更新日: 2024年2月20日
【奈良・柳生】おすすめ観光スポットをチェック!
将軍に剣術を指南した柳生家の本拠地。静けさをまとった山里は、剣豪が鍛錬に励んでいた雰囲気を今に残している。多くの伝説が語り継がれる柳生氏ゆかりの古跡をめぐろう。
芳徳寺
高台に建つ柳生藩主の菩提寺
寛永15(1638)年に柳生宗矩が建立した臨済宗の寺院で、柳生家の菩提寺。本尊釈迦如来木像や宗矩の木像があり、本堂の裏には一族の墓が並ぶ。明治時代の廃藩置県後は荒廃したが、大正から昭和初期にかけ関係者の尽力により再興。
芳徳寺
- 住所
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=大人200円、高校生150円、小・中学生100円/(障がい者手帳、療育手帳持参で割引あり)
旧柳生藩家老屋敷
柳生藩の家老・小山田主鈴の旧邸
柳生藩の財政再建に力を尽くした小山田氏の屋敷。母屋はほぼ嘉永元(1848)年に創建された当初の姿をとどめている。屋敷内には当時の武具や生活用具などが展示されている。
旧柳生藩家老屋敷
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町155-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休(12月27日~翌1月4日休)
- 料金
- 入館料=350円/(高齢者は奈良市老春手帳持参で無料、障がい者無料)
旧柳生藩陣屋跡
少し遅めの桜見物ができる
もとは柳生宗矩が寛永19(1642)年に建設した藩主の陣屋だが、延享4(1747)年に全焼。現在は史跡公園として整備され、春は奈良の中心部より遅れて桜見物ができる名所として人気。
旧柳生藩陣屋跡
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町339
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
天石立神社
一刀石の伝説が残る
本殿はなく、巨石をご神体として拝する古社。一刀石は約7m四方ほどの巨石で、中央から2つに割れている。境内には一刀石以外にもたくさんの巨石があり、いずれも山の中腹にひっそりとたたずむ。
十兵衛杉
柳生の里のシンボル的存在
樹齢約350年の老杉。柳生十兵衛が諸国漫遊に旅立つ前にこの杉を植えたとされる。落雷で今は枯れているが、葉がないために目立つ。
円成寺
数多くの文化財が残る
相應殿には大日如来坐像が祀られ、春日堂と白山堂は日本最古の春日造り社殿。庭園は浄土式舟遊式の名勝だ。
円成寺
- 住所
- 奈良県奈良市忍辱山町1273
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで30分、忍辱山下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生400円、小学生100円/(障がい者手帳持参で半額、30名以上の団体は大人、中・高校生は50円引)
十兵衛食堂
体にしみ入る素朴なおそば・うどん
柳生の特産しいたけや山菜、とろろ芋など山里の恵みを用いた麺類や定食がいただける。
十兵衛食堂
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町83-3
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉店)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月5日休)
- 料金
- 十兵衛うどん=600円/十兵衛そば=600円/とろろ定食=1080円/山菜定食=1080円/ぼたん鍋(冬期)=1730円/
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【筆者】jigen
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まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!