更新日: 2024年2月16日
【當麻】で人気!おすすめの観光・グルメスポット
悲運の皇子、大津皇子が葬られたと伝わる二上山のふもとにたたずむ町は中将姫伝承が残るなど、清らかな雰囲気に包まれている。門前の風情ある坂道を上ると、広大な伽藍を誇る當麻寺が現れる。
當麻寺
ボタンと中将姫の曼荼羅
聖徳太子の弟、麻呂子が建立し、7世紀後半に豪族の当麻氏がこの地に移築した。飛鳥時代に創建され、白鳳・天平様式の大伽藍を有する當麻寺は、白鳳時代の弥勒如来像や四天王像、中将姫が蓮糸で織り上げたという當麻曼荼羅など、見どころが多い。【見学時間:約1時間30分】
中将姫伝説とは?
中将姫は、右大臣・藤原豊成の娘として生まれるが、幼くして母と死別し、継母に妬まれ命を狙われる。難を逃れた中将姫は當麻寺で出家し、仏の助けを得て、極楽浄土を描いた當麻曼荼羅を織り上げたと伝えられる。
當麻寺
- 住所
- 奈良県葛城市當麻1263
- 交通
- 近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 本堂・金堂・講堂=大人500円、小学生250円/中之坊庭園・霊宝殿=大人500円、小学生250円/写仏体験=1500円/(特別公開等により変更あり、各塔頭は別料金)
葛城市相撲館(けはや座)
相撲発祥の地で歴史を学ぶ
日本書紀に登場し、相撲の開祖といわれる當麻蹶速にちなんだ相撲の資料館。館内では本場所と同じサイズの土俵に上がることができ、番付や星取表など1万2000点に及ぶ資料がそろう。【見学時間:約30分】
葛城市相撲館(けはや座)
- 住所
- 奈良県葛城市當麻83-1
- 交通
- 近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 火・水曜、祝日の場合は開館(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 大人300円、小人(小・中学生)150円(20名以上の団体は大人250円、小人120円、障がい者手帳持参で無料)
石光寺
中将姫ゆかりの井戸がある
天智天皇の勅願寺。中将姫が蓮糸當麻曼荼羅を紡ぐ糸を染めたという「染の井」や「糸掛け桜」、日本最古の石仏といわれる弥勒石仏がある。冬の寒ボタンをはじめ、ボタンやシャクヤクなどの名所としても知られる。【見学時間:約20分】
石光寺
- 住所
- 奈良県葛城市染野387
- 交通
- 近鉄南大阪線二上神社口駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門)
- 休業日
- 無休(12月31日休)
- 料金
- 拝観料=大人400円、小学生200円/(障がい者割引あり)
立ち寄りスポット
中将堂本舗
名物の中将餅で一服
中将餅は當麻の里のよもぎを使った草餅にこし餡をのせ、ボタンの花びらをかたどったもの。テイクアウトは折り箱に8個入り800円~。
中将堂本舗
- 住所
- 奈良県葛城市當麻55-1
- 交通
- 近鉄南大阪線当麻寺駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(売り切れ次第閉店)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 中将餅と煎茶セット=400円/中将餅(テイクアウト)=200円~(2個入)・800円~(8個入)/
釜めし 玉や
炊きたてのおいしさを味わう
登録有形文化財の元旅籠で味わう絶品の釜めし。米や肉、野菜は奈良県産にこだわり、一人前ずつ目の前で炊き上げる。
釜めし 玉や
- 住所
- 奈良県葛城市當麻1242
- 交通
- 近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~16:00(閉店)、夜は予約制
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(夏期休業あり)
- 料金
- 桜御膳=1580円/釜めしセット=1980円/牡丹御膳=4980円/
茶房ふたかみ
奈良の味覚でほっこり
にゅうめんに柿の葉寿司が2個付いた、柿の葉すしセット800円が人気。にゅうめんは好みでうどんやそばに変更することも可能。
茶房ふたかみ
- 住所
- 奈良県葛城市當麻1241
- 交通
- 近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(L.O.)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- ぜんざい=600円/柿の葉すしセット=800円/
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【筆者】jigen
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まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!