更新日: 2024年2月16日
【高知タウン】よさこい祭り!見どころ&楽しみ方!
老若男女が華麗な衣装に身を包みエネルギッシュに踊る、高知の夏を象徴する祭り。200前後のチーム、2万人もの踊り子が集結し、街が祭り一色に染まる。
よさこい祭りってどんな祭り?
始まりはいつ?
昭和29(1954)年、戦後の荒廃した生活と全国的な不況の中で市民を元気づけ、商店街の活性化を目指す祭りとして発足。
競演場と演舞場のちがいは?
競演場は、「よさこい大賞」や「金賞」「奨励賞」などの審査会場となるため、白熱した踊りが繰り広げられる。大型ステージが設置される会場もある。また、自由な雰囲気の演舞場では、観客の間を踊り子たちが練り歩くなど、間近で踊りを見ることができる。
踊りを見るのは有料?
追手筋本部競演場の桟敷席のみ有料。それ以外の会場は無料で踊りを見ることができる。各チームは出場会場をまわりながら踊りを披露する。
行く前に知っておこう!
●駐車場
中央公園の地下駐車場やはりまや橋の地下駐車場が便利。はりまや橋から県庁方面へ向かう電車通り沿いにはコインパーキングも。
●雨天の場合
よほどの豪雨でない限り予定通り開催。屋外の会場には雨よけがないため、傘の持参を。
●トイレ
中央公園や追手筋本部競演場の西の端などに仮設トイレを設置している。
●交通規制
追手筋本部競演場など一部の会場では交通規制があり、混雑するので注意。会場周辺の交通規制は、よさこい祭振興会のHPでチェックしよう。
●宿
高知市内のホテルは一年前から予約が入りはじめ、半年前にはすでに満室状態ということも。予約は早めにしよう。
●よさこい祭り問い合わせ先
高知商工会議所内よさこい祭振興会 088-875-1178
http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/
よさこい祭りの6大要素に注目!
1.衣装
浴衣と衣笠をまとった正統派からハッピや着物、民族衣装風まで、チームカラーを打ち出したバラエティ豊かな衣装はまさにアート。審査対象になるため、どのチームも力が入っている。真夏の祭典だからこその快適性や踊りやすさも考慮したデザインに注目。
2.踊り
唯一の決まりは「鳴子を鳴らし前進する踊りであること」のみ。あとは笑顔で楽しく踊るだけ! 100人前後の踊り子たちの息の合った群舞は、圧倒されるほど迫力満点。
3.音楽
曲のどこかに「よっちょれよ、よっちょれよ・・・」の『よさこい鳴子踊り』のフレーズが入っていればOK。ロックあり、サンバあり、レゲエありとジャンルも自由。
4.鳴子
元々は田畑でスズメ追いの道具として使われていたという。朱色に黄色と黒の昔ながらのものから、衣装に合わせたオリジナルまでさまざま。鳴子の打ち方も審査対象となるため、踊り子たちはまず鳴子の鳴らし方から練習する。手首のスナップを効かせるのがコツ。
5.地方車
ドライアイスが吹き出たりネオンを灯したりなど、踊り子を先導する派手な装飾を施したトラック。チームのシンボルで音楽の発信源である地方車は、バンドの生演奏など動くライブステージでもある。
6.メダル
各競演場、演舞場(一部除く)ごとに審査し、笑顔で元気な踊り子に授与される。なかでも追手筋本部競演場でミス高知より授与される朱色の花メダルはピカイチ。ほかに木製メダル、鳴子メダルなどがある。
飛び入り参加していっしょに踊ろう!!
「見ているだけじゃつまらない」と思ったら、ぜひ当日参加できるチームに加わって踊ってみよう。本番前に簡単な振り付けで練習を行なうので、安心。
あったか高知踊り子隊
県外からの参加者が対象で、10・11日の17時から、高知市役所前広場(予定)で先着順に受付。参加費2500円(鳴子と土佐和紙のハッピ付)。
088-823-5941(あったか高知踊り子隊実行委員会)
市民憲章よさこい踊り子隊
10・11日の14時から、高知追手前高校グラウンドで受付。紙ハッピ代500円。鳴子は持参すること。
088-823-9080(高知市地域コミュニティ推進課)
【Check!】高知よさこい情報交流館
よさこい祭りの情報はココでキャッチ!!
よさこい祭りの情報発信拠点。祭りの歴史を大型スクリーンで上映するコーナーや、歴代の受賞チームなどの衣装を展示するコーナー、大型スクリーンを見ながら鳴子を持って踊りを体験できるコーナーなどがある。
高知よさこい情報交流館
- 住所
- 高知県高知市はりまや町1丁目10-1
- 交通
- JR高知駅からとさでん交通桟橋線桟橋通5丁目行きで5分、はりまや橋下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:30(閉館)
- 休業日
- 水曜(12月29日~翌1月1日休)
- 料金
- 無料
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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