閉店)、2階は11:30~18:00(L.O.)
- 休業日
- 無休(1月1日休)
- 料金
- 唐芋レアケーキ=850円(5個)~/焼きたてラブリー=250円~/
【鹿児島土産×さつまいもスイーツ】山福製菓
スイートポテトを洋風タルトに
契約農家から仕入れる鹿児島産のさつまいもを原料とする菓子を、30年以上つくり続けている。伝統の技術をベースに、現代感覚を取り入れた菓子を製造。
【問い合わせ先】TEL:099-268-1515
【鹿児島土産×さつまいもスイーツ】薩摩菓子処 とらや・霧や櫻や
香ばしいタルトと芋クリームの取り合わせが絶妙
かるかんで有名な菓子舗。鹿児島の方言「じゃっど」を付けた「タルトじゃっど」は、鹿児島らしさを感じさせ、洋菓子で売上人気ナンバーワンの商品。
【問い合わせ先】TEL:0995-73-5511
【鹿児島土産×さつまいもスイーツ】九面屋
2種類のさつまいもを使った濃厚なスイートポテト
昭和5(1930)年の創業以来、伝統の製法に新しい技術を重ねながら伝統菓子のかるかんをはじめバリエーションに富んだ商品を製造・販売している。
【問い合わせ先】TEL:0995-55-5596
【鹿児島土産×さつまいもスイーツ】鹿児島ユタカ
口の中でほろっとくずれる新食感のとろけるクッキー
鹿児島のみやげ品を手がける。さつまいもスイーツやしろくまプリンなど商品はバラエティに富む。
【問い合わせ先】TEL:0995-46-2361
【鹿児島みやげ】黒酢のおすすめはこちら!
健康や美容によいといわれるお酢。江戸時代後期に鹿児島県福山町ではじまった黒酢造りは、蔵でもなく、工場でもなく、「壺畑」と呼ばれる屋外での伝統的な壺造り製法によるもので、鹿児島ならではの土産品として注目度大です。
【鹿児島みやげ×黒酢】黒酢ドリンク
「坂元のくろず」を使ったオリジナル商品
黒酢に素材の風味を生かした果汁をプラス。濃縮タイプで、スイーツや料理など幅広く使える。
【鹿児島みやげ×黒酢】黒酢ドレッシング
トマト、和風たまねぎなど7種がある。黒酢のまろやかな酸味が特徴。
【鹿児島みやげ×黒酢】黒酢ジャム
ほどよい甘さのジャム。チアシード入りでぷちぷちとした食感が楽しめる。ブルーベリー、日向夏など4種がある。
【鹿児島みやげ】鹿児島茶のおすすめはこちら!
鹿児島県は、じつは全国2位のお茶の生産地。茶葉そのものはもちろん、アレンジした菓子のバリエーションが豊富でパッケージがおしゃれなものが多いので、お土産にもぴったりです。
【鹿児島みやげ×鹿児島茶】SATSUMA TEA 「お茶のにいやま園」
鹿児島にちなんだイラストと方言がキュート
霧島の本格煎茶、日置の釜炒り茶、屋久島の和紅茶、知覧の深むし茶、鹿児島産のしょうがを使ったしょうが紅茶の5種が楽しめる。
ココで買える:アミュプラザ鹿児島 、さつまち鹿児島中央駅 みやげ横丁(※バラ売りのみ)、鹿児島空港
【鹿児島みやげ×鹿児島茶】SUB SOUP(茶節) 「瀬川農園」
湯をそそぐだけでOK! 緑茶とかつお節が香る味噌汁
茶節とは鰹節と味噌を緑茶でといたもので、薩摩半島南部で親しまれていた郷土料理。頴娃町産のお茶「ゆたかみどり」と、指宿市山川産の本枯節を使っている。
ココで買える:アミュプラザ鹿児島、 さつまち鹿児島中央駅 みやげ横丁、鹿児島空港
【鹿児島みやげ×鹿児島茶】Satsumarche アソート35 「お茶の美老園」
7種のお茶を飲み比べ
産地や味にこだわった鹿児島県内各地の茶をティーバッグで気軽に楽しめる「Satsumarcheアソート」。桜島小みかん茶、ほうじ茶、かごしま紅茶、抹茶入り緑茶、かごしま知覧茶、深むし茶、ゆず緑茶の7種(変更の場合あり)が入る。
【鹿児島みやげ】薩摩焼のおすすめはこちら!
文禄・慶長の役で朝鮮出兵した際に、島津家十七代義弘が陶工を連れ帰ったことが薩摩焼のはじまりです。藩主御用窯から発展した「白薩摩」と、庶民の生活に根付いた「黒薩摩」のほか、磁器などもあります。
【鹿児島みやげ×薩摩焼】御茶碗屋 つきの虫
新しい白薩摩の世界“染貫”があらわる
白薩摩の特徴である貫入(釉薬のヒビ)に色を染めた「染貫(そめかん)」は、グレーと朱色の2色。「黒もん」の変化に富んだ黒と合わせてどれもモダン。カジュアルな日常使いの器として活躍しそう。
御茶碗屋 つきの虫
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市花尾町1196-1
- 交通
- JR鹿児島中央駅からJR九州バス宮之城行きで55分、茄子田下下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00頃~17:00頃(閉店)
- 休業日
- 不定休、要問合せ
- 料金
- 染貫 豆皿=1080円(小)、1404円(中)、1620円(大)/染貫 ティーカップ=3996円/kuromon 平皿=1620円(小)、1944円(中)、2376円(大)/
【鹿児島みやげ×薩摩焼】MA THERuBA gift
伝統の白薩摩がポップでスタイリッシュに
薩摩ボタンの絵付師の室田志保さんのブランド。薩摩ボタンは、江戸末期に討幕運動などの軍資金を得るために製作されたもの。室田さんは伝統を守りながら、現代ふうのデザインで復活させた。
【問い合わせ先】TEL:099-278-7003(MATHERuBA gift <粹家創房>)
【鹿児島みやげ×薩摩焼】CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室
名窯の薩摩焼がモダンに生まれ変わった
鹿児島県歴史・美術センター黎明館内にあるカフェ&ショップ。400年の歴史をもつ薩摩焼の代表的な窯元「沈壽官窯」と、空間をトータルデザインする「ランドスケーププロダクツ」が共同制作した作品を扱う。新しい時代の「サツマウエア」を提案。
CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市城山町7ー2鹿児島県歴史資料センター黎明館内
- 交通
- JR鹿児島中央駅から鹿児島交通まち巡りバスで13分、薩摩義士碑前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~18:00、日曜・祝日は10:00~、カフェは~17:00
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休、毎月25日(土・日曜の場合は営業)、鹿児島県歴史資料センター黎明館に準じる
- 料金
- ゴブレット=7920円(黒)/HALF MOON=5280円~/
【鹿児島みやげ】薩摩切子のおすすめはこちら!
島津家二十八代当主斉彬が興した集成館事業の一つとして開発された工芸品。透明のガラスに紅や藍などの色ガラスをかぶせ、独特のカットをほどこしています。カットの深さによって濃淡を出す「ぼかし」が特色です。
【鹿児島みやげ×薩摩切子】薩摩ガラス工芸
世界に誇る薩摩切子を復元した工房
島津斉彬の死後、一度は途絶えてしまった薩摩切子を、文献などを頼りに試行錯誤を重ね、よみがえらせた。紅、藍、黄、緑、金赤など現存品の復元のほか、さらに進化させた創作薩摩切子も手がける。
薩摩ガラス工芸
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市吉野町9688-24
- 交通
- JR鹿児島中央駅から鹿児島交通まち巡りバスで34分、仙巌園前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~10:00、10:15~12:00、13:00~15:00、15:15~17:00(閉館)
- 休業日
- 月曜、第3日曜、月曜が祝日の場合は翌日休、第3日曜が祝日の場合は第4日曜(年末年始休、臨時休あり)
- 料金
- 無料
【鹿児島みやげ×薩摩切子】頌峰
海外でも評価が高いアートな薩摩切子
ガラス作家、頌峰(しょうほう)さんの作品は、繊細で緻密な文様が目を引く。ゴールドの切子や、桜の花びらをあしらった「花やか」シリーズなどが特徴。アトリエに併設のギャラリーで購入できる。
頌峰
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市川上町1965
- 交通
- JR鹿児島中央駅から南国交通吉田インター方面行きバスで33分、立平下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 休業日
- 不定休
- 料金
- ローマンオールド「オスピタリテ」(ゴールド)=104500円/オールドロック「花やか」(金赤)=91300円/
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【筆者】クロス編集事務所
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