更新日: 2024年9月3日
秩父のかき氷と言えばここ! 注文時に迷わないおすすめメニューも紹介!
秩父にはかき氷の名店が多く、夏になると冷たいかき氷を求めてたくさんの人で賑わいます。
今回は秩父のかき氷の名店をおすすめメニューとともにご紹介!
お店もメニューもたくさんあってどれを選べばいいのかわからないという人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
目次
【秩父のかき氷屋さん】1. 阿左美冷蔵 金崎本店
まずはじめにご紹介するのは、「阿左美冷蔵 金崎本店」。明治23(1890)年から続く天然氷の製造元がかき氷を提供しています。秩父を代表するお店のひとつです。
製氷業ならではの、秩父山系の氷をふんだんに使用した豪華なかき氷が最大の特徴。真っ白な氷にかけるバラエティ豊かなオリジナルのシロップが、天然氷の魅力をさらに引き出します。
店内は和を基調とした、古き良き日本家屋。テーブル席と座敷席が用意されており、深い木の色と暖色の明かりが印象的です。
金崎本店は、本館の他に2つ別館があり、計3つの建物で営業しています。別館「蔦楽庵」と「氷極」は18歳以上のみ入店可能であり、大人だけの静かな空間での飲食が楽しめます。提供されるメニューにも違いがあり、別館はアルコールを使用したものが多いのも魅力。
阿左美冷蔵 金崎本店おすすめのかき氷:果汁スペシャルみかん・桃・ぶどう
3つのフルーツシロップがセットになった、「果汁スペシャルみかん・桃・ぶどう」。3種類の味を一度で楽しめるお得なメニューです。削ったままの氷がお皿に盛られて出てくるので、それぞれのシロップを自分でかけながら食べ進めていくシステム。
果汁が濃縮されていて甘さが際立つ濃厚なシロップを、少しずつ氷にかけてゆっくり贅沢に味わえます。一緒に食べる氷の量によって甘さの調節も可能。自分の好みの味わいを探しながら楽しめます。
阿左美冷蔵 金崎本店おすすめのかき氷:蔵元秘伝みつのかき氷 白あん
和三盆糖を使用したシロップの「蔵元秘伝みつのかき氷 白あん」。氷はふわふわしていながらも、氷らしいシャリシャリ感があり、これぞまさに天然氷の真髄。
上品な甘さのシロップで、氷本来の魅力を満喫できます。さらにそこに、白あんの優雅な甘さを追加して美味しさアップ。甘いトッピングが、主役である天然氷を引き立ててくれます。
阿左美冷蔵 金崎本店
- 住所
- 埼玉県秩父郡皆野町金崎27-1
- 交通
- 秩父鉄道上長瀞駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:30(L.O.)
- 休業日
- 木曜、7・8月は無休
- 料金
- 蔵元秘伝みつのかき氷 白あん=1300円/果汁スペシャル もも&ぶどう=1300円/オリジナルシロップ=1000円~/ミニチュア版の氷旗=500円/日本手ぬぐい=各1000円/
【秩父のかき氷屋さん】2. ギャラリー喫茶 やました
続いてご紹介するのは、「ギャラリー喫茶 やました」。こちらのかき氷は通年営業なので、夏以外の時期でも楽しめるのが嬉しいポイント。氷は秩父の名製氷業「阿左美冷蔵」から仕入れています。
テラス席ではペットと一緒に飲食することも可能です。眺めの良いテラス席で、自然を感じながらのんびりとこだわりのメニューを楽しめます。
店内では、素材にこだわったお菓子やアクセサリーも販売。明かりをテーマにしたアート作品や工芸品に囲まれて、くつろぎながら食事することができるお洒落な和カフェです。
かき氷の他にも、窯焼きピザやカラメル焼プリンなども楽しめます。こだわりのメニューをのんびり楽しみたい人におすすめ。
ギャラリー喫茶 やましたおすすめのかき氷:宇治金時
ギャラリー喫茶やましたのおすすめかき氷1つ目は、いちばん人気の「宇治金時」かき氷(1050円)。
ふわふわなかき氷に、抹茶ソースと小豆をかけて食べます。自家製の小豆を使用しており、濃厚な宇治抹茶のシロップと相性抜群。
抹茶の渋みのなかで甘い小豆の優しさが広がり、癖になる絶妙なハーモニーが楽しめます。自分でかけながら食べ進めるので、味の調節も自分好みでできるのが嬉しいですね。小豆も大粒で、食べ応えのある定番メニューです。
ギャラリー喫茶 やましたおすすめのかき氷:ほろにがキャラメル
ギャラリー喫茶 やましたおすすめのかき氷2つ目は、他ではあまり見かけない、ビターなキャラメルソースを使用した「ほろにがキャラメル」かき氷(950円)。
ほろ苦い焦がしキャラメルソースが染みこんだかき氷に、自分で甘い練乳をかけていただきます。甘みと苦みのバランスが絶妙で、濃厚な味わいが楽しめる大人なかき氷です。
最初は練乳なしで食べてみるのもおすすめ。濃厚なキャラメルソースで味付けされたかき氷はやわらかく、他ではなかなか食べることのできない贅沢な味わいです。
ギャラリー喫茶 やました
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞727ー1
アクセス:秩父鉄道長瀞駅から徒歩6分
営業期間:通年
営業時間:10:00〜18:00
休業日:不定休
料金:宇治金時=1050円/ほろにがキャラメル=950円
【秩父のかき氷屋さん】3. 元六
独自の自家製ニ八蕎麦と、コシのある讃岐うどんが自慢の「そば処 元六」。その日の天候や気温に合わせて調整を行を行うなど、並々ならぬ情熱を注いだメニューが人気のお蕎麦屋さんです。
元六のかき氷は、「毘沙門氷」を使用。毘沙門氷とは、「平成の名水百選」に選ばれた小鹿野の名水・毘沙門水で作るかき氷のこと。毘沙門水を氷結し、地元産フルーツシロップをかけ、地元陶芸家による織部焼きの器に盛った、西秩父のご当地スイーツです。小鹿野町や秩父吉田エリアで味わうことができます。
元六おすすめのかき氷:毘沙門氷 つぶつぶ苺
元六おすすめのかき氷1つ目は、ミネラル豊富な湧水を利用した氷に、甘いイチゴのシロップをトッピングした定番メニュー「つぶつぶ苺」。その名の通り、いちご本来のつぶつぶとした食感が楽しめます。
さらさらふわふわな氷と、いちごのつぶつぶ感は相性抜群!いちごは地場産品を使用しています。小鹿野町の新鮮な氷と果実が楽しめる、元六でしか味わえない贅沢かき氷です。
元六おすすめのかき氷:毘沙門氷 完熟ゆず
元六おすすめのかき氷2つ目は、地元の農家によって育てられたゆずを使用したこだわりのかき氷。ゆずの風味がしっかりと染みこんだ、濃厚な味わいが特徴です。しっかりとした味ながら爽やかさもあり、とても食べやすいかき氷です。
氷は地元の湧水「毘沙門水」を-7度の低温で凍らせて作られたものを、ふわふわに削りだした一級品。小鹿野町に来たら絶対に食べたい、地域限定の極上かき氷です。
シロップは他にも、イチゴや完熟ゆず、ブルーベリーなどのフルーツはもちろん、他ではあまり目にすることのないトマトシロップなど種類が豊富。ぜひお気に入りの味を見つけてみてくださいね。
元六
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町下小鹿野824
アクセス:西武鉄道西武秩父駅より西武観光バス小鹿野車庫・栗尾行に乗車後約30分、泉田下車徒歩1分
営業期間:通年
営業時間:11:00 – 14:00(L.O.)、夜17:00 – 20:00(L.O.)
休業日:火曜日(祝日の場合、翌日休)
【秩父のかき氷屋さん】4. Jurin's Geo
人気観光スポット「橋立鍾乳洞」のすぐ隣にある、お洒落なカフェ「Jurin’s Geo」(ジュリンズ ジオ)。テレビで紹介されることも多く、遠方からスイーツを楽しみにくる人も多い人気店です。
お店の周りは自然に囲まれており、日常から解放されたゆったりとした時間を、甘いかき氷と共に過ごすことができます。
店内は木を多く使った、落ち着きのある内装。大きな窓から見える秩父の自然に癒されます。広々としており、他の席との間隔も広めにとられているため、ゆったりと過ごせるのも嬉しいポイントですね。
Jurin's Geoおすすめのかき氷:ちちぶいちごを使ったかき氷『いちごみるくアイスミルク』
Jurin’s Geoおすすめのかき氷1つ目は、「いちごみるくアイスミルク」。
山のように盛られた真っ白な氷に、半露地栽培によって育てられたいちご「やよい姫」をふんだんに使用したシロップがたくさんかかっています。酸っぱ過ぎず、甘過ぎず、程よい酸味が特徴です。
子どもから大人まで楽しめる、甘酸っぱくジューシーな定番かき氷です。いちごのツブツブ感も残っており、やわらかな氷と一緒に噛んだ時の食感もクセになります。
Jurin's Geoおすすめのかき氷:こんな味だったよね、初恋。『甘夏レモン』
Jurin’s Geoおすすめのかき氷2つ目は、熊本・葦北町産の甘夏を使用した、爽やかなかき氷。暑い夏にピッタリなさっぱりした味わいです。
かき氷には、ホワイトレモンのシャーベットを使用。甘夏とレモンの酸っぱさが重なり合うことでコクが生まれ、甘夏の甘みと引き立て合います。柑橘系の風味が豊かで、香りも楽しめるのが特徴です。
商品のキャッチコピーの通り、例えるならまさに「初恋の味」。昔を思い出すような、どこかノスタルジックで、甘酸っぱく爽やかな、夏を感じる一品です。
Jurin’s Geo
住所:埼玉県秩父市上影森673-1
アクセス:秩父鉄道浦山口駅から徒歩15分
営業期間:5月中旬~10月上旬
営業時間:9:30〜17:00(L.O16:30)
休業日:水曜日(祝日の場合は営業)、夏季無休
料金:かき氷全15種 800円~1100円
【秩父のかき氷屋さん】5. 茶店 八兵衛
秩父鉄道長瀞駅のすぐ近く、「そば粉たい焼き」が有名な喫茶店「茶店 八兵衛」。駅から真っすぐ伸びた宝登山参道に面しており、趣のある和風な建物が特徴です。店内も昔ながらの雰囲気が漂っており、落ち着く空間。
かき氷には、地元の老舗製氷業「阿左美冷蔵」の氷を使用。屋台などのジャリジャリしたかき氷とはまったく違う、高級かき氷でしか楽しめないふんわり食感を体感できます。ボリューミーなかき氷ながら、リーズナブルな値段で味わえるので、コスパが良いと評判です。
駅から100mほどなので、暑い日にすぐかき氷を食べたい場合はおすすめ!名物のたい焼きと一緒に注文するのが定番です。
茶店 八兵衛おすすめのかき氷:カルーア
茶店 八兵衛おすすめのかき氷1つ目は、大人のかき氷として提供されている、「カルーア」かき氷(700円)。他ではあまり見かけない珍しいかき氷ですね。
カルーアは、コーヒーの風味と香りの高さがありながらも甘みの強い、コーヒーリキュールの一種。甘くてコク深いカルーアと、冷たい氷の組み合わせが最高。ほろ酔い気分で楽しめる、大人限定のメニューです!
茶店 八兵衛おすすめのかき氷:自家製梅シロップ
茶店 八兵衛おすすめのかき氷2つ目は、自家製梅ジュースの原液を使用した、「自家製梅シロップ」かき氷(700円)。梅本来の酸味と甘みが濃縮された自家製シロップが、たっぷりとかかっているのが特徴です。
食べた瞬間、一気に口の中に広がる梅の爽やかな風味。ほんのりとした甘酸っぱさが、氷の冷たさによって爽やかさを倍増させます。濃厚な梅シロップときめ細かな氷の相性も抜群!梅好きの人には是非1度食べてもらいたい一品です。
茶店 八兵衛
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞532-4
アクセス:秩父鉄道長瀞駅から徒歩2分
営業期間:通年
営業時間:13:00 – 16:00
休業日:不定休
【秩父のかき氷屋さん】6. 八幡家
囲炉裏のあるノスタルジックな雰囲気の「八幡家」。ライン下りで有名な長瀞岩畳のすぐそばにあり、秩父鉄道長瀞駅から徒歩約4分のアクセスしやすい立地です。
店内ではかき氷の他にブリキのおもちゃや、竿さし餅と呼ばれる五平餅のような郷土料理も販売。昔懐かしい体験ができるお店として人気です。
かき氷の氷は老舗製氷業「阿左美冷蔵」から仕入れており、秩父の雄大な自然から取れた氷を使用しています。
いちごやメロンといった王道のかき氷「昔ながらの氷蜜」をはじめ、宇治金時や和三盆など、贅沢な食材を使用したメニューもほとんどが1000円以下で食べることができます。抹茶や和三盆などを使用した「和風かき氷」の種類が豊富なのも八幡屋の特徴。
超大ボリュームの美味しいかき氷をコスパ良く食べられるお店として、人気の高いお店です。
八幡家おすすめのかき氷:黒蜜宇治金時
八幡屋おすすめのかき氷1つ目は「黒蜜宇治金時」(850円)。
ビッグサイズのかき氷に、小倉あんと抹茶シロップを贅沢にかけた一品です。抹茶の香り高さがなんとも食欲をそそります。ふわふわの天然氷に染みこんだ、深みのある抹茶。そこに、小倉あんの絶妙な甘みが加わり、「和」を最大限感じられる濃厚な味わいが生まれます。
とろけるようなやわらかさの氷と、つぶつぶした小倉あんのコントラストも美味しさを際立たせてくれています。味も食感も、どこをとっても最高な「和かき氷」の定番メニューです!
八幡家おすすめのかき氷:和三盆抹茶
八幡屋おすすめのかき氷2つ目は、高級和菓子などで使用される、日本古来の砂糖である和三盆糖を使用した「和三盆抹茶」(1000円)。
天然氷ならではのふわふわな氷と、和三盆ソースの優しい味は相性抜群。製氷業の発達した秩父ならではのメニューと言えます。
口どけよく、まろやかな味の和三盆。そこに抹茶の深みが重なり、高級感溢れる上品な味わいです。和スイーツ好きにはたまらない贅沢な一品。ぜひご賞味あれ!
八幡家
住所:埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞479
アクセス:秩父鉄道線長瀞駅から徒歩1分
営業期間:通年
営業時間:11:00~16:00
休業日:不定休
料金:黒蜜宇治金時=850円/和三盆抹茶=1000円
秩父に行くならかき氷を食べよう!
秩父のかき氷の名店を、おすすめメニューとともに紹介しました。
天然氷の名産地である秩父。
天然氷とは、厳冬期に自然のなかでゆっくりと生み出された氷であり、かき氷にするとふわふわで雑味のない味に仕上がるのが特徴です。
氷はもちろん、シロップにもこだわった名店がたくさんあります。そんな種類豊富な秩父のかき氷は、どれも行列に並ぶ価値アリの一品です。
暑い日には、都会の喧騒から離れて、秩父で自然を堪能しながら天然氷のかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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