

更新日: 2024年8月8日
【高知城歴史博物館】話題の注目スポットをチェック!
高知城の追手門前にオープンした、貴重な歴史資料や美術工芸品の数々を展示する注目スポット。ぜひ高知城とあわせて訪れよう。
高知県立高知城歴史博物館
2017年3月OPEN
土佐藩主山内家に伝わる美術工芸品や古文書など、土佐藩・高知県ゆかりの歴史資料を約6万7000点収蔵、展示する。実物資料の展示が中心で、年間を通して多彩な企画展も開催。3階の高知城展望ロビーからは、高知城と追手門、山内一豊像までが一望できる。
高知県立高知城歴史博物館
- 住所
- 高知県高知市追手筋2丁目7-5
- 交通
- JR高知駅からとさでん交通桟橋線桟橋通5丁目行きで5分、はりまや橋でとさでん交通伊野線伊野方面行きに乗り換えて4分、高知城前下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00、日曜は8:00~
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入館料=大人500円、高知城セット券付800円、高校生以下無料/企画展=大人800円、高知城セット券付1040円、高校生以下無料/(団体20名以上は常設展400円、企画展開催期間中640円)
【注目1】建物&素材
高知の貴重な歴史資料を未来へと運ぶ「船」をモチーフにした建物。土佐漆喰の柱から、県産材の檜や土佐打刃物の装飾を施した壁、土佐和紙を使った天井などが見られる。歴史や伝統を踏まえつつ、近代的なイメージを併せもつ建築となっている。
高知城展望ロビーからの眺望
館内には檜の見事な壁が広がる
スタイリッシュな外観
【注目2】文化財&資料
導入展示室と、3つの展示室からなる。各室2か月ごとに展示品の入れ替えが行なわれ、特別展示室ではさまざまな企画展が予定される。基本的に「本物」が展示されるので、貴重な歴史資料の実物が見られるチャンス。音声ガイド案内は、日本語をはじめとした5か国語と土佐弁による解説まで幅広く対応。
※随時、展示替えが行なわれるため、必ずしも紹介した文化財や資料が見られるわけではありません。
山内家伝来の美術工芸品が並ぶ特別展示室(企画は一例)
坂本龍馬書簡 中根雪江宛
龍馬直筆の封紙まで当時のまま残る新発見の資料を、開館と同時に初公開(現在はレプリカ展示)。2018年3月までは順次異なる坂本龍馬書簡の真筆を展示している。
黒羅紗地菱繋鍋蓋文三柏葉紋付陣羽織
5代藩主豊房のものと伝えられる。黒羅紗の単仕立て、背上部には家紋の丸三柏の大紋が。
兎耳形兜
4代豊昌所用のウサギの耳をかたどった奇抜な兜。後退しないウサギにあやかっている。
金梨地丸三柏紋鳳凰蒔絵螺鈿糸巻太刀拵
螺鈿と金貝で山内家の家紋丸三柏紋と鳳凰を現す。儀礼や贈答用といわれる。
高知城歴史博物館キャラクター やまぴょん
イベントなどで登場することも。兎耳形兜をかぶっている。
1階
オリジナルグッズをはじめ、高知のおみやげがそろうミュージアムショップ。
2階
「珈琲館イストワール」では高知城の姿を眺めながら休憩ができる。ウインナーコーヒー550円など。
観覧料を支払わなくても利用できる。
直に高知城が望めるテラスからの眺めは格別!
3階(有料)
展示室2では「志国高知 幕末維新博」のメイン会場としての特集展示を随時開催。(一例)
大きなタッチパネルの、侍や商人、気になるスポットをタッチすると豆知識を教えてくれる。
高知城を30分の1サイズで忠実に再現した模型。非公開部分や断面も見られる。
歴史大年表と土佐国の絵地図がある導入展示室。
【注目3】体験&催しもの
さらに深く歴史を知るための講座や体験、イベントも充実。3階展望ロビーの一角には所蔵資料のレプリカを着用できる体験コーナーがあり、子どもから大人まで楽しめる。
体験コーナー
ど派手な陣羽織や奇抜な兜などがずらりと並ぶ。武将気分で記念撮影をしよう。
城博講座
学芸員による講座。展示や資料について特色や魅力を紹介する。
催しもの
季節、伝統行事に合わせた催し、史跡を見学する散策会などのイベントが盛りだくさん。
おすすめみやげ
高知城歴史博物館のオリジナルグッズを一部ご紹介。旅の思い出にぜひ。
クリアファイル 各324円
やまぴょんマスコット 540円
山内家資料 生菓子図案集 540円
トートバック 864円
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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