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姫路城の見学ルートを解説 見どころを押さえて歩こう

jigen

更新日: 2024年7月23日

姫路城の見学ルートを解説 見どころを押さえて歩こう

広々とした姫路城には、大天守をはじめ長い歴史を感じる見どころが盛りだくさん。
しっかり見て回ると約2時間はかかります。
見どころを先に記事でチェックして、実際の見学の際にお役立てくださいね。

のんびりと散策を楽しみながら、城郭内の隅々までをじっくりと見て回りましょう。

※見学ルートは時期や混雑状況により紹介内容と変わる場合もあります

【姫路城の見どころ①】重要文化財 菱の門

桃山時代の優雅で華やかな文化が感じられる、城内最大の櫓を備えた姫路城の玄関口。白漆喰庇付き出格子窓や、正面の冠木に飾られた「花菱」をチェック。

【姫路城の見どころ①】重要文化財 菱の門

門の名前の由来はコレ

左右の木製の柱の上に、菱の葉を花びらのように組み合わせた木製の模様が施されている。この「花菱」が菱の門の名の由来だとか。

門の名前の由来はコレ

これが花菱

【姫路城の見どころ②】重要文化財 いの門・ろの門

菱の門をまっすぐに進むと、いの門→ろの門の順に行き当たる。どちらも古い様式の脇戸付き高麗門で、切妻造り・本瓦葺きの屋根が美しい。

【姫路城の見どころ②】重要文化財 いの門・ろの門

いの門

【姫路城の見どころ②】重要文化財 いの門・ろの門

ろの門

【姫路城の見どころ③】将軍坂

かつての人気TV番組「暴れん坊将軍」の撮影で使われたことから「将軍坂」と呼ばれている石段の坂道。いかにも城内らしい坂道が風情たっぷり。

石段は上りにくくなっている!?

姫路城にある石段は段差にバラつきをつけて足元を不安定にしたり、角を丸くして滑りやすくしたりなど、敵が侵入しにくくする工夫がなされている。

石段は上りにくくなっている!?

将軍坂の石段は平坦ながら段差がさまざま

石段は上りにくくなっている!?

はの門の石段は角が丸く加工されている

【姫路城の見どころ④】はの門

大天守までの見学ルートの、中間点に位置する櫓門。門を進むと石垣が出っ張っており、行き止まりかと思わせる。

【姫路城の見どころ④】はの門

有事の際に土砂で封鎖できるような造りになっているそう

【姫路城の見どころ⑤】重要文化財 にの門 東方下土塀

「はの門」から「にの門」へは、石垣の土塀沿いに歩いて突き当たりをぐるっとUターンするように進む。この構造は敵を袋のねずみにする仕掛けだそう。

珍しい「クロス瓦」がある

はの門をくぐってすぐ、にの門を見上げると十字の鬼瓦「クロス瓦」が見学できる。これはキリシタンだった黒田孝高(官兵衛)の名残とも、魔除けともいわれている。

珍しい「クロス瓦」がある

【姫路城の見どころ⑥】重要文化財 にの門

天井が低く通路が直角に曲がっている上に、上り坂になっている変形櫓門。敵が通過しにくいようにこのような複雑な構造になっている。

【姫路城の見どころ⑥】重要文化財 にの門
【姫路城の見どころ⑥】重要文化財 にの門

厳重な鉄板張りの門扉で内部は曲がり道

【姫路城の見どころ⑦】ほの門

姫路城の中枢・本丸の入り口にある門。「はの門」と同様、万一の場合に埋めやすいよう、頭をかがめてくぐるほど低く造られている。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】jigen

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