目次
- 【姫路城の見どころ①】重要文化財 菱の門
- 【姫路城の見どころ②】重要文化財 いの門・ろの門
- 【姫路城の見どころ③】将軍坂
- 【姫路城の見どころ④】はの門
- 【姫路城の見どころ⑤】重要文化財 にの門 東方下土塀
- 【姫路城の見どころ⑥】重要文化財 にの門
- 【姫路城の見どころ⑦】ほの門
- 【姫路城の見どころ⑧】重要文化財 水の門
- 【姫路城の見どころ⑨】国宝 大天守
- 【姫路城の見どころ⑩】重要文化財 備前門
- 【姫路城の見どころ⑪】重要文化財 りの門・太鼓櫓
- 【姫路城の見どころ⑫】お菊井戸
- 【姫路城の見どころ⑬】重要文化財 リの一渡櫓・二渡櫓
- 【姫路城の見どころ⑭】重要文化財 ぬの門
- 【姫路城の見どころ⑮】るの門
- 【姫路城の見どころ⑯】三国堀
- 【姫路城の見どころ⑰】西の丸にも必ず寄ろう!
- 【姫路城】ARやAR機能で城の歴史や建築を深く楽しめる
- 【姫路城】売店は2か所ある
【姫路城の見どころ⑧】重要文化財 水の門
大天守の前まで通じる、水の一門から水の六門まである6つの門。いずれも防備のために、人がすれ違いにくい、小さく狭い下り坂になっている。
石不足を補った「姥が石」
秀吉が築城の際、石不足で困っていると聞きつけた餅屋の老婆が石臼を差し出したとされる石。ほの門をくぐった右手、水の一門近くの石垣にある。
【姫路城の見どころ⑨】国宝 大天守
姫路城見学の目玉である、真っ白な大天守に到着。城本来の姿を追求した外観から内観まで、じっくりと見学しよう。
大天守は見た目と内部が異なる
大天守は約15mの石垣に高さ約31mの木造建物が乗った構造。外から見ると屋根の形などから5階建てに見えるが、実は地上6階、地下1階の7層になっている。
戦時中は「黒鷺城」になっていた
白鷺城ともいわれる大天守は太平洋戦争中、敵の標的にならないよう黒い布で覆われたことがある。おかげで2度の大空襲に遭いながら戦災を免れ、現在の姿をとどめている。
実は競売にかけられたことがある
明治時代初頭、全国各地で城の整理が行われた際に姫路城も競売にかけられた。だが、城の整備に莫大な費用がかかることから落札した人が権利を放棄したとか。
大天守の中の主な見どころ
【姫路城の見どころ⑩】重要文化財 備前門
本丸の出口にある、備前丸を守るために設けられた門。この門から北側は見学制限エリアになっているので、南側の「りの門」へ進んでいく。
石垣に古墳の石棺が使われている
備前門の左右の石垣の角部分には、四角い大きな石が積まれている。これは近くの古墳から運び出した石棺だったとか。
【姫路城の見どころ⑪】重要文化財 りの門・太鼓櫓
りの門は秀吉の義弟、木下家定時代のものと伝わる。この門の横に建てられている、時や戦の合図を告げるための太鼓櫓も見学しよう。
いろいろな形が見られる狭間
狭間は、城を守る城兵が矢や鉄砲を敵に撃ちかけるため、壁に開けられた穴。丸や三角、四角など穴の形がさまざまな点がおもしろい。
【姫路城の見どころ⑫】お菊井戸
りの門をくぐると、少しひらけた二の丸に出る。スペースの中ほどに怪談「播州皿屋敷」が伝わる「お菊井戸」があるので見学を。
【姫路城の見どころ⑬】重要文化財 リの一渡櫓・二渡櫓
石落としや狭間を備えた櫓。リの一渡櫓には明治・昭和・平成時代に造られた大天守のしゃちほこが展示されている。
【姫路城の見どころ⑭】重要文化財 ぬの門
二の丸から「いの門」方面をつなぐ門。豪華に装飾された二重の櫓門で、全国で現存するのは姫路城だけという。
人の顔のような鏡石
二の丸から「ぬの門」を抜けた右手にある石垣に、よく見ると人の顔のように積まれた「鏡石」がある。別名「人面石」ともいわれ、呪術的な意味で積まれたとも。
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【筆者】jigen
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まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!