更新日: 2023年12月27日
備中松山城 最高の「雲海」を見るためのポイントを徹底紹介!
山上の城が雲海に浮かんでいるように見える「天空の城」は今や大ブーム。
全国一高所にある山城、備中松山城で大満足の“天空体験”をしてみよう!
目次
備中松山城ってこんなところ
天守の残る日本一高い山城
標高430mと天守が現存する城郭としては最も高所に建つ。山陰と山陽を結び、東西の主要街道が交差する要所であったことから、戦国時代には争奪戦が繰り広げられ、目まぐるしく城主交代が繰り返された歴史をもつ。現存の城郭は、天和3(1683)年に、当時の城主の水谷勝宗が三年がかりで大改修したもので、天守、二重櫓、土塀の一部が重要文化財に指定されています。
備中松山城をさくっと知っておこう!
・ 日本三大山城のひとつで、天守が残る唯一の山城
・ 天守は江戸時代初期の建造
・ 天然の岩盤の上に直接 積み上げられた石垣と城壁が圧巻
備中松山城までのアクセス方法
<車>
城見橋公園の駐車場に車を停めたら、登城整理バス(※1)でふいご峠に向かおう。運休の場合はふいご峠まで車で上がれる。
<電車>
予約制の乗合タクシーや、4・5・9~11月の土・日曜、祝日のみ運行のバスがある。城見橋公園へは市内循環バスで高梁運動公園下車、徒歩20分で通年アクセスが可能。
八合目のふいご峠まではこれがオススメ
【JR備中高梁駅 ふいご峠】
観光乗合タクシー
JR備中高梁駅の西出口すぐにある高梁市観光案内所から出発。前日17:00までの予約制。
高梁市観光案内所発9:50/ 11:20/12:50/14:20
ふいご峠発11:40/13:10/14:40/16:10 3500円(片道)
問い合わせ/高梁市観光案内所 0866-22-8666
【城見橋公園 ふいご峠】
登城整理バス
備中松山城の開城時間に合わせて15分間隔で運行する。運休日もあるので運行状況については高梁市観光協会のホームページで確認を。
登城整理料400円(往復)
問い合わせ/高梁市観光協会 0866-21-0461
備中松山城観光ガイド
【備中松山城コース・城下町コース(頼久寺、高梁基督教会堂、武家屋敷など)】
開催:随時
料金:1グループ2時間3000円、以降1時間ごとに1000円
【四季折々!備中高梁城下町ほっこり♪まち歩き】
開催:毎週日曜13:00~
料金:参加無料
(問い合わせ)高梁市観光協会 0866-21-0461
備中松山城の見どころ1.登城口
ぐるっとまわって約2時間
八合目のふいご峠駐車場脇にある登城口から出発しましょう!
備中松山城の見どころ2.山道
城郭までの道のりは約700m。山道や石段が続くので歩きやすい服装や靴で行きましょう。途中で野生のサル(天然記念物)に遭遇しても冷静に対処してくださいね。
備中松山城の見どころ3.大手門跡
天守をめざして歩いていくと現れる巨大な石垣。天然の岩盤と人工の石垣の見事な合作は、山城の防御の要でもあった場所です。
備中松山城の見どころ4.三の平櫓東土塀
四角い矢狭間と丸い筒狭間を備えた三の平櫓東土塀は、白と黒のコントラストが印象的。一部が現存のもので、残りは復元されたものです。
備中松山城の見どころ5.天守
現存する天守12城の中で最も標高が高い位置にあるが、天守自体の高さは約11mと最も小さい。木造本瓦葺き二層二階の層塔式の天守は、三層に見えるような意匠を施されています。内部には囲炉裏や装束の間、御社壇なども見ることができます。
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【筆者】エディターズ
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岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
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