更新日: 2024年12月25日
大洲の観光ナビ 伊予の小京都を観光しよう!見どころとおさんぽコースをご紹介
愛媛県の大洲(おおず)は、肱川とその河畔に建つ大洲城を中心に栄えた城下町です。
明治から大正時代の面影を残す家々が連なります。
肱川のほとりでは、夏の風物詩となっている鵜飼や地元の味を楽しむいもたきなど、一年を通してさまざまな伝統行事を楽しむことができます。
伊予の小京都と呼ばれる大洲の街並みを歩いてみましょう。
伊予の小京都と呼ばれる大洲をサクっと紹介
趣のある武家屋敷や明治時代に建てられたレンガ造りの建物が残る大洲。情緒ある町並みをのんびりと堪能するヒントはこちら。
ぐるっとめぐって2時間
町並みは肱川橋の近く大洲市中心部に広がる。商家や武家屋敷、明治時代の建物が並び、散策が楽しめます。JR伊予大洲駅から伊予鉄南予バスで4分、大洲本町で下車して観光をスタート。車の場合は、大洲まちの駅あさもやの無料観光駐車場(40台)などを利用してくださいね。
共通チケット
大洲城、臥龍山荘、盤泉荘の3館共通券は1100円。両施設で購入可能です。
大洲のメインストリートはここ!おはなはん通り
藩政時代、城下町の中心地として賑わった「おはなはん通り」。
当時の土蔵が並び風情ある町並みが続く。昭和41(1966)年放映のNHK連続テレビ小説『おはなはん』の舞台になったことが名の由来です。
大洲を代表する三大和菓子はこちら
大洲の観光おさんぽプラン オススメのルートはこちら
大洲の町は松山自動車道大洲ICから国道56号を4㎞ほど走ると到着。町中に車を停めて、風情のある通りをおさんぽしてみよう。
大洲の観光おさんぽモデルプランはこちら
大洲IC
↓4㎞
① 大洲まちの駅あさもや
↓徒歩すぐ
② 大洲歴史探訪館
↓徒歩すぐ
③ おおず赤煉瓦館
↓徒歩すぐ
④ 思ひ出倉庫
↓徒歩すぐ
⑤ ポコペン横丁
↓徒歩5分
⑥ 臥龍山荘
↓徒歩すぐ
⑦ 山荘画廊 臥龍茶屋
↓徒歩5分
大洲まちの駅あさもや
大洲の観光おさんぽスポット① 大洲まちの駅あさもや
大洲の観光拠点はココ!
大洲の観光の中心部に位置する施設。大洲の特産品が並ぶ販売所をはじめ、レストラン、観光案内所も併設されている。大洲を満喫するならまずはここへ。
大洲まちの駅あさもや
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲649-1
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉店)
- 休業日
- 無休(12月29~31日休)
- 料金
- 大洲銘菓志ぐれ(山栄堂・冨永松栄堂・丸星藤樹堂)=120円~(1個)/月窓餅(村田文福老舗)=260円(2個入り)・760円(6個入り)・1270円(10個入り)・1990円(15個入り)/残月(七寶堂)=210円(2個入り)・620円(6個入り)・1090円(10個入り)/実演販売じゃこ天=120円(1枚)/実演販売じゃこカツ=100円(1枚)/
大洲の観光おさんぽスポット② 大洲歴史探訪館
明治時代の蔵を利用した資料館
大洲と坂本龍馬に関する貴重な資料をパネルで紹介しており、いろは丸購入契約書や坂本龍馬脱藩の道の行程図などを見ることができます。
大洲の観光おさんぽスポット③ おおず赤煉瓦館
明治生まれのハイカラ建築
大洲商業銀行本店として建てられた和洋折衷の建物。館内には特産品販売所や資料館、展示室があり、休憩所としても利用できます。
おおず赤煉瓦館
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲60
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休(12月29~31日休)
- 料金
- 無料、別館は別料金
大洲の観光おさんぽスポット④ 思ひ出倉庫
扉を開けると昭和30年代へ
ポコペン横丁の奥にある蔵の中に、昔の薬屋や床屋、駄菓子屋などが並ぶ。雑貨屋の奥には昭和30年代のお茶の間があり、実際に上がることができます。
思ひ出倉庫
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲103
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:00(閉館16:30)
- 休業日
- 無休(12月29~31日休)
- 料金
- 入館料=大人200円、中学生以下100円/
大洲の観光おさんぽスポット⑤ ポコペン横丁
昭和の香りに誘われてタイムスリップ空間へいざ!
毎週日曜のみに出現するレトロ市。約20軒の骨董市や飲食店が出店し、子どもから大人まで夢中になれます。
開催日は、日曜の10:00~15:30(12~3月は第3日曜のみ)です。
大洲の観光おさんぽスポット⑥ 臥龍山荘
自然を生かした借景庭園
肱川随一の景勝地として知られる臥龍淵に臨む約3000坪の山荘。数寄屋造りの臥龍院、不老庵、知止庵の3棟が建ち、内部見学ができます。2016年に国の重要文化財に指定されました。
臥龍山荘
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲411-2
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 観覧料=大人500円、中学生以下200円/(市内在住の65歳以上無料、障がい者手帳持参で市内在住の本人とその介護者無料、20名以上の団体は2割引)
大洲の観光おさんぽスポット⑦ 山荘画廊 臥龍茶屋
抹茶と軽食が楽しめる茶屋
臥龍山荘の横に建つ。茶屋とショップ、画廊があり、庭園には水琴窟を設けています。画廊での展示がない日は休業となるため事前確認を。
山荘画廊 臥龍茶屋
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲398-6
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉店)、画廊は~16:00(閉店、日曜のみ)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は営業(展示替え期間休、年末休)
- 料金
- 絵はがき=420円~(8枚入り)/一筆箋=420円/抹茶セット(和菓子付き)=600円/(画廊使用料(1週間)30000円)
大洲観光のおすすめ立ち寄りスポット
大洲城や司馬遼太郎の『街道をゆく』に登場したスポットなど、歴史ゆかりのスポットがめじろ押しの大洲。肱川の流れが美しい城下町を散策してみましょう。
大洲観光の立ち寄りスポット 大洲炉端 油屋
重厚な店内で郷土料理を堪能
司馬遼太郎の『街道をゆく』に登場した老舗旅館の蔵跡地にある食事処。日替わり弁当や、地元野菜などを使った炉端焼が楽しめる。
大洲炉端 油屋
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲42
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:00(L.O.)、18:00~22:00(L.O.)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- すだち油そば=700円/鯛めし定食=1300円/ディナーコース=2200円~/炉端焼=400円~/
大洲観光の立ち寄りスポット さおや
ボリューム満点のちゃんぽん
鉄板焼きと一品料理で人気の店。客の大半がシメにオーダーするそばめし風のちゃんぽんは、スパイシーなソースが味の決め手。
さおや
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲200
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス宇和島行きで4分、大洲本町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:00(L.O.)、17:00~22:00(L.O.)
- 休業日
- 月曜
- 料金
- ちゃんぽん=1000円/ひげにんにくバター焼き=500円/くわ焼き=550円/和牛たたき=1800円/牛すじ煮込み=600円/
大洲観光の立ち寄りスポット 大洲城
4層4階の天守に注目
戦国時代後に戸田勝隆、藤堂高虎らが城主となった大洲城。城郭建築特有の木組みは見応えがあります。
大洲城
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲903
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス大洲病院行きで5分、三の丸下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入館料=大人550円、中学生以下220円/(65歳以上(市内在住)、障がい者手帳持参で無料)
大洲観光の立ち寄りスポット 中江藤樹邸址(至徳堂)
日本陽明学の開祖が暮らした地
江戸初期の儒学者で、日本陽明学の祖として知られる中江藤樹が住んだ屋敷跡に建つ書院。現在の大洲高校の一角に建っています。
中江藤樹邸址(至徳堂)
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲737大洲高校内
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス大洲病院行きで6分、鉄砲町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:20~16:50(閉館)
- 休業日
- 土・日曜、祝日(学校行事の関係による臨時休あり)
- 料金
- 入館料=無料/
大洲観光の立ち寄りスポット お殿様公園
大洲城本丸を眺望できる歴史公園
歴史公園として設備されており、重要文化財の大洲城三の丸南隅櫓や、国登録有形文化財の旧加藤家住宅主屋があります。
お殿様公園
- 住所
- 愛媛県大洲市大洲848-1
- 交通
- JR予讃線伊予大洲駅から宇和島バス大洲病院行きで5分、三の丸下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉園)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 入園料=無料/
伝統行事からも目が離せない、歴史のある町、大洲へ
日本三大鵜飼にも数えられる大洲のうかいをはじめとし、さくらまつりやつつじまつり、ほたるまつりなど、四季折々のイベントがめじろ押しの大洲。川や湖が舞台となる鹿野川湖カヌー大会、鹿野川湖ドラゴンボート大会なども開催され、一年中楽しむことができます。
かつての城下町をゆるりと散歩しに訪れてみたいですね。
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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